旧津山藩別邸庭園、衆楽園へ

津山城の裏門出口から歩いて12分で、旧津山藩別邸庭園、衆楽園に着きました。

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なんと、この庭園は無料で入れます。これから紹介しますが、こんな素晴らしい庭園が無料なんて、信じられません。 近所の人たちを初め、津山市民の憩いの場として親しまれているようです。 無料のため受付がありませんので、園内のパンフなんかは、津山観光センターでもらっておくと良いでしょう。

1657年(明暦3)津山藩2代藩主・森長継が京都から庭師を招いて仙洞御所を模して造営されました。京風の洗練された雅な優雅さを感じさせる庭園です。衆楽園には、南北に長い大池泉に、4つの中島に橋を架け、余芳閣・迎賓館・風月軒・清涼軒の建物のが配されています。

門の手前に駐車場もあり、無料だし受付もないので気楽に入れます。地元の人なんかは、散歩されていました。

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入ったら直ぐこの光景を目にします。初めて訪れましたが、期待以上の美しさに驚き。

仙洞御所も何度か訪れていますが、負けず劣らず美しい庭園に感激です。 津山藩2代藩主・森長継が造営した頃は、現在の3倍もの敷地があったそうです。

少し進んで、紅葉島にかかる石橋

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そのまま進んでも良かったんですが、この橋を渡ってみました。

紅葉島から風月軒を望みます。

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後で、観光センターには行きましたが、この時は衆楽園の案内図が無かったので・・・。

紅葉島から庭園東側に渡って、風月軒を近くで見る。

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近くで見ても使用方法が不明でした。

清涼軒を過ぎると、徽軫灯籠

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金沢の兼六園のは有名ですね。

次に、中島にある清涼軒です。

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風月軒も清涼軒も使用方法は分かりません。

そして、霧島では、萩が咲き誇ってました。

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今頃、萩の名所どこも満開ですね。

庭園西側に出て、先ほどの清涼軒を見ます。

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また、仙洞御所のようなが゜あったりして・・・

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園内の北側には、山口誓子の句碑があって

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山口誓子が衆楽園を訪れたときに読んだもの。

津山藩では、自国の防御から他藩の使者は、城内には入れず、余芳閣御対面所として使用されました。その建物が現在も残っています。

その余芳閣です。

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12畳2間の広さを誇ります。天保年間になると、藩主の隠居後の住まいとして使用されました。ここの2階からは、遙か東方の山並みを望むことができるらしい。

迎賓館

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76畳の広さを誇ります。余芳閣の横に建っています。

余芳閣の前には、土産物店があって、そこで暫く休憩しました。高速バスで津山に着いてから、津山城・衆楽園と休みなく動いてたんで、疲れました

また、ここは桜の名所で、これは糸桜です。

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先ほどの津山城も全山が桜で覆われほどの桜の名所として有名ですが、この衆楽園も見事らしい。

津山滞在、4時間しか時間がありません。昼もまだだし・・・。とりあえず津山観光センターまで戻ることにします。つづく。



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