平清盛ゆかりの地 「平治の乱」の舞台 平安宮一本御書所跡へ

平安宮一本御書所跡とは、平安宮(天皇の住まいがあった内裏)東側にあった施設で、世間に流通していた書籍を一冊ずつ書き写していたところで、『平治の乱』後白河上皇と二条天皇がここに幽閉されました。

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智恵光院通りと下立売通りを西に行けば山中油店の敷地内に石碑が建っており、ここがかつて平安宮内裏の東側にあった一本御書所だったことを示しています。

藤原信頼(塚地武雅)の指図により源義朝(玉木宏)率いる軍勢が後白河上皇がいる三条殿を襲い後白河上皇を二条天皇がいる内裏に移して拘束した訳です。その拘束した場所が平安宮一本御書所でした。

その向かいにある山中油店の駐車場に平安宮内裏跡のパネルもありました。

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そして、この下立売通りをずっと東へ進み、猪熊通りを少しだけ下がった西側に待賢門跡があります。

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平安宮外郭、東側にあった門。

後白河上皇と二条天皇が脱出に成功した結果、平清盛に信頼・義朝追討の宣旨が下され、平家軍は内裏の3門を襲います。その一つである待賢門には、平清盛嫡男の重盛(窪田正孝)が突破する訳です。

住宅街の真っ只中にあり、かつての面影を探すの無理です。 住宅と住宅との間に石碑があるだけです。ここは探すのに苦労しました。 

まだまだ保元の乱・平治の乱ゆかり地はあります。遠方で行けそうにもない所を除いては、ぼちぼち訪れたいと思っています。

【平安宮一本御書所跡】





【待賢門跡】


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