第36回 京の夏の旅 文化財特別公開 ヴォーリズの洋館 駒井家住宅へ

 遺伝学者であった駒井卓博士の洋館で、名建築家ヴォーリズの設計による昭和初期の洋館の代表作である駒井家住宅へ行ってきました。

 駒井家住宅は閑静な北白川の住宅街にひっそりとたたずんでます。 今年の第36回「京の夏の旅」で文化財特別公開されましたので、初めての洋館を見に行きました。

 駒井家住宅には、京都市バスで行きました。 京都市バス停「伊織」下車、徒歩2分程度です。(上終町京都造形芸大前バス停からは徒歩5分程度、また、叡山電鉄「茶山駅」徒歩10分ていどでしょう)

  「伊織」バス停を降りると東に進むと川沿いの道がありますので、それを南に下ると橋があります。それを渡れば小さい看板が出てますので、それにしたがって進むと駒井家住宅の前にでます。(地図ではわかりずらいですが、入口は川沿いの道の方です、最後に地図を添付します)


駒井家の玄関

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入って左に受付所があり、料金600円 10時~ 受付所前に玄関がありますが、庭を進んで東側から入ります。

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駒井家の外観

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ここで靴を袋に入れて、中に入ります。1階と2階でガイドさんより説明があります。

バンフより、外観は当時アメリカで流行していた、アメリカン・スバニッシュ様式を基調とした意匠になっており、屋根は切妻屋根の赤色桟瓦葺で、外壁面はモルタルのスコッタ仕上げになっています。

1 階

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上、「京の夏の旅」の表紙に使われている、居間から見たサンルーム。 下、サンルーム

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和室でこの洋館唯一でした。

広い居間と奥にサンルーム、築84年ですが、大切に保存されてたんだろうと思ったしだいです。素敵な空間でした。


ステンドグラス

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1階から2階へ、説明では、西日があたると黄色に部屋が輝くそうです。


2 階

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2階にもサンルームがあり、比叡山や大文字山が一望できる素晴らしい眺望ですが、今日は曇り空のため霞んでいました。


2階には、書斎(立ち入り禁止)と寝室が2部屋あり、また屋根裏には収納庫がありました。

2階からの眺望

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上、広い庭  下、東山連峰

1階・2階を見終わったらそろそろ団体客が入ってきました。ガイドさんより「温室に休憩所を設けて冷たいお茶でも飲んで下さい」と案内があったので、温室へ。


温 室

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ここに座って冷たいお茶をいただきました。本当良く冷えてて美味しかったです。しかし、殆どここには来なかったですね、もったいない。 今日は暑くもなかったためでしょうか。

ヴォーリズの設計の洋館というより、洋館は初めてでした。 見所が多くてクリスタルのドアノブなんかも。 ガイドさんが言っていた西日があたると黄金色に輝くらしので、夕方もう一度行きたいけど多分行けないだろうなぁ。

再び、市バス「伊織」バス停から、次の目的地「木戸孝允旧邸・達磨堂」に向かいました。この模様は後日で。



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