萩の花咲く嵯峨野・二尊院へ
小倉山山麓で「百人一首」や「紅葉の名所」で名高い二尊院へ行ってきました。 台風が去って、朝晩が寒くなり秋が深まってきました。 そろそろ二尊院の萩も見頃になっただろうと思いつつ、出向いたしだいです。
二尊院の名で親しまれていますが、正式には 小倉山 二尊教院華台寺 といいます。
愛宕街道を登って行くと、左手に総 門(京都指定文化財)が見えきます。
入ってすぐ右手に拝観受付があり、拝観時間9時~(少し早く開門されます) 拝観料500円です。この総門は、寺の檀家でもあった豪商・角倉了以よって、伏見城の薬医門を移築したと伝えられています。
秋の紅葉時期には、この門の前に行列ができます。(平日でも) 開門したら一斉に紅葉馬場に向かってカメラのシャッターを沢山の方が押されます。
その紅葉の馬場。嵐・二宮和也さん主演の「大奥」の場面はここでロケされました。見られた方、このシーン分かりますか?
あれ? 萩あるのに咲いてないし、花が無い!! 散っている、何故か? 答えは後程わかります。
紅葉の馬場を登ったところ
秋の紅葉では、ここも真っ赤に染まります。
そして、本堂前の萩を期待しつつ、唐 門(勅使門)をくぐるります。
1988年(昭和63)の再建。
京都御所の紫宸殿を模して造られた本 堂(京都指定文化財)の前に萩が咲き誇っているはずだった・・・。
ここで衝撃が、本堂前の萩、花が落ちている。しかも全部。ショック!!
ここで、庭の手入れをされてた方に聞いてみると、「2日前まで、綺麗に咲き誇ってたけど、21日朝、台風15号の豪雨で花が全て落ちてしまった」との事。ガックリ。私もその朝、びしょ濡れで出勤しました。雨はすごかったし、仕方ないです。しかし残念。
今年の自作カレンダーを「京の花紀行」にしようと思い、四季それぞれの花の咲く寺院・神社を巡っています。9月は、萩の花にしようと思った次第です。
それでも数少ない萩の花を探してみました。
書院前に僅かに咲いている萩
本堂北側にある弁財天堂前にも、萩が咲いてました。
先ほどの庭の手入れをされてた寺の方より、「良かったら、鐘でもついて行って下さい」と声かけてもらったので、しあわせの鐘をつきました。
1回だけつかしてもらいました。1994年(平成4)の再鋳で、その時「しあわせの鐘」と名づけられた。
多くの観光客は、ここで帰られますが、ここで帰るのはもったいない。
本堂裏手の山側にまだ散策できるところがあります。
この本堂と弁財天堂の間にある、階段を登ると法然廟がひっそりたたづんでいます。
鎌倉時代の初め、ここ二尊院に法然上人が住んで、布教活動を行っていました。
法然廟から歩いて100㍍ほどの山道を行くと、藤原定家が「百人一首」を編んだ庵跡と伝わる時雨亭跡があります。
ススメバチとマムシに注意の看板が出ており、また、猿にも注意と書いてある山道を100㍍ほど行くのは少し恐かった。
時雨亭跡もここ二尊院の他に、常寂光寺と厭離庵に残っています。どれが真実か? わかりません。
この日(23日)は、「彼岸の中日」でお墓参りに多くの方が来られてました。角倉家・三条西家などの豪商、旧摂関家の二条家・鷹司家・三条家・四条家などの菩提寺としてお墓が残っています。
振り返ると京都の市街地が見えており、遠くに京都タワーも見えてました。(写真では見づらいですが)
法然廟からぐるりと廻って降りてきて、再び本堂前に出るようになっています。
もちろん本堂に上がって、お参りは最初に済ませてます。
内陣には入れませんが、釈迦如来と阿弥陀如来の二体の本尊がならんでいます。ともに鎌倉時代の作で重要文化財指定。
前の二尊院の記事はこちらから→http://68971846.at.webry.info/201001/article_8.html
今日は、14時に京都迎賓館の参観に行く予定が入っているため、先に二尊院へ来ました。近所だし行ってすぐに戻れるから。
帰ってきて家でゆっくりし13時前のバスにて、京都御所内の京都迎賓館へ向かいました。この模様は、後日で。

