世界文化遺産・白川郷へ

五箇山を出て次に白川郷に向かいました。 白 川 郷五箇山と同じ1995年(平成7)に世界文化遺産に登録されてます。 私は世界遺産登録前の20年ぐらい前、会社の有志の旅行で一度来ています。観光バスで来て、一軒だけ見て直ぐに白川郷を出たため、あまり印象に残っていません。

運転手さんより、「最初は城山展望台で合掌造り集落を上から見てもらって、その後は神田家の中を見学後、自由散策してもらいます」と案内されました。滞在は約1時30分、ゆっくり見られそう。

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城山展望台に向かう途中で、車を止めてもらい撮りました。


城山展望台

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萩町城の跡地に作られた、合掌造りの民家を一望できる展望台。さすがに人気スポットだけにたくさんの人が。天気が良かったら白山連峰を一望できるようですが、曇って見えず。五箇山から約35分で到着。少し逆光になっています。合掌造り集落の北側に位置するため、朝・夕の方が綺麗に撮れそうです。

次に案内されたのが、神田家


神 田 家(合掌造り民芸館)

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この神田家は、宮大工の手に寄って10年の歳月をかれて建てられました。入館料は300円。

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1階囲炉裏(いろり)。入ってすぐに煙の臭いで目が・・・。 この煙が重要で、荒縄や梁を強固にするためでもあるんです。
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床下で行われていた「煙硝づくり」の跡。特別に空けて見せて貰いました。


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2階・火見窓 ここから窓を開けて1階の囲炉裏を確認でき、火に弱い建物のため火の用心をしていた。
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根曲がりの木 雪の重みに耐えた一番強い丈夫な木を使用。
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1本の釘も使用せず、荒縄に梁を結びつけてある。
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先ほど訪れた、城山展望台が見えていました。(前方合掌造りの屋根の上部あたり)

ここ2階で、神田家より合掌造りの歴史などの説明があります。説明のあと、急な階段を登って最上部まで行くことができます。

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最上階。ここまで上れます。

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神田家・唐臼小屋 水の力を利用して米や雑穀を精製するそう です。

ここで、運転手さんと別れて約一時間ほど自由時間。合掌集落を散策しました。


合掌造り集落

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ここでポツリポツリと雨が降り出したけど、傘は車の中。慌てて戻ろうとしましたが、しばらくしてやんで良かった。運転手さんも慌てて傘を持って行こうとしたらしいけど、何処にいるか分からんし、困ったらしい。


明善寺本堂

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先ほど行った、城山展望台から見えていたお寺。お寺の屋根も合掌造りに。

明善寺庫裡(県指定重要文化財)

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いつも京都で見慣れている庫裡と違って合掌造りで建てられている。残念ながら本日の拝観は休みでした。

時間を取ってもらったんで、ゆっくり散策できました。土産物を替えたし、ただ昼食時間に取られるのがもったいないので、取りませんでした。夕食はホテルで予約しているので我慢することに。

白川郷を再び車で出発し、金沢駅に向かうました。この五箇山・白川郷コースが4時間30分でしたので、2時30分までに金沢駅に戻る予定でしたが・・・。この続きは後日。








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