妙心寺 桂春院へ
妙心寺には46もの塔頭寺院があります。その中で通年拝観できるのは桂春院・大心院・退蔵院。そして期間限定で特別拝観できるのが東林院・大法院です。
その中で、本日(10月23日)佐久間象山生誕200年展の大法院に行ってきました。そしてその帰りに桂春院にも寄ることにしました。大法院が妙心寺の西側に位置するのに対して、桂春院は最も東に位置します。
臨済宗妙心寺派 塔頭 桂春院
一番西から東まで移動で5分程度かかります。
織田信長の孫(織田信忠の二男)津田秀則が創建した見性院を美濃の豪族・石川貞政が亡父光政の追善供養のため、父と母の法名から一字ずつとって桂春院と改めた寺です。
山門をくぐって臨済宗の寺では定番の庫裡があって、そこが拝観受付所になっています。
拝観料400円 9時~ 着いたのは10時前でしたが、空いてましたと言うより誰も入ってませんでした。
桂春院には四つの庭があり、玄関を上がって最初に目にするのが坪庭「清浄庭」です。
白砂と枯滝石組の枯山水となっています。
5年振りに来ましたが、殆ど覚えていません。
次に目にする庭が「侘の庭」
書院から茶室「既白庵」にいたる露地庭。小堀遠州の高弟と伝わる玉淵坊の作庭と伝わっています。
続いて方丈に向かいその東側の斜面を巧みに利用した「思惟の庭」があります。
斜面を利用して、深い緑と築山を配した十六羅漢の石、中央の礎石を坐禅石にみたてている。飛石の先に梅軒門(中門)があり、その先が「侘びの庭」へ続く。外露地に風情が漂う。
そして最後の庭が方丈南側の「真如の庭」です。
方丈南側の崖に躑躅の大刈り込みで覆われ、1㍍以上も低い平坦地に皐・霧島躑躅・馬酔木なんかが植っています。その向こうがスギ苔の庭が。
方丈西側からスリッパを履いて下に降りることができ、一段下は昼間でも薄暗い中スギ苔の庭がありました。
この寒い時期でも蚊が飛んでて、カメラ構えた手に蚊が止まり、刺される始末。
スギ苔の庭から方丈(本堂)に戻りました。
方丈は、1631年(寛永8)の建立。単層、屋根は入母屋造、桟瓦葺。襖絵は、狩野山雪筆の「金碧松三日月」。中には入る事はできません。
茶室「既白庵」で抹茶をいただきました
妙心寺では坐禅を第一義としているため、茶の湯・能・詩文に興じることは厳禁とされてました。そのため「既白庵」は隠れ茶室しなっており、外部から気づかれないような工夫がされています。掛け軸の横にある襖を開けると入れるみたいです。抹茶の味はわかりませんが、ここの和菓子は大変美味しかったです。ただここでも蚊の攻撃を受けてもう少しここでゆっくりしたかったけど、仕方なくでました。
久し振りに訪れたので、本当全く覚えていませんでした。
もう少し秋が深まりモミジが色づいたら紅葉も期待できそうです。先ほど訪れた大法院は紅葉の名所ですか、ここの紅葉はどうなんでしょうか? 天気予報が外れて? 少し汗ばむほどになりました。順延された時代祭りも天気に恵まれたようです。

その中で、本日(10月23日)佐久間象山生誕200年展の大法院に行ってきました。そしてその帰りに桂春院にも寄ることにしました。大法院が妙心寺の西側に位置するのに対して、桂春院は最も東に位置します。
臨済宗妙心寺派 塔頭 桂春院
一番西から東まで移動で5分程度かかります。
織田信長の孫(織田信忠の二男)津田秀則が創建した見性院を美濃の豪族・石川貞政が亡父光政の追善供養のため、父と母の法名から一字ずつとって桂春院と改めた寺です。
山門をくぐって臨済宗の寺では定番の庫裡があって、そこが拝観受付所になっています。
拝観料400円 9時~ 着いたのは10時前でしたが、空いてましたと言うより誰も入ってませんでした。
桂春院には四つの庭があり、玄関を上がって最初に目にするのが坪庭「清浄庭」です。
白砂と枯滝石組の枯山水となっています。
5年振りに来ましたが、殆ど覚えていません。

次に目にする庭が「侘の庭」
書院から茶室「既白庵」にいたる露地庭。小堀遠州の高弟と伝わる玉淵坊の作庭と伝わっています。
続いて方丈に向かいその東側の斜面を巧みに利用した「思惟の庭」があります。
斜面を利用して、深い緑と築山を配した十六羅漢の石、中央の礎石を坐禅石にみたてている。飛石の先に梅軒門(中門)があり、その先が「侘びの庭」へ続く。外露地に風情が漂う。
そして最後の庭が方丈南側の「真如の庭」です。
方丈南側の崖に躑躅の大刈り込みで覆われ、1㍍以上も低い平坦地に皐・霧島躑躅・馬酔木なんかが植っています。その向こうがスギ苔の庭が。
方丈西側からスリッパを履いて下に降りることができ、一段下は昼間でも薄暗い中スギ苔の庭がありました。
この寒い時期でも蚊が飛んでて、カメラ構えた手に蚊が止まり、刺される始末。
スギ苔の庭から方丈(本堂)に戻りました。
方丈は、1631年(寛永8)の建立。単層、屋根は入母屋造、桟瓦葺。襖絵は、狩野山雪筆の「金碧松三日月」。中には入る事はできません。
茶室「既白庵」で抹茶をいただきました
妙心寺では坐禅を第一義としているため、茶の湯・能・詩文に興じることは厳禁とされてました。そのため「既白庵」は隠れ茶室しなっており、外部から気づかれないような工夫がされています。掛け軸の横にある襖を開けると入れるみたいです。抹茶の味はわかりませんが、ここの和菓子は大変美味しかったです。ただここでも蚊の攻撃を受けてもう少しここでゆっくりしたかったけど、仕方なくでました。
久し振りに訪れたので、本当全く覚えていませんでした。

