徳島のシンボル 眉山へ

瑞巌寺の山門を出て、5分ぐらいで、阿波おどり会館に着きました。

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眉山山頂へのロープウェイは、この会館の5階から出ています。

初めて来たので、要領が分かりませんでしたが、受付の人からお得なセット割引きがあることを聞き、それにしました。 眉山ロープウェイ往復+阿波おどりミュージアム+阿波おどり(昼のおどり)で1500円を券売機で購入し、5階へエレベータへ。 ロープウェイは15分間隔で、13時30分ので標高290㍍の山頂へ、日本自然百選の一つにも選ばれています。

「眉の如 雲居に見ゆる阿波の山 かけてこぐ舟 泊知らずも」と詠まれたことから、眉山と名が付いたそうです。

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6分の空中散歩。小さなゴンドラで、そんなに大勢は乗れないだろうと思ってしまうほどです。途中で登りと下りのゴンドラがすれ違います。

山頂駅すぐ横に展望台があり、これが眉山山頂の眺望です。

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中央の小高い山が、旧徳島城跡の城山です。あそこから歩いてここまで来ました。

子供の頃に訪れた徳島市は、夜の阿波踊りしか記憶におりません。この眉山も行ったかどうか・・・。この眉山が舞台で、さだまさしさん原作の、松嶋菜々子さん主演で映画化された「眉山」は見ました。 賛否両論あるかと思いますが、私は面白かったと言うより良かったです。この映画を見て徳島に来たら眉山に行こうと思いました。

この眉山山頂に来る前、眉山山麓の瑞巌寺から阿波踊り会館まで歩いてきましたが、その間に小学校があって、塀沿いに銅像が建ってました。足を止めて見ると、「モラエス像」と書いてあったんです。誰だろう?と思いつつ山頂まで来ましたが、その山頂にモラエス館がありました。

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モラエスは、亡き妻の故郷徳島をこよなく愛したポルトガル人作家。、徳島で生涯を終えたモラエスは、ヨネの死後徳島に移り住み、ポルトガルの新聞に日本を紹介するとともに、日本に関する作品を数多く残しました。そんな彼の遺品や、彼が使っていたとおりに再現した仕事場が展示されています。 入館料200円と書いてあったので入るのはやめました。しかし、帰ってHPで確認すると、眉山ロープウェイ乗車券購入者の方は無料とあり、入れば良かったと今、思っています(入口に書いてあれば良いのに・・・)

その前に異様な建物が建っていますが、それがパコタです。゜

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京都の龍安寺にもパコダはあります。徳島県ビルマ会が第二次世界大戦時の戦死者慰霊のために建てた記念塔です。この向こう側に展望台が。

モラエス館やパコダの前にも展望台があります。

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この舞台で、映画「眉山」は撮影されたようです。

展望台の反対側に剣山の方向を見渡せる展望台があって

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四国では、石鎚山に次ぐ高さを誇る剣山。逆光で見にくかったのと、少し霞んでて、分かりませんでしたが天気が良くても見えるでしょうか・・・。

予定では、この下にある阿波踊り会館で、「阿波へんろそば」でも食べようかと思ってましたが、もうお腹が限界で、山頂のレストハウス眉山で食事することにしました。

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軽食が主ですが、展望が素晴らしい。お昼も遅かったので、中は空いてました。このあと、団体が入ってこられましたが、ゆっくりさせてもらいました。

食事のあと、レストハウス眉山の上にガラス越しの展望台があって上がってみました。

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徳島市の眺望は、ここから見るのが一番綺麗に見られます。そして時計を見ると14時15分前を指してました。

15時から阿波踊りホールで阿波踊りをみるため、少し急いで階段を降り、ロープウェイに乗りました。 やっぱり徳島は、阿波踊りでしょう。これを見ずに帰れません。 このあと、阿波踊りの魅力を堪能します。つづく。



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