二尊院の名で親しまれていますが、正式には 小倉山 二尊教院華台寺 といいます。
愛宕街道を登って行くと、左手に総 門(京都指定文化財)が見えきます。
入ってすぐ右手に拝観受付があり、拝観時間9時~(少し早く開門されます) 拝観料500円です。この総門は、寺の檀家でもあった豪商・角倉了以よって、伏見城の薬医門を移築したと伝えられています。
秋の紅葉時期には、この門の前に行列ができます。(平日でも) 開門したら一斉に紅葉馬場に向かってカメラのシャッターを沢山の方が押されます。
その紅葉の馬場。嵐・二宮和也さん主演の「大奥」の場面はここでロケされました。見られた方、このシーン分かりますか?

あれ? 萩あるのに咲いてないし、花が無い!! 散っている、何故か? 答えは後程わかります。
紅葉の馬場を登ったところ
秋の紅葉では、ここも真っ赤に染まります。
そして、本堂前の萩を期待しつつ、唐 門(勅使門)をくぐるります。
1988年(昭和63)の再建。
京都御所の紫宸殿を模して造られた本 堂(京都指定文化財)の前に萩が咲き誇っているはずだった・・・。
ここで衝撃が、本堂前の萩、花が落ちている。しかも全部。ショック!!

ここで、庭の手入れをされてた方に聞いてみると、「2日前まで、綺麗に咲き誇ってたけど、21日朝、台風15号の豪雨で花が全て落ちてしまった」との事。ガックリ。私もその朝、びしょ濡れで出勤しました。雨はすごかったし、仕方ないです。しかし残念。
今年の自作カレンダーを「京の花紀行」にしようと思い、四季それぞれの花の咲く寺院・神社を巡っています。9月は、萩の花にしようと思った次第です。
それでも数少ない萩の花を探してみました。
書院前に僅かに咲いている萩
本堂北側にある弁財天堂前にも、萩が咲いてました。
先ほどの庭の手入れをされてた寺の方より、「良かったら、鐘でもついて行って下さい」と声かけてもらったので、しあわせの鐘をつきました。
1回だけつかしてもらいました。1994年(平成4)の再鋳で、その時「しあわせの鐘」と名づけられた。
多くの観光客は、ここで帰られますが、ここで帰るのはもったいない。

この本堂と弁財天堂の間にある、階段を登ると法然廟がひっそりたたづんでいます。
鎌倉時代の初め、ここ二尊院に法然上人が住んで、布教活動を行っていました。
法然廟から歩いて100㍍ほどの山道を行くと、藤原定家が「百人一首」を編んだ庵跡と伝わる時雨亭跡があります。
ススメバチとマムシに注意の看板が出ており、また、猿にも注意と書いてある山道を100㍍ほど行くのは少し恐かった。


この日(23日)は、「彼岸の中日」でお墓参りに多くの方が来られてました。角倉家・三条西家などの豪商、旧摂関家の二条家・鷹司家・三条家・四条家などの菩提寺としてお墓が残っています。
振り返ると京都の市街地が見えており、遠くに京都タワーも見えてました。(写真では見づらいですが)
法然廟からぐるりと廻って降りてきて、再び本堂前に出るようになっています。
もちろん本堂に上がって、お参りは最初に済ませてます。

前の二尊院の記事はこちらから→http://68971846.at.webry.info/201001/article_8.html
今日は、14時に京都迎賓館の参観に行く予定が入っているため、先に二尊院へ来ました。近所だし行ってすぐに戻れるから。
