伏見宮家や足利9代将軍・足利義尚の菩提寺 相国寺 大光明寺へ
同志社大学の文化財建造物を見て廻ったあと、相国寺大光明寺へ行きました。 「第46回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開」で18年振りに公開されると聞き、是非行きたかった寺院の一つだったんで、こちらが主目的だった訳です。
相国寺に12ケ所ある塔頭寺院の一つで、臨済宗相国寺派 大光明寺といいます。
1392年(暦応2)に、後伏見天皇の皇后・広義門院が、天皇の菩提を弔うために、伏見離宮内に創建したのが始まりで、江戸時代初期にこの地に移された。この経緯については、ガイドさんが本堂内で説明されます。
銀閣寺で有名な、足利8代将軍・足利義政の次男である義尚の菩提寺・常徳院が合併されたため、境内には非公開ですが、墓所もあるそうです。
足利義政と日野富子は実子が生まれなかったため、義政の弟である義視を養子にしていたが、義尚が生まれたことで、富子が義尚を次期将軍に願望したたことにより、守護大名の山名宗全と結託。かたや義視も管領・細川勝元を後ろ盾に激しく対立し、京の都を11年もの戦乱にまきこんだ、応仁の乱は、この将軍の跡目争いからおこったわけで、その義尚の菩提寺でもあるんです。
同志社大学アーモスト館を見たあと、そのまま相国寺へ進み境内の北西にある大光明寺に。何度も行っているので、迷わずほどなく山 門に到着。
拝観受付は、門を入って左手にありました。拝観料600円とスタンプラリーのスタンプを押して貰った後、ガイドさんに朱印帳を聞くと、「庫裡の方へ行き、住職さんか執事のか方がおられたら書いてもらえます」と案内が。
拝観受付所
奥に見えているのが相国寺の本堂で、現在改修工事中。暫くは本堂の拝観は出来ないので、そのかわり開山堂が拝観できるようになっています。
早速、受付前の庫 裡へ
そして中に入ると
禅宗の古刹らしく、質素な玄関。 「ご用の方はボタンを押して下さい」と書いてあったので、何度も押しましたが中から反応なし・・・。玄関を開けて入る時もチャンムが鳴りますが、いくら待っても中から反応なし・・・。仕方なく帰りにで寄ろうと思い庫裡から出ました。
そしてガイドさんに案内されて、玄関から中へ
ここで靴を脱いで、袋に入れてから廻ります。
庭は撮影しても良いですけど、寺宝については禁止ですと案内されます。
本堂に行く手前、中庭があり
古びた葛篭でしょうか? 吊されてます。
中庭より先は、本堂に入り、ここのご本尊である普賢菩薩象についての案内があります。この寺の歴史から説明がありますが、「多分皆さんは、この寺の中に入られたのは初めてでしょう。18年振りの公開ですから」と言われたので、次はいつ公開されるでしょうか?
撮影できいので、看板の写真です。象の背に乗り、胸の前で合掌している姿で、創建当時から祀られています。今年の干支「辰」年の守り本尊で、福をもたらし命を延ばすと信仰を集めています。
ガイドさんが丁寧に説明してくれます。次に寺宝について
◎足利義尚筆「和漢朗詠集」などの足利家ゆかりの品
◎伊藤若沖筆の絵画「芭蕉小禽図」
◎伏見宮家ゆかりの茶の具他
期間中、寺宝の入替はあるそうですが説明のあと、ゆっくり見て廻るのも良し、庭をゆっくり眺めるのも良し。ゆったりとした時間を過ごせます。
次に、本堂の前で枯山水庭園について案内がありますが、後で。枯山水庭園は下からでも見ることができます。
玄関を出て中門の奥が庭園です。
山門から中門へ続く石畳。奥が枯山水庭園。
中門を入ると左手に本 堂が
普段でも庭は見られるようです。ただこのように本堂が開いてはいないでしょう。
峨眉山の庭(枯山水庭園)
峨眉山の庭(がびざんのにわ)と名付けられた枯山水庭園。白砂と老松が美しいこの庭園は、中国四川省にある仏教四大名山の一つ・峨眉山が普賢菩薩の道場とされることから名づけられた。山の険しさと禅の修行の厳しさを表しているらしい。
心字の庭
ガイドさんの案内では、白砂に配された石組みが「心」の文字をかたどったように見える「心字の庭」と対象に見えます。撮り方がわるかったんで・・・心に見えないかなぁ・・・。
本堂の上からと下からと庭園を見させてもらって中門を出ました。
帰りにもう一度、庫裡へ行き、呼び出しボタンを押しましたが、出て来られませんでした。折角朱印帳を持ってきたのに残念!。
