四親王家の一つ 閑院宮邸跡へ

10月27日、拾翠亭の開門前に、閑院宮邸跡に寄りました。

江戸時代から続く閑院宮邸跡は、京都御苑間ノ町口を入った西、西南角にあたります。ちなみに入ってすぐの東側が拾翠亭です。拾翠亭を過ぎて、そのまま進みと東 門が見えてきます。

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閑院宮家は伏見宮家、桂宮家、有栖川宮家と並ぶ四親王家の一つで、1710年(宝永7)に東山天皇の皇子直仁親王を始祖として創立されました。

東門を入ると正面に車寄

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京都御苑内は江戸時代に、200もの宮家や公家の邸宅が建ち並ぶ公家町でしたが、都が東京に移った後は、こられの邸宅も姿を消しましたし、閑院宮も1877年(明治10)に東京に移られました。

玄関を入ると、内部は、京都御苑の自然と歴史についての写真・絵図・展示品・解説を備えた収納展示室になっています。先ずは中庭から。

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そして収納展示室です。

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京都御苑の自然と歴史を知ることができます。

敷地内の宇南には、園が整備されています。

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作庭当時の遺構を残しつつ、その上に穏やかな州浜を設けています。仙洞御所や桂離宮にあるものと同じです。

そして築山

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奥に見えているのが、東門です。この庭園には、四阿もありました。

ここは、無料で入れます。2006年(平成18)3月に工事を終え、京都御苑の自然と歴史についての写真・絵図・展示品・解説を備えた収納展示室と庭園などを開放しており、ここは何度が入っています。



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