悲運の崇徳天皇 淳仁天皇を祀る白峯神宮へ
前回の晴明神社から、メンテナンスや月末月初めの多忙も重なって、間が空きましたが、前回の続きです。
晴明神社から再び今出川堀川のバス停まで、戻ってきました。その向かいに白峯神宮があります。 NHK大河ドラマ「平清盛」で放送されたから、ここは来てみようと思っていました。 ただ今出川通りに面しているので、何度も前は通っていました。
白峯神宮は、1866年(慶応2)に孝明天皇が、讃岐に流され、崩御された崇徳上皇の霊を慰めようと、讃岐国白峰の社を京都に移転させようと命ぜられましたが、崩御さめたため、明治天皇が1868年(明治元)に飛鳥井家邸内社を地主社とし、讃岐から崇徳天皇の神霊を迎えて創建されました。
今出川通りに面して鳥居が建っています。
歩道もそんなに広くいので、全体を撮る場合は、向かいに渡って撮ったほうが良かったけど信号を渡りに戻るが面倒だったで・・・。
今年の夏、四国香川旅行で、崇徳上皇が流された坂出市にある白峯寺に行きました。次は白峯神宮と思いましたが、暑い夏を避けたら今日になってしまいました。
大きな鳥居をくぐると門があって
入ると、右手に手水舎と名水「飛鳥井」があります。
ここで手を清めます。この名水は、清少納言も飲まれたらしい。そして手水舎の奥に京都指定の天然記念物「小賀玉」が見えています。樹齢800年と伝わっています。
門の正面に拝殿があって、その前に紫宸殿にならい左近の桜と右近の橘があります。
ここの左近の桜は、『撫子桜』と言います。
後で述べますが、ここはスポーツ特に、球技の上達に御利益があると聞きます。今年大活躍したなでしこジャパンを想像してしまいます。
その拝殿の奥に本殿があります。
ここに祀られているのは、先述べした崇徳天皇と淳仁天皇です。また、サッカーやラグビーなどのボールも奉納されています。
淳仁天皇は、奈良時代に僧道鏡と恵美押勝の争いにより、淡路島に配流されました。
この白峯神宮が何故、球技上達を願う参拝者で賑わうのは、この拝殿横の蹴鞠庭が物語っています。
この白峯神宮の地は、蹴鞠・和歌の宗家飛鳥井家の邸跡でした。同家の守護神「まり精大明神」が祀られ球技愛好者に崇敬されています。
そして境内にある蹴鞠の碑です。
中の石のボールを回せば御利益があるそうです。中学生の時、卓球部で3年間頑張りました。その時、ここに来れば良かったと、遠い昔の事を思い出しました。
そして境内の東にある地主社です。
飛鳥井家の守護神としてた精大明神が祀られています。古くから球技や芸能の上達を願う人々が参拝に訪れます。
次に、武道の神の伴緒社です。
源為義・源為朝親子を武道の神として祀られています。ともに保元の乱では、崇徳上皇側につきました。特に為義が「無双の弓の達者」であったためでしょうか。
最後に、潜龍社と名水「潜龍水」です。
このここから湧き出る水は、家内安全、家業繁栄並びに、悪縁断ち良縁を得る霊験あらたかな名水として親しまれています。
境内は、ひっそりと「崇徳天皇欽仰之碑」が建っています。
特に、案内は書いてありませんが、社務所で「朱印」を尋ねたら「あります」とのことで、ここでいただきました。
サッカー・野球・バレー・バスケットのお守りが置いてあります。さすがに球技の神様
今出川通りに面しているので、何度かバスで通ってました。Jリーグの関係者も参拝に訪れるのは聞いたことがありましたが、その通りで、一杯ボールが置いてありました。
【番外編】
この白峯神宮から遠く離れた祇園甲部歌舞練場の裏手に崇徳天皇御廟 があります。
1497年(明応6)、現在の東山安井の光明院の住持・幸盛上人は「崇徳天皇御廟」を光明院内に再興。これが現在の「崇徳天皇御廟」の前身で、祇園の花街から少し離れており、ひっそり佇んでいます。
