南禅寺金地院 東照宮へ

臨済宗瑞龍山南禅寺 塔頭 金地院

1394年~1428年(応永年間)に洛北の鷹峯に足利4代将軍義持により創建され、その後、南禅寺の再興に尽力した以心崇伝(いしんすうでん)が自坊として今の地に移建したのがはじまりです。 その崇伝は、家康が没すると、家康の遺髪と念持仏を祀る東照宮や徳川家の永久の繁栄を願う庭の設計を小堀遠州に依頼。遠州は「鶴亀の庭」を作庭。また、方丈には狩野探幽に障壁画を描かせてます。

今日は、地下鉄東西線で来ました。蹴上駅から徒歩5分もかかりません。先日訪れた南禅寺大寧軒の隣に位置する金地院は、拝観時間8時30分~ 拝観料は400円。

先日、訪れた南禅寺大寧軒の前を通りましたが、まだ受付1時間30分前のため、門はかたく閉まってました。その大寧軒の横に東照宮楼門、その先に金地院総門があります。


総 門

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入って右手に拝観受付所があり


明 智 門

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総門入って左手にあり、1582年(天正10)明智光秀が母の菩提のため大徳寺に建立させた桃山建築の唐門。 明治初年に金地院に移築された。

明智門をくぐって、順路にしたがって進みます。


弁 天 池

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池には睡蓮が咲き、池の辺に亀が日向ぼっこ。カメラを向けると慌てて池の中に向かう。

弁天池から東照宮に向かう小道。

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両側に苔むした庭が美しい。

突き当たりに東照宮の手水舎があります。


手 水 舎

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東照宮にお参りするときに、ここで手を洗い口をすすいで身を清めます。


石灯籠と鳥 居

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上、徳川家の家紋「三つ葉葵」が入っている石灯籠。 下、大鳥居


御 成 門

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御成門から東照宮拝殿を覗く。


東照宮(重要文化財)

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創建当時は、日光東照宮に比する規模であったという。拝殿、石の間、本殿と続く、京都に遺る唯一の権現造り様式だそうです。 前回工事中で見られなかったのでやっと見ることができました。

東照宮の中門を出て開山堂鶴亀の庭へ向かいます

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綺麗に掃き清められた階段を下って開山堂


開 山 堂

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崇伝長老の塔所。後水尾天皇の勅額を掲げ、左右両側に十六羅漢像が安置してあります。

この後、いよいよお目当ての小堀遠州作庭の「鶴亀の庭」ですが、この続きは後日で。 京都で東照宮は、この金地院しか見られませんが、日光東照宮久能山東照宮にも行きたくなりました。



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