世界文化遺産の宇治 平等院へ
1994年(平成6)に世界文化遺産に登録された、平 等 院に行ってきました。
ご存じ10円玉のデザインに使われている鳳凰堂で有名です。平等院には京阪宇治駅から行きました。徒歩10分程度です。同じく、JR宇治駅からも徒歩10分程度です。
京阪宇治駅を下がると宇治橋が見え、橋の西詰めに紫式部像が
『源氏物語』の「宇治十帖」の舞台となった宇治。宇治橋西詰めに銅像が建っています。
商店街が立ち並ぶ表 参 道を平等院に進みます。
宇治茶の老舗が建ち並ぶ名店が揃っています。まだ開店前のため帰りに寄ってみよう。
そしてほどなく正門(北門)に到着
拝観開始の8時30分に着きました。5人程度が開門を待っていました。ここも時間前には開けないようですね。この正門横に拝観受付所があって、拝観料600円。鳳凰堂内陣拝観は別途300円必要です。そのことを一人ずつに説明されます。
先に入った人も目指すのは鳳凰堂(国宝)です。
平安時代後期、1053年(天喜元年)に、時の関白・藤原頼通によって平等院に建立された阿弥陀堂です。 中堂と南北の翼廊、尾廊の4棟からなる。鳳凰が翼を広げたような姿から、鳳凰堂と呼ばれるようになりました。創建当時の平安時代から今も輝きはそのままです。中堂には、国宝の阿弥陀如来像を安置。後程別途料金で内陣も見せてもらいました。
内陣拝観は、9時30分から別途300円。拝観受付が9時10分からで、先着50限定名で30分毎。
前回は、2006年に訪れましたが、その時は内陣には入りませんでした。鳳凰堂を綺麗に撮りたい場合は、この内陣拝観が始まるまで!。それ以降はどうしても人が写ってしまいます。参考までに
鳳凰堂をたっぷり写真に撮ってから、9時から始まる平等院ミュージアム鳳翔館へ
もちろん撮影禁止です。
中では、国宝・空中供養菩薩像(鳳凰堂内に安置) 国宝・鳳凰 国宝・梵鐘などなど薄暗い光の中で輝いています。鳳凰堂は奇跡的に戦火にまぬがれ貴重な仏像なども平安時代・草創期の輝きを今に伝えていました。
平等院ミュージアム鳳翔館の外観。地上では売店があり、平等院ゆかりの品が置いてあります。
その平等院ミュージアム鳳翔館出口の前にあるのが鐘 楼(模造)
1972年(昭和47)寸分違わぬ姿で復元された2代目
鳳凰堂以外の諸堂もいろいろあり、見て廻ることに。
まず、正門(北門)から入ってすぐの観音堂(重要文化財)から
本尊は、十一面菅観音菩薩立像(重要文化財)を安置。寄棟造り、本瓦葺きの建物で、鳳凰堂を除いて境内ではもっとも古い堂宇。堂内は撮影禁止で中に入る事はできません。
ちなみに、この前に藤棚があり、毎年4月末から5月上旬にかけて香り豊かに咲き誇ります。私はまだ、藤の咲く頃に行ったことがありません。ここの藤は有名です。
次に浄 土 院へ
阿弥陀如来坐像を安置。鳳凰堂の西に位置し、平等院ミュージアム鳳翔館の後に見ました。何か行事かなんかされてたみたいです。
そして同じ敷地内にある羅漢堂(宇治市指定文化財)へ
1640年(寛永17)の建立
鳳凰堂の西北背後に建つ、最 勝 院へ
平等院の塔頭寺院で天台宗寺門派聖護院の末で、1654年(承応3)に京都市東洞院六角の勝仙寺の僧がが平等院に移住し、最勝院と称したのが始まり。
塔頭寺院らしい表門
正面が玄関 右には鎌倉時代作の春日灯籠
表門を左に行くと
最勝院不動堂が
本尊は不動明王立像の他、聖護院ゆかりの役小角(えんのおづぬ)像も祀られています。
隣接する地 蔵 堂
地蔵菩薩立像が祀られています。
そして境内の奥にあるのが、源頼政の墓地が
源頼政は、平安時代末期の歌人でもあり武将。平清盛に信頼され従三位までのぼりつめたが、平家の専横に不満をつのらせ、以仁王と結んで平氏打倒の挙兵計画をたてるが露見し、準備不足のまま挙兵した結果 平家の追討を受け、宇治平等院の戦いで敗れ自刀した。1180年(治承4)5月のことでした。その墓がここに残っています。
そして自刀の地とされる正門(北門)近くの扇の芝
辞世の和歌『埋もれ木の 花咲くこともなかりしに 身のなる果てぞ 悲しかりける』が石碑に刻まれています。
諸堂を見て廻ったら、丁度9時25分になりました。9時10分に内陣拝観を申し込んだので25分までに並んで下さいと言われていたんです。
手前が平橋、奥が反橋この橋を渡って、内陣を見学します。並んでいる時に撮りました。
その前に諸注意が、内陣は撮影禁止、カメラ・ビデオ・携帯全て不可。建物内部を手持ち鞄などで傷を付けないこと。また、傘の持ち込みは禁止。日傘などは傘入れに入れて置くこと。靴は番号順におくこと。など。
説明は約10分程度。後は時間までゆっくり見て廻れます。ここの説明を聞いてからもう一度平等院ミュージアム鳳翔館を見てもいいかも知れません。ミュージアム内では間近で見られる空中供養菩薩。極彩色で復元された壁扉画(堂内の絵ははげ落ちていますが、国宝に指定されています)
入って直ぐに、鳳凰堂の写真を撮った対岸は、いつのまにか修学旅行生の団体で一杯。さすが世界文化遺産に登録されたことはあって次から次から修学旅行生が入って来て、境内は人で一杯になっていました。早く来て正解でした。
9時過ぎから混で来ました。もう一度見て廻ろうと思いましたが、この混雑では、ゆっくり見て廻れないだろうと思い、内陣見学のあと、平等院をあとにしました。
5年振りに訪れた平等院は、何も変わらず輝いていました。古くは小学校低学年の遠足で訪れたの最初だったような、覚えてないけど写真が残っている。多分1年か2年の頃だろう。
京都府宇治市には、もう一つ世界文化遺産に登録された神社があります。宇治上神社ですが、まだ訪れたことがありません。表参道の店を見て廻りたかったけど、宇治橋まで行ってしまうと相当遠回りになってしまう。ここは表参道は断念して、宇治上神社へ向かいました。世界文化遺産に登録された神社。どうなんだろうと期待しつつ・・・。続きは後日に!