今日は、同志社の文化財建造物と大光明寺を見られて良かったです。同志社には、まだ見られていない建物もあるので、再び訪れたいし、大光明寺にも朱印もらい損ねたので、こちらも再訪したい。

相国寺に12ケ所ある塔頭寺院の一つで、臨済宗相国寺派 大光明寺といいます。
1392年(暦応2)に、後伏見天皇の皇后・広義門院が、天皇の菩提を弔うために、伏見離宮内に創建したのが始まりで、江戸時代初期にこの地に移された。この経緯については、ガイドさんが本堂内で説明されます。
銀閣寺で有名な、足利8代将軍・足利義政の次男である義尚の菩提寺・常徳院が合併されたため、境内には非公開ですが、墓所もあるそうです。
足利義政と日野富子は実子が生まれなかったため、義政の弟である義視を養子にしていたが、義尚が生まれたことで、富子が義尚を次期将軍に願望したたことにより、守護大名の山名宗全と結託。かたや義視も管領・細川勝元を後ろ盾に激しく対立し、京の都を11年もの戦乱にまきこんだ、応仁の乱は、この将軍の跡目争いからおこったわけで、その義尚の菩提寺でもあるんです。
同志社大学アーモスト館を見たあと、そのまま相国寺へ進み境内の北西にある大光明寺に。何度も行っているので、迷わずほどなく山 門に到着。
拝観受付は、門を入って左手にありました。拝観料600円とスタンプラリーのスタンプを押して貰った後、ガイドさんに朱印帳を聞くと、「庫裡の方へ行き、住職さんか執事のか方がおられたら書いてもらえます」と案内が。
拝観受付所
奥に見えているのが相国寺の本堂で、現在改修工事中。暫くは本堂の拝観は出来ないので、そのかわり開山堂が拝観できるようになっています。
早速、受付前の庫 裡へ
そして中に入ると
禅宗の古刹らしく、質素な玄関。 「ご用の方はボタンを押して下さい」と書いてあったので、何度も押しましたが中から反応なし・・・。玄関を開けて入る時もチャンムが鳴りますが、いくら待っても中から反応なし・・・。仕方なく帰りにで寄ろうと思い庫裡から出ました。
そしてガイドさんに案内されて、玄関から中へ
ここで靴を脱いで、袋に入れてから廻ります。
庭は撮影しても良いですけど、寺宝については禁止ですと案内されます。
本堂に行く手前、中庭があり
古びた葛篭でしょうか? 吊されてます。
中庭より先は、本堂に入り、ここのご本尊である普賢菩薩象についての案内があります。この寺の歴史から説明がありますが、「多分皆さんは、この寺の中に入られたのは初めてでしょう。18年振りの公開ですから」と言われたので、次はいつ公開されるでしょうか?

撮影できいので、看板の写真です。象の背に乗り、胸の前で合掌している姿で、創建当時から祀られています。今年の干支「辰」年の守り本尊で、福をもたらし命を延ばすと信仰を集めています。
ガイドさんが丁寧に説明してくれます。次に寺宝について
◎足利義尚筆「和漢朗詠集」などの足利家ゆかりの品
◎伊藤若沖筆の絵画「芭蕉小禽図」
◎伏見宮家ゆかりの茶の具他
期間中、寺宝の入替はあるそうですが説明のあと、ゆっくり見て廻るのも良し、庭をゆっくり眺めるのも良し。ゆったりとした時間を過ごせます。
次に、本堂の前で枯山水庭園について案内がありますが、後で。枯山水庭園は下からでも見ることができます。
玄関を出て中門の奥が庭園です。
山門から中門へ続く石畳。奥が枯山水庭園。
中門を入ると左手に本 堂が
普段でも庭は見られるようです。ただこのように本堂が開いてはいないでしょう。
峨眉山の庭(枯山水庭園)
峨眉山の庭(がびざんのにわ)と名付けられた枯山水庭園。白砂と老松が美しいこの庭園は、中国四川省にある仏教四大名山の一つ・峨眉山が普賢菩薩の道場とされることから名づけられた。山の険しさと禅の修行の厳しさを表しているらしい。
心字の庭
ガイドさんの案内では、白砂に配された石組みが「心」の文字をかたどったように見える「心字の庭」と対象に見えます。撮り方がわるかったんで・・・心に見えないかなぁ・・・。
本堂の上からと下からと庭園を見させてもらって中門を出ました。
帰りにもう一度、庫裡へ行き、呼び出しボタンを押しましたが、出て来られませんでした。折角朱印帳を持ってきたのに残念!。
今日は、同志社の文化財建造物と大光明寺を見られて良かったです。同志社には、まだ見られていない建物もあるので、再び訪れたいし、大光明寺にも朱印もらい損ねたので、こちらも再訪したい。