二條天皇香隆寺陵へ

櫻谷文庫・木島櫻谷旧宅のほど近くに、二條天皇香隆寺陵があります。

住宅街の中にあり、考え毎をしてたら通り過ぎてしまいそうな・・・。

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NHK大河ドラマ「平清盛」では、冨浦智嗣さんが演じていました。その二條天皇は、後白河天皇(松田翔太さん)の第一子。幼き頃より祖父・鳥羽法皇(三上博史さん)に引き取られ、美福門院(松雪泰子さん)に育てられました。 父である後白河天皇が即位するものの、彼を嫌う美福門院は信西(阿部サダヲさん)を動かし、二條天皇に譲位させることに成功させます。もともと父への情は薄く、上皇となった後白河の院政とは一線を画し、清盛たちを使い積極的な政治運営を行うものの、病に倒れ、22歳の若さで崩御されました。

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ドラマで二條天皇のことを知りました。北野白梅町から遠くないところに御陵があって、また、「京の夏の旅」で公開された、櫻谷文庫・木島櫻谷旧宅に近いので、その時に一緒に行こうと・・・・。

後白河上皇を排除し、信西の政策を踏襲し平清盛を重用するも、後白河上皇の院政復活を恐れ、わずか数え年で2歳の我が子を即位(六条天皇)させます。ドラマでは、後白河上皇が蓮華王院(現在の三十三間堂)を造営しますか、二條天皇は蓮華王院への行幸を拒み、後白河上皇の怒りを買うことになりますが、その模様が描かれて、興味深く見ていました。

死後、ここ香隆寺陵に葬られたとされますが、中世(鎌倉)以降に廃絶してしまったためにその跡地も、二條天皇の陵墓の所在も不明となりました。1889年(明治22)に香隆寺の跡地を推定して、現在地に円丘の御陵が造られたのが、ここ二條天皇香隆寺陵です。

第78代二條天皇

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父後白河と対立した若き「賢王」と称された二條天皇 1143年~1165年 享年22 



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