丸亀市 中津万象園・丸亀美術館へ

観音寺市琴弾公園から約50分で、丸亀市の中津万象園・丸亀美術館に着きました。

中津万象園・丸亀美術館は、1688年(貞享5)京極2代目藩主高豊によって丸亀藩中津別館として築園されましたのが始まりです。

中津万象園・丸亀美術館の正門(お成り門)です。

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入口は、ここではなく東門から入ります。

その東門(入園口)

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丸亀市には100名城の一つである丸亀城があります。「その他に何かあるかなぁ」とガイド本を見ててここを知りました。入園・入館料は1000円でした。

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運転手に案内してもらって園内に入り案内を聞ききました。絵画館や陶器館はあとで入り、ます庭園を見て廻ります。

この万象園は、京極家の先祖である近江八景になぞらえて、帆(矢橋帰帆)、雁(堅田落雁)、雪(比良暮雪)、雨(唐崎夜雨)、鐘(三井晩鐘)、晴嵐(粟津晴嵐)、月(石山秋月)、夕映(勢多夕照)と銘した八つの島を配し、その島々を橋で結んだ回遊式の大名庭園です。

案内で京極氏と聞いて、あのお江の姉・初の嫁ぎ先の京極氏だと分かりました。どうりで遠く離れた丸亀で近江八景たったんですね。

邀月橋は、月を迎えるという意味の橋。

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この橋の上から雁・雪・鐘の風景を見ることができます。

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写真右手前の島が近江八景の雁その奥か雪。回棹廊が鐘となっています。この橋から見る風景は綺麗でした。

近江八景の雪の風景です。

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案内にしたがって進むと松寿関があって

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神仙思想に基づく作庭様式をとる日本庭園の門。別名「長生きの門」とも呼ばれています。

この門を入って少し進むと素晴らしい松と出会いました。千代の傘松です。

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樹齢600年と言われる1本の松が直径15㍍にわたって大きく傘を広げた形をしています。

大傘松の横に母屋(茶屋)

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京極家歴代藩主がここでお茶を楽しまれました。

そして観潮楼です。

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江戸時代に建てられた茶室で、ここから潮の満ち引きが見える茶室でした。

この辺りから観月橋を見る

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近江八景の月と晴嵐になります。

近江八景の月と晴嵐を結ぶ観月橋です。

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そして月にある魚楽亭です。

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観月橋の上から見ています。


15000坪の広大な庭園の中心に八景池があり、池畔の松の緑と護岸石が美しいかったです。近年改修されて、この見事な庭園が蘇ったようです。

汗だくの体を冷やすために、展示館へ。

先ずは、ひいな館から

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展示物が撮影禁止のため、入口だけ。江戸時代から昭和にいたるひな人形をはじめ、日本伝統の技がいきている 櫛・かんざし・化粧道具などが展示されています。

次に陶器館

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現在のイラン・イラクを中心として出土した 紀元前2500年頃から13世紀までの彩文土器や陶器・ガラス器などを展示しています。

最後に絵画館

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フランス自然主義絵画を代表する、コロー、クールベなど巨匠の絵画を展示しています。 また、同郷画家の絵画も展示されていました。

冷房が゛効いてて汗が引きました。絵画館を出たら庭園を見渡せる観月台があって、そこから邀月橋を見たものです。

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月曜日だし、もう少し空いている思っていましたが、結構見に来られてました。

次に、この旅行の最後の目的池である丸亀城へ向かいました。つづく。



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