旧二条駅舎へ

旧二条駅舎は、現在、梅小路蒸気機関車館のエントランス・資料展示館として使用されています。1904年(明治37)当時の私鉄・京都鉄道会社によって建設され、日本最古の木造駅舎と言われてました。

1996年(平成8)に嵯峨野線が高架化されたことにより、1997年(平成9)に梅小路蒸気機関車館に移築・復元されました。現在は、京都市有形文化財に指定されています。

龍谷大学大宮学舎を出て歩いて約20分で、梅小路蒸気機関車館に到着。旧二条駅舎が入口になっています。先述しました嵯峨野線が高架されるまでよく利用した駅舎でしたので久し振りに見る事ができました。

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梅小路公園内を通ってここまで来ました。今年の春に開館する水族館も見て来ました。待ち遠しいです。

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現役時代は東向きに建ってましたが、移築され北向きに建てられたんで、思いっきり逆光になってしまいました。

宇治平等院の鳳凰堂のように、両端に翼を張り出した左右対称の平面になっており、入母屋造の2階建てで、両端には鵄尾をのせています。この駅舎の前がタクシー乗り場なんかがあったりして何度も利用しました。

せっかくここまで来たので、中に入ってみます。

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入館料は、大人400円 小人100円 9時30分~17時00分 

10時前に着きました。多分空いてるだろうと思ってましたが・・・。

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かつては、1・2等客の待合室で使われていた場所は、企画展示コーナーになっています。また、緑色の塗料は、京都鉄道時代の色が使われています。

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当時の切符売り場。固紙切符は、今の自動販売機で出てくるのと違って、古き良き時代が懐かしい。

それでは、ホームに出てます。と言っても、もちろんホームはありませんが。

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現在は電化複線化されましたが、子供の頃はとSLが走っていて、確か遠足もSLで亀岡まで行って記憶があります。単線で本数が少なく冬は扉を閉めてたんでしょうね。

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当時の京都行きのホームから駅舎を見たもの。

この前が、梅小路機関車庫があって、蒸気機関車がたくさん展示されています。知らなかったことですが、梅小路機関車庫は重要文化財に指定されています。この続きはまた次に。



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