サツキ咲く智積院へ

京都も例年に比べて早い梅雨入りとなりました。ちなみに昨年が6月13日で18日も早くうっとしい季節になりました。
先週、智積院へ行ってきましたので、その模様です。

2009年の紅葉の模様はこちらをご覧下さい→http://68971846.at.webry.info/200912/article_1.html

                           http://68971846.at.webry.info/200912/article_2.html


真言宗智山派 総本山智積院

 智積院のある東大路七条は、東山三十六峰のひとつ阿弥陀ケ峰のなだらかな山裾を背に伽藍を広げています。真言宗智山派として全国三千余カ寺を擁す総本山です。


総 門

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東大路七条通りの突き当たりにあるので目立ちますが、ここからは出入りできなくて、ここから少しだけ下がったところから入ります。

参考までに、この総門を北に登って最初の道を右に入り(東へ)、登って行くと阿弥陀ケ峰の山頂近くに豊国廟があって、そこに豊臣秀吉公のお墓があります。


冠 木 門

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総門を下がって最初の道を入ると直ぐに、冠木門が見えると思います。ここをまっすぐに進むと金堂に、左に入ると拝観受付所があります。


拝観受付所と講堂

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右に見える拝観受付所で拝観料500円を払い中へ。、長谷川等伯の襖絵が見られる収蔵庫名勝庭園が見られます。先に収蔵庫を案内されましたが、庭園の方を先に見に行きました。


講堂前の「高浜虚子」の句碑

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1930年(昭和5)に智積院を訪れて「ひらひらとつくもをぬひて落花かな」と詠んだ句。


名 勝 庭 園

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講堂の東の参道に出ると庭園が見えます。 上、向こうに見えているのは宸殿 下、木々で見えませんが稲荷大明神

次に玄関から大書院に上がって庭園を座ってゆっくり鑑賞します。

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利休好みの庭と伝えられ中国の廬山を模って造られた。もう少しサツキが綺麗に咲き誇っているのと思ったけど、こんなもんでしょうか?


一文字型手水鉢

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大書院東側にあり


大書院の襖絵

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等伯筆「楓図」・息子久蔵筆「桜図」・上段の間に「松に立葵図」の模写。本物は収蔵庫にありますが当時の雰囲気が伝わります。


宸殿とサツキ

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大書院北側の庭園、ここはサツキが綺麗に咲いてます。宸殿内は非公開。


庭園と鷺

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ここに来てからずっとが同じ場所にいました。しかも動かずに、帰る時も確認しましたがまだいました。 上の写真もが写ってます。探して見て下さい。


唐門と講堂前庭

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ここを出て、等伯襖絵を見に収蔵庫へ。


収 蔵 庫

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国宝・長谷川等伯「襖絵」をゆっくり鑑賞しましょう。

境内は自由散策です。まず金堂から


金 堂

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徳川綱吉の生母桂昌院の寄付により1705年(宝永2)に建立、1882年(明治15)の失火で焼失後、1975年(昭和50)に鉄筋コンクリート造りで再建された。

次に南隣の明王殿


明 王 殿


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1990年(平成2)に大雲院より移築された。上、明王殿を横から撮ったもので、向こうに見えているのが、智山派総務庁  中、京都13仏霊場の第一番札所近畿36不動尊霊場第20番札所の旗がひらめく。(写真撮った時はやんでました)  下、明王殿前でシロツメグササツキが綺麗に咲いてました。

最後に鐘楼堂


鐘 楼 堂

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ここは紅葉が素晴らしいです。紅葉の名所でないので訪れる人は少ないですので穴場ですよ。

智積院には金堂の北側の階段を登ったところに大師堂や鐘楼などがありますが、前回行ってるので今日は行かず。 天気予報はそんなに良くなかったんですが、夕方になっても予想外に晴れて、また気温も上がってバテました。

ここ智積院は僧侶たちが出会うたびに、向こうから挨拶をしてくれます。また、金堂や明王殿で写真を撮ってて、向こうから僧侶が来られたので横切られると思いシャッターを押すの待っていたら一向に来られないので、見てみたら写真撮り終わるまで待っててくれました。おまけに「いいですか?」と聞いてくれます。実は、前回訪れた時もそうだったんです。本当に気持ち良く帰れました。

ここの庭園は東向きにあるため、写真を撮るのは昼過ぎ夕刻までがいいかと思います。 前回は朝一番に行ってますので、比較したらわかりますが、朝は逆光で陽があたりませんので参考にまでに。



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