晴明神社から再び今出川堀川のバス停まで、戻ってきました。その向かいに白峯神宮があります。 NHK大河ドラマ「平清盛」で放送されたから、ここは来てみようと思っていました。 ただ今出川通りに面しているので、何度も前は通っていました。
白峯神宮は、1866年(慶応2)に孝明天皇が、讃岐に流され、崩御された崇徳上皇の霊を慰めようと、讃岐国白峰の社を京都に移転させようと命ぜられましたが、崩御さめたため、明治天皇が1868年(明治元)に飛鳥井家邸内社を地主社とし、讃岐から崇徳天皇の神霊を迎えて創建されました。
今出川通りに面して鳥居が建っています。
歩道もそんなに広くいので、全体を撮る場合は、向かいに渡って撮ったほうが良かったけど信号を渡りに戻るが面倒だったで・・・。
今年の夏、四国香川旅行で、崇徳上皇が流された坂出市にある白峯寺に行きました。次は白峯神宮と思いましたが、暑い夏を避けたら今日になってしまいました。
大きな鳥居をくぐると門があって
入ると、右手に手水舎と名水「飛鳥井」があります。
ここで手を清めます。この名水は、清少納言も飲まれたらしい。そして手水舎の奥に京都指定の天然記念物「小賀玉」が見えています。樹齢800年と伝わっています。
門の正面に拝殿があって、その前に紫宸殿にならい左近の桜と右近の橘があります。
ここの左近の桜は、『撫子桜』と言います。
後で述べますが、ここはスポーツ特に、球技の上達に御利益があると聞きます。今年大活躍したなでしこジャパンを想像してしまいます。
その拝殿の奥に本殿があります。
ここに祀られているのは、先述べした崇徳天皇と淳仁天皇です。また、サッカーやラグビーなどのボールも奉納されています。
淳仁天皇は、奈良時代に僧道鏡と恵美押勝の争いにより、淡路島に配流されました。
この白峯神宮が何故、球技上達を願う参拝者で賑わうのは、この拝殿横の蹴鞠庭が物語っています。
この白峯神宮の地は、蹴鞠・和歌の宗家飛鳥井家の邸跡でした。同家の守護神「まり精大明神」が祀られ球技愛好者に崇敬されています。
そして境内にある蹴鞠の碑です。
中の石のボールを回せば御利益があるそうです。中学生の時、卓球部で3年間頑張りました。その時、ここに来れば良かったと、遠い昔の事を思い出しました。
そして境内の東にある地主社です。
飛鳥井家の守護神としてた精大明神が祀られています。古くから球技や芸能の上達を願う人々が参拝に訪れます。
次に、武道の神の伴緒社です。
源為義・源為朝親子を武道の神として祀られています。ともに保元の乱では、崇徳上皇側につきました。特に為義が「無双の弓の達者」であったためでしょうか。
最後に、潜龍社と名水「潜龍水」です。
このここから湧き出る水は、家内安全、家業繁栄並びに、悪縁断ち良縁を得る霊験あらたかな名水として親しまれています。
境内は、ひっそりと「崇徳天皇欽仰之碑」が建っています。
特に、案内は書いてありませんが、社務所で「朱印」を尋ねたら「あります」とのことで、ここでいただきました。
サッカー・野球・バレー・バスケットのお守りが置いてあります。さすがに球技の神様
今出川通りに面しているので、何度かバスで通ってました。Jリーグの関係者も参拝に訪れるのは聞いたことがありましたが、その通りで、一杯ボールが置いてありました。
【番外編】
この白峯神宮から遠く離れた祇園甲部歌舞練場の裏手に崇徳天皇御廟 があります。
1497年(明応6)、現在の東山安井の光明院の住持・幸盛上人は「崇徳天皇御廟」を光明院内に再興。これが現在の「崇徳天皇御廟」の前身で、祇園の花街から少し離れており、ひっそり佇んでいます。