ご存じ10円玉のデザインに使われている鳳凰堂で有名です。平等院には京阪宇治駅から行きました。徒歩10分程度です。同じく、JR宇治駅からも徒歩10分程度です。
京阪宇治駅を下がると宇治橋が見え、橋の西詰めに紫式部像が
『源氏物語』の「宇治十帖」の舞台となった宇治。宇治橋西詰めに銅像が建っています。
商店街が立ち並ぶ表 参 道を平等院に進みます。
宇治茶の老舗が建ち並ぶ名店が揃っています。まだ開店前のため帰りに寄ってみよう。

そしてほどなく正門(北門)に到着
拝観開始の8時30分に着きました。5人程度が開門を待っていました。ここも時間前には開けないようですね。この正門横に拝観受付所があって、拝観料600円。鳳凰堂内陣拝観は別途300円必要です。そのことを一人ずつに説明されます。
先に入った人も目指すのは鳳凰堂(国宝)です。
平安時代後期、1053年(天喜元年)に、時の関白・藤原頼通によって平等院に建立された阿弥陀堂です。 中堂と南北の翼廊、尾廊の4棟からなる。鳳凰が翼を広げたような姿から、鳳凰堂と呼ばれるようになりました。創建当時の平安時代から今も輝きはそのままです。中堂には、国宝の阿弥陀如来像を安置。後程別途料金で内陣も見せてもらいました。
内陣拝観は、9時30分から別途300円。拝観受付が9時10分からで、先着50限定名で30分毎。
前回は、2006年に訪れましたが、その時は内陣には入りませんでした。鳳凰堂を綺麗に撮りたい場合は、この内陣拝観が始まるまで!。それ以降はどうしても人が写ってしまいます。参考までに

