南禅寺天授庵へ

臨済宗南禅寺派大本山 塔頭 天授庵

せっかく南禅寺まで来たので、大寧軒だけで帰るのはったいないから、天授庵に寄りました。天授庵には平成22年度 京都春季非公開特別公開で訪れて以来です。 その時は通常非公開でしたが、いつからなんでしょうか通常
拝観になっていました。

この天授庵前の看板に、桔梗と睡蓮が咲いていると書いてあったので、入ってみました。


山 門

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庫 裡

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拝観受付の正面に庫裡があり、覗いてみましたが本堂内は非公開ということで、上がることはできません。

矢印にしたがって庭園に進みます。


庭園の入口

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門前にも咲いている桔梗を見たあと、門をくぐり庭園に出ます。


本堂北庭の桔梗

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先週訪れた東福寺天得院に比べると少ないですが、間近で見られます。桔梗はここと庫裡前にも咲いています。


本堂東庭

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本堂へ通じる石畳と、白砂と苔のなかに方形の板石と、角と角を接して組んだ幾何学模様が美しい庭園。秋の紅葉とライトアップは見事らしい。明治時代の作庭ですが、石畳は創建当時のまま残る。


南庭への入口

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秋の紅葉の見事さも想像できますが、緑もまた美しい。

南庭には大小二つの池があります。本堂東庭は、枯山水庭園ですが、南庭は池泉水遊式庭園で南北朝時代の特色をあらわしている。


南 庭

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昼間でも緑覆われ薄暗い。

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睡蓮の花が咲いている美しい池。鎌倉末期・南北朝時代に作庭された庭を見ることができ良かったです。


書 院

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庫裡の中は覗きましたが、上がることができません。特別展の時、寺宝である長谷川等伯の襖絵を見ることができました。

先ほど行った大寧軒と違って、ここは空いてました。数は少ないですが、桔梗や睡蓮も咲いており、お得でした。秋の紅葉やライトアップも見所なんでその時期にも訪れようかと思いました。



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