第36回 京の夏の旅 文化財特別公開 白沙村荘~橋本関雪記念舘~へ その2

その1から続き

存古楼の西側に持仏堂がありますが、その前に夕佳門をくぐります。


夕 佳 門

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屋根のなだらかな曲線が美しい。


持 仏 堂

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地蔵尊立像(重要文化財・鎌倉時代)を安置。通常は2月26日の間雪忌などに公開されています。内部は撮影できません。


舞 台 石

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持仏堂前にあり、平らなに鞍馬石「鬱勃縦横」と刻まれている。この石をを使って石原裕次郎さんと宇野重吉さんで松竹梅の有名なCMを撮られたとガイドさんより聞きました。

次に展示室に行くように案内されますが、その前に羅漢仏を目にします。


竹林の中の羅漢仏

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竹林の中に多くの石仏があるのは、関雪が古美術愛好家としての優れた鑑識眼をもち、内外の美術品を数多く集めたことでも知られています。


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半夏生も植わってますが、元の緑色になりつつあります。不思議な花?ですね、白くなったり緑になってり。

この奥に関雪の作品が鑑賞できる展示室があり、橋本関雪の作品が見られます。

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中では説明はありませんが、ゆっくり鑑賞できます。


数々の石仏

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様々な石灯籠

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正嘉元年在銘灯籠(鎌倉時代)

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旧京都大仏殿灯籠(桃山時代)

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笠原灯籠(鎌倉時代)

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観音石幢(桃山時代)

橋本関雪が一人でこつこつと集めたんでしょうね、感心しきりです。画家の目で作られた庭園は、また一味違った趣がありました。5年後に庭園が整備されるころにもう一度再訪したいです。

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