鳳凰堂をたっぷり写真に撮ってから、9時から始まる平等院ミュージアム鳳翔館へ
もちろん撮影禁止です。

平等院ミュージアム鳳翔館の外観。地上では売店があり、平等院ゆかりの品が置いてあります。
その平等院ミュージアム鳳翔館出口の前にあるのが鐘 楼(模造)
1972年(昭和47)寸分違わぬ姿で復元された2代目
鳳凰堂以外の諸堂もいろいろあり、見て廻ることに。
まず、正門(北門)から入ってすぐの観音堂(重要文化財)から
本尊は、十一面菅観音菩薩立像(重要文化財)を安置。寄棟造り、本瓦葺きの建物で、鳳凰堂を除いて境内ではもっとも古い堂宇。堂内は撮影禁止で中に入る事はできません。
ちなみに、この前に藤棚があり、毎年4月末から5月上旬にかけて香り豊かに咲き誇ります。私はまだ、藤の咲く頃に行ったことがありません。ここの藤は有名です。

次に浄 土 院へ
阿弥陀如来坐像を安置。鳳凰堂の西に位置し、平等院ミュージアム鳳翔館の後に見ました。何か行事かなんかされてたみたいです。
そして同じ敷地内にある羅漢堂(宇治市指定文化財)へ
1640年(寛永17)の建立
鳳凰堂の西北背後に建つ、最 勝 院へ
平等院の塔頭寺院で天台宗寺門派聖護院の末で、1654年(承応3)に京都市東洞院六角の勝仙寺の僧がが平等院に移住し、最勝院と称したのが始まり。
塔頭寺院らしい表門
正面が玄関 右には鎌倉時代作の春日灯籠
表門を左に行くと
最勝院不動堂が
本尊は不動明王立像の他、聖護院ゆかりの役小角(えんのおづぬ)像も祀られています。
隣接する地 蔵 堂
地蔵菩薩立像が祀られています。
そして境内の奥にあるのが、源頼政の墓地が
源頼政は、平安時代末期の歌人でもあり武将。平清盛に信頼され従三位までのぼりつめたが、平家の専横に不満をつのらせ、以仁王と結んで平氏打倒の挙兵計画をたてるが露見し、準備不足のまま挙兵した結果 平家の追討を受け、宇治平等院の戦いで敗れ自刀した。1180年(治承4)5月のことでした。その墓がここに残っています。
そして自刀の地とされる正門(北門)近くの扇の芝
辞世の和歌『埋もれ木の 花咲くこともなかりしに 身のなる果てぞ 悲しかりける』が石碑に刻まれています。
諸堂を見て廻ったら、丁度9時25分になりました。9時10分に内陣拝観を申し込んだので25分までに並んで下さいと言われていたんです。
手前が平橋、奥が反橋この橋を渡って、内陣を見学します。並んでいる時に撮りました。
その前に諸注意が、内陣は撮影禁止、カメラ・ビデオ・携帯全て不可。建物内部を手持ち鞄などで傷を付けないこと。また、傘の持ち込みは禁止。日傘などは傘入れに入れて置くこと。靴は番号順におくこと。など。

説明は約10分程度。後は時間までゆっくり見て廻れます。ここの説明を聞いてからもう一度平等院ミュージアム鳳翔館を見てもいいかも知れません。ミュージアム内では間近で見られる空中供養菩薩。極彩色で復元された壁扉画(堂内の絵ははげ落ちていますが、国宝に指定されています)
入って直ぐに、鳳凰堂の写真を撮った対岸は、いつのまにか修学旅行生の団体で一杯。さすが世界文化遺産に登録されたことはあって次から次から修学旅行生が入って来て、境内は人で一杯になっていました。早く来て正解でした。

9時過ぎから混で来ました。もう一度見て廻ろうと思いましたが、この混雑では、ゆっくり見て廻れないだろうと思い、内陣見学のあと、平等院をあとにしました。
5年振りに訪れた平等院は、何も変わらず輝いていました。古くは小学校低学年の遠足で訪れたの最初だったような、覚えてないけど写真が残っている。多分1年か2年の頃だろう。
京都府宇治市には、もう一つ世界文化遺産に登録された神社があります。宇治上神社ですが、まだ訪れたことがありません。表参道の店を見て廻りたかったけど、宇治橋まで行ってしまうと相当遠回りになってしまう。ここは表参道は断念して、宇治上神社へ向かいました。世界文化遺産に登録された神社。どうなんだろうと期待しつつ・・・。続きは後日に!