第36回 京の夏の旅 文化財特別公開 木戸孝允旧邸・達磨堂へ

ヴォーリズ設計の駒井家のあと、木戸孝允旧邸・達磨堂へ行きました。

 木戸孝允は、勤王の志士・桂小五郎として知られ、昨年の龍馬伝では谷原章介さんが演じてました。桂小五郎のちの木戸孝允の旧邸跡で、現在は2階建ての建物と達磨堂のみが残っています。

 現存する2階建ての建物は、元は近江家下屋敷「河原御殿」だったもので、江戸後期まで遡ります。また、達磨堂は大正12年に建てられたもので、孝允の子息・忠太郎のだるまコレクションの陳列堂となっています。

 この木戸孝允旧邸も、地図を見てわかりずらいと思いますが、「河原町丸太町」バス停下車徒歩5分もかからないと思います。 丸太町土手町通りを南に下れば「石長本館菊園」が見えて来ますので、そこを左に入ればすぐです。


木戸孝允旧邸前

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上、職員会館かもがわの前に受付があり、料金600円 10時~  下、明治天皇行幸所木戸邸の石碑(明治天皇が病気療養中の木戸孝允を見舞われたもの、後でガイドさんより説明を受けました)


木戸孝允旧邸

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実際の旧邸は、隣のホテル敷地まで及びほど広大であったようですが、現在は当時茶亭として使われた建物のみ現存しています。 京都御苑内にある「拾翠亭」に通じ、近世後期の公家邸遺構の傾向を示しています。 先に内部を見学したあと、外観を見ました。室内では1階・2階でガイドさんより説明がありました。


木戸孝允旧邸の内部(1階)

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大きな丸窓が特徴で、広さは10畳一間です。 だるま型の火鉢と木戸孝允の略年表と写真がありました。 病気療養中の木戸孝允を明治天皇が見舞われた話しをガイドさんから聞き、天皇が見舞われるのが異例で天皇の信頼が厚かったでしょうね。その石碑がこの旧邸の横と入口にありました。


木戸孝允旧邸の内部(2階)

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2階は立ち入り禁止でした。理由は床がぬけるから ここから東山三十六峰が見渡せて大文字も綺麗に見えるらしい。


旧邸前庭

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ここから小雨が降り出したが、暑さをしのげてよかったです。落ち着いたお庭でした。

次に達磨堂に行ってくださいと案内されましたので、達磨堂へ


達 磨 堂

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窓も達磨型 さまざまな達磨が展示してあります。

この木戸孝允旧邸・達磨堂は、隣の「かもがわ」にて、飲み物のサービスがあり珈琲・紅茶・りんごジュース・オレンジジュースの中から一つ選んでいただけます。


職員会館かもがわ

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少し得した気分に

ジュースをいただいたあと、帰路に着きました。ガイドさんかより説明があったので、隣の「いしちょう」さんにある石碑を見て帰ることに。

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木戸孝允旧邸に建つホテル。その石碑がありました。

今日は、二カ所を廻っただけで帰路に着きました。なお、駒井家住宅からここに向かったバスは、京都市バス204号系統でしたが、この204号系統は銀閣寺前下車で「」白沙村荘・橋本関雪記念舘へ、東天王町下車で「南禅寺大寧軒」、岡崎道下車で「並河家住宅」へ行くことができます、参考までに。



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