四国旅行(香川県) 高松市・栗林公園へ

8月下旬の週末を利用して、四国香川県へ一泊二日の旅行にでかけました。例年どおりのJTBパック旅行で観光はオプションのタクシーを利用。 新幹線で岡山まで利用し、特急南風で丸亀まで行きそこで下車。最初の目的地、高松市の栗林公園へ。 (パック旅行のため、高松行きのマリンライナーを利用できないため、高知中村行きの南風を利用)


栗林公園を訪れるのは198年11月以来で、31年前になります。古いアルバムを出してきて確認しましたが、殆ど覚えていないので、初めて訪れると同じです。

丸亀市から約40分で、栗林公園東門に到着。

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沖縄には大型台風が接近して、少し天気は心配しましたが、このようにカンカン照りの猛暑。

栗林公園は、1620年頃(寛永年間)讃岐のの藩主・生駒高俊が、紫雲山を借景に南湖一帯を造園し、別荘を建てたのが始まりです。その後、水戸光圀の兄・松平頼重ら松平家が5代・頼恭まで約100年にわたり池泉回遊式庭園を完成させました。

さすがに大名庭園だけに園内は広いこと・・・。 それにしても日差しが強くて暑い・・・。

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東門を進むと讃岐民芸館があって

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1965年(昭和40)から1970年(昭和4年)にかけて開設された建物。園内が暑かったので、高齢の母は、ここで待つことにして、私たちだけで南庭を中心にまわることにしました。

園内の松は綺麗に手入れされていて、この松は鶴亀松と呼ばれています。

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約110個の石を組み合わせて亀を表現し、その背中で鶴が舞っているような姿に見えることからこのような名前がつけられています。


日曜日の日は、園内は込んでました。遠くに見えて居いるのが商工省令館です。

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1899年(明治32)に建てられたもの。香川県の特産品の展示即売や、製作実演が行われていました。

強い日差しを日傘で遮っても台風の影響かどうか、風が強くて写真が撮りにくい。  園内を運転手さんの解説で回ってて、この見返り獅子石も教えてもらいました。

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この石は、獅子が後ろを振り向いている姿に似ているところから呼ばれています。

また、江戸時代に武道の鍛錬をした芝生。講武榭と呼ばれています。

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馬術と弓の鍛錬に使われました。

前回訪れた時に利用していた掬月亭です。

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歴代の藩主が使用した茶室です。古いアルバムで確認するとここでお茶飲んでました。

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掬月亭で時間があれば休憩したかったけど、母も待ってることもあり、先を急ぎます。そしてしばらくすると偃月橋があります。

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園内の橋でも最も大きな橋です。弓張り月(半月)が湖面に影を映す姿から名付けられた、美しい反りが特徴の橋です。

ここが園内随一の絶景ポイント 飛来峰です。

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富士山に似せてつくったとされる築山です。 栗林公園を紹介される写真は、ここからの風景が使われており、この場所を探してました。ここから南湖方向を見ると紫雲山を背景に、掬月亭、手前には偃月橋と、まさに圧巻の景色です。

約40分ほど南庭を回りました。この高松と言うより香川県は雨が少なく、そのため塩を取るのに恵まれた土地であったようです。ただ、暑い京都と変わらない、いやそれ以上の気温には参りました。

次に、玉藻公園・高松城跡に向かいます。つづく。



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