大覚寺「源氏蛍千匹放生会」へ

昨夜のことですが、旧嵯峨御所大覚寺門跡(大覚寺)源氏蛍1000匹を野に放たれる放生会に行ってきました。

大覚寺は、源氏物語・光源氏のモデルとされる源融の父、嵯峨天皇の離宮跡にあります。物語にも登場するホタルで安らぎを感じてもらおうと初企画されました。放生会とは、捕獲した生き物を野に放し殺生を戒める宗教儀式ですが、あまりの人出で全く見えず。


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放生会は19時からで、19時40分頃に放たれる予定であったため、「その時間に間に合えば」と思い家を出ましたが、いつもはこの時間では車なんか殆ど走ってないのに、車は大覚寺へ向かうし、人出は多いし、着いてビックリ長い長い行列ができてました。

この看板は、バス停・タクシー乗り場前にありまのすが、ここから行列が・・・・。 てっきり大覚寺大沢池放生会があるものと思っていた私が悪かったんですが、雨が降る中、20分並びました。 写真は帰りに撮ったものです。

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普段の拝観入口とは違い、通常は閉まっている宸殿前庭園の門から入りました。

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放生会御影堂前の舞楽台でやってるようですが、人が何重にも取り囲んでいるので全く見えません。来るのが遅かったと言うか、入れる人数が多すぎ。

傘をさして暫く仕方なくウロウロしてましたが、ここで照明が消され歓声が沸き上がると、見上げると蛍が舞い始めてました。一斉にカメラのフラッシュがたかれました。

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光方向にシャッターを押しましたが、多分写っているのは雨粒かも 蛍の光もあるかも知れませんが、わかりません。

沢山の蛍が放たれたので、中には見に来ている人の帽子や服に止まってたり。また少ないですが木々に止まってたり、生の蛍を見た事がなかったんで、それなりに良かったでしょうか・・・・。 それにしてもここで放してもフラッシュを浴び、近くに水が無いのにどうなんでしょう・・・・。

放生会が終わった後、宸殿や御影堂が開放されたので、拝観料800円の元を取るため? 上がりましたが、ここは地元なので何度も来ているので新鮮さは無かったです。ただ、いつもより照明は明るかったのが幸いでした。

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宸殿内の襖絵。写真が撮れるので多分レプリカ。

宸殿や御影堂・五大堂なんか見た後帰路に着きましたが、出てからもビックリ。バス停でバス待ちの人の大行列。大覚寺前の道(一条通りの方向)が大渋滞(バスの出合いが困難な狭い道なので、バスが動けない)。 地元の私は空いた道から帰りましたが、流石タクシーはこの道は知ってたのか、タクシーだけは何台も通っていました。

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大覚寺門前の小川。ここまで飛んでくれば蛍も増えるんでしょうが・・・・。

東日本大震災の犠牲者の供養も兼ねて、今年初めて実施されました。もし来年、放生会があっても行きません。 人が多いのと、やっぱり大沢池でやらないと、蛍が可愛そう・・・。 拝観料も普段より割高だし・・・・。 朝が早い私は夜が苦手だし、行列も疲れました・・・。



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