京都最大の禅寺の台所 妙心寺 大庫裏・経蔵へ

妙心寺の塔頭東海庵を見たあと、次に向かったは、『第47回 京の冬の旅 非公開文化財特別公開』妙心寺 大庫裏・経蔵です。

東海庵から大庫裏へ、大庫裏から東海庵へセットで行かれる人が多いみたいで、人の流れがそうなってました。

東海庵からほどなく歩くと大庫裏の前にある表門につきます。そしてその前には看板が出てるので、迷うことはないかと思います。

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東海庵より、ここの拝観者少ないだろうと思っていましたが、こちらも多かったです。ちょうど団体が出てこられんだろう。

禅宗寺院ではお馴染みの大庫裏です。

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普段から外観は見られますか、結構車なんか止まってたりして・・・。

1653年(承応2)に再建された寺の台所や食堂、そして寺務所の役割を持つ建物。庫裏の守護神を祀る韋駄天堂、三十畳敷きの食堂には、地蔵菩薩像を祀ってあります。また、貯蔵庫なんかあって、大きな行事の際には、数百人分の食事を厳格な作法に従って食事をします。

大庫裏の中は、撮影禁止てした。 入るとガイドさんの案内で、ほぼグループとなって、炊事場のある台所や展示室・食堂を見て廻ります。

ここ大庫裏は非公開ですが、昨年4月に『京都文化協会主催の~妙心寺 塔頭 天祥院蔵『老梅図』(襖四面)~の特別観覧』に参加した時に、ここの食堂には入りました。目的は、狩野山楽筆『龍虎図屏風』を見ることでしたが、その時は、写真撮影はOKでしたが・・・・

この大庫裏を見終わったら、次に経蔵に向かいます。

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大庫裏と経蔵がセットになっていますが、先に大庫裏で受け付け、経蔵には拝観券を見せることで入れます。

大庫裏から経蔵まで少し歩くことになります。

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正面から入るのではなく、北側の扉から入ります。そして入口は、正面の反対側にあります。これは、正面からだと一般の観光客にも見えてしまうからでしょう。内部は撮影禁止で、輪蔵も回転することはできません。

1673年(寛文13)に、豪商・淀屋辰五郎が寄進したもので、八角形の輪蔵に6500巻を超える経典が収められており、これを一回転させるだけで、全巻を読んだと同じ功徳が得られるという。

輪蔵の正面には、回転式輪蔵を考案した傳大士の像か祀ってあります。(看板の写真) 輪蔵が回せないので、せめて一周してきました。(傳大士の像があって一周はできません)

最後にガイドさんの話を聞いて、正面の扁額を見に行きました。

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「毘盧蔵」(びるぞう)と書かれた伏見天皇宸筆です。

参考までに、ここの経蔵の輪蔵は回せませんが、嵯峨釈迦堂の輪蔵は、100円で回すことができます。興味ある方はどうぞ

毎年、「冬の旅」では、妙心寺は楽しまさせてもらってます。来年も期待したいですね。 全部で14ヶ所公開されていますが、毎年同じ寺院もあって、多分、あと何カ所か廻る予定です。



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