二条城 小堀遠州の庭・二の丸庭園へ

二条城二の丸御殿を出たあと、二の丸庭園に向かいました。

1626年(寛永3)9月の後水尾天皇の行幸のため、徳川家光の命で整備された絢爛豪華な二の丸御殿前に広がる書院造庭園が、二の丸庭園(特別名勝)です。 小堀遠州作と伝わり、江戸初期を代表する大名庭園です。

二の丸御殿・車寄を出て、西側に二の丸庭園の入口があります。

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入ってすぐに、1626年(寛永3)の後水尾天皇の行幸による行幸御殿などの跡が見えます。この行幸御殿からの眺めを考慮して庭を改修されたという。

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このあたりの広場は、1916年(大正4)の大正天皇即位式のため、南門から通じる賓客を迎えるために利用された。

そして、いよいよ庭園を目にします。 庭園は、二の丸御殿大広間・黒書院・行幸御殿の三方からの鑑賞を考慮し作庭されたが、現在は、御殿内からは障子が閉まっており鑑賞できません。大広間などからの眺めはどうなんでしょうか? 見て見たいみのです。

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二の丸庭園は、見る角度によって、景観が変わります。池にそって南から北へ外国人観光客や修学旅行生とともにゆっくり眺めて見ました。 特に下から2枚目の庭園越しの大広間は、絵になります。

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二の丸庭園の出口、右の建物は白書院。(出口と言ってもここから入ることもできますが、人の流れと逆になるので見づらいと思います)

この日は、二の丸御殿→二の丸庭園→本丸庭園→清流園と廻りましたが、別にどこから廻っても自由です。朝は8時45分から入城できますが、二の丸御殿内は9時からだったと思います。 いつもは朝に来て、先に空いている庭園を見てから御殿内に入ることが多かったです。

次に、本丸庭園に向かいます。 の丸庭園が江戸時代の作庭。本丸庭園が明治時代の作庭。 清流園が昭和の作庭といったぐあいに、時代によってそれぞれの楽しみかたができます。

二の丸庭園を出て、本丸庭園に行くには本丸櫓橋を渡ります。その橋の手前を南北を眺めると

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二の丸庭園塀沿いに北に、鳴子門が見えます。

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そして南側に桃山門が見えます。

この桜門の向こう側が梅の時期に楽しめる梅林がありますが、今日は湿気は少なかったけど、暑かったのでパスします。

やっぱりお城は広いです。 歩き疲れはありませんが、9月上旬で晴れた午後は暑くもう汗だくでした。

そして本丸庭園に入ります。この模様はまた、明日



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