世界文化遺産・五箇山へ

毎年、年一回の旅行を今年は、金沢にしました。　各電力会社の節電要請もあって当初の予定より二転三転した結果、金沢に落ち着いたしだいです。

ＪＴＢの個人旅行プランを利用、オプションで世界遺産ツアー五箇山・白川郷を選びました。

京都を特急「サンダーバード」で出発。乗り鉄ではありませんが、サンダーバードに乗れたことは素直に嬉しい。以前の「雷鳥」は乗ったことがありますが、サンダーバードは初めて。　京都から2時間7分で金沢に到着。金沢駅からタクシーにて先ず世界文化遺産・五箇山へ。


菅沼合掌造り集落

金沢駅から約一時間で到着。「前日は土砂降りのため霞んで見えなかったけど、良かったね」と言われたが、天気予報は今日も明日も雨降りの予報で、そんなに喜べない　当初は車窓の予定が、無理を言って止めてもらい写真を撮りました。


村 上 家(重要文化財)

残念ながら、8月24日(水)は、定休日でお休み。運転手さんから「俺のせいじゃねえよ」と言われましたが、ここは民謡も見られるみたいです。仕方ないです。

運転手さんの説明によると、ここ五箇山は江戸時代、加賀藩の流刑地となっていた地域だったそうです。

その罪人が収容されていた、流刑小屋があるので「村上家が休みやし、代わりに見て貰います」ということで案内されました。


流刑小屋(有形民浴文化財)

１９６３年(昭和３８)に豪雪で倒壊しましたが、古文書を参考に復元保存されることになりました。全国的に見ても流刑小屋の遺構はなく、民俗学上貴重な存在で１９６５年(昭和４０)に富山県指定有形民俗文化財に指定されています。こんな所に牢番以外顔をあわせず、大雪が積もるこの地方では寒くて、孤独で私には耐えられない、運転手さんも同じ意見でした。


なお、1995年(平成7)に世界文化遺産に登録され、観光客が多く訪れるようになったようです。私も、五箇山は昨年放送された、世界遺産の番組で知りしました。　次に白川郷へ。