雪の霊鑑寺〈旧谷の御所〉へ
昨夜(2月8日)、京都市内は雪が降りました。朝になって外を見ると屋根には積もっていますが、道には積もっていせん。それでも雪景色を期待して、『京の冬の旅』で11年ぶりに公開された霊鑑寺〈旧谷の御所〉に行きました。
霊鑑寺は、椿と紅葉の寺として有名で、毎年、春と秋には定期的に公開されいますが、冬の時期に公開されるのは稀です(11年ぶりの公開)。
霊鑑寺には、椿の時期に2回来ています。錦林車庫バス停から、山側に登ること7分程度で表門前に着きました。
バスの時間の都合で10時の開門前には着きました。まだ、開門していません。しかし、石段前には既にたくさんの人が来てました。何名かは私のような雪目当てでしょう。
開門まで待っていても寒いので、近くの安楽寺に行って、雪の写真を撮ったあと、再び戻ってきました。そしたら、開門してました。
椿の時期と同じ、表門を入って左側に拝観受付があります。
霊鑑寺は1654年(承応3)に後水尾天皇の皇女、多利宮(浄法身院宮宗澄尼)を開基として創建され、明治維新まで代々皇女、皇孫女が入寺された臨済宗の尼門跡寺院です。かつては、少し南の渓谷沿いにあったことから「鹿ヶ谷比丘尼御所」「谷の御所」とも呼ばれています。
表門を入ると玄関を目にします。
1686年(貞享3)に、後西天皇の院御所の旧殿のうち、御休息所と御番所を賜って、玄関と書院に移建したものと伝わっています。
中門を入ると、左手には書院を目にします。
椿の頃と拝観順路は、同じです。書院には、最後に上がります。下の写真は、本堂から見た書院です。本堂は、書院より一段高いところにあります。
その書院前には、池泉鑑賞式庭園が
昨夜降った雪が庭園に残っていました。この雪景色を見に来たので良かったです。
東山連峰の大文字山から西へ伸びる稜線を利用して造られています。池の周りに滝石組や蓬莱石組を配し江戸時代中期の特徴を良く表しています。また、後水尾天皇遺愛の樹齢400年の日光椿(京都市指定天然記念物)を見ることができます。
書院の前の庭園を見ながら、霊鑑寺の本堂へ。階段を少しばかり登ります。
1795年(寬政6)に徳川幕府11代将軍・徳川家斉の寄進により建立されました。
もう一段上にあがると、宝形造りになっているのが分かります。本尊は、如意輪観音像を安置してあります。ここで寒い中、ガイドさんより話がありましたが、寒すぎて殆ど覚えません。ガイドさんより「この上の椿園で、数は少ないですけど椿が咲いています」と話されたんで、もう一段高い椿園に
春になったら、椿が一面に咲き誇ります。今日は、珍しい雪と椿がセットで撮れました。これだけでも来た値打ちがありました。
ここの椿は、とても綺麗なんです。今日は、まだ早くて咲いていませんが、変わりに雪の花が咲いています。
春の特別公開 ~椿の花咲く頃~ 4月1日(月)~14日(日) 10時~16時 拝観料 600円
再び、下まで降りてきました。まだ、雪は溶けずに残っていていました。そして、ここから書院に上がって中を拝観できます。(内容は、椿の頃と同じでした)
見所は、『上段の間』でしょう。残念ながら撮影禁止のため写真はありませんが、格調高い、院御所宮殿らしい、尼宮の雅な暮らしが偲ばれます。
『京の冬の旅』は、1月10日(木)~3月18日(月) 10:00~16:00 拝観料 600円
霊鑑寺は、椿と紅葉の寺として有名で、毎年、春と秋には定期的に公開されいますが、冬の時期に公開されるのは稀です(11年ぶりの公開)。
霊鑑寺には、椿の時期に2回来ています。錦林車庫バス停から、山側に登ること7分程度で表門前に着きました。
バスの時間の都合で10時の開門前には着きました。まだ、開門していません。しかし、石段前には既にたくさんの人が来てました。何名かは私のような雪目当てでしょう。
開門まで待っていても寒いので、近くの安楽寺に行って、雪の写真を撮ったあと、再び戻ってきました。そしたら、開門してました。
椿の時期と同じ、表門を入って左側に拝観受付があります。
霊鑑寺は1654年(承応3)に後水尾天皇の皇女、多利宮(浄法身院宮宗澄尼)を開基として創建され、明治維新まで代々皇女、皇孫女が入寺された臨済宗の尼門跡寺院です。かつては、少し南の渓谷沿いにあったことから「鹿ヶ谷比丘尼御所」「谷の御所」とも呼ばれています。
表門を入ると玄関を目にします。
1686年(貞享3)に、後西天皇の院御所の旧殿のうち、御休息所と御番所を賜って、玄関と書院に移建したものと伝わっています。
中門を入ると、左手には書院を目にします。
椿の頃と拝観順路は、同じです。書院には、最後に上がります。下の写真は、本堂から見た書院です。本堂は、書院より一段高いところにあります。
その書院前には、池泉鑑賞式庭園が
昨夜降った雪が庭園に残っていました。この雪景色を見に来たので良かったです。
東山連峰の大文字山から西へ伸びる稜線を利用して造られています。池の周りに滝石組や蓬莱石組を配し江戸時代中期の特徴を良く表しています。また、後水尾天皇遺愛の樹齢400年の日光椿(京都市指定天然記念物)を見ることができます。
書院の前の庭園を見ながら、霊鑑寺の本堂へ。階段を少しばかり登ります。
1795年(寬政6)に徳川幕府11代将軍・徳川家斉の寄進により建立されました。
もう一段上にあがると、宝形造りになっているのが分かります。本尊は、如意輪観音像を安置してあります。ここで寒い中、ガイドさんより話がありましたが、寒すぎて殆ど覚えません。ガイドさんより「この上の椿園で、数は少ないですけど椿が咲いています」と話されたんで、もう一段高い椿園に
春になったら、椿が一面に咲き誇ります。今日は、珍しい雪と椿がセットで撮れました。これだけでも来た値打ちがありました。
ここの椿は、とても綺麗なんです。今日は、まだ早くて咲いていませんが、変わりに雪の花が咲いています。
春の特別公開 ~椿の花咲く頃~ 4月1日(月)~14日(日) 10時~16時 拝観料 600円
再び、下まで降りてきました。まだ、雪は溶けずに残っていていました。そして、ここから書院に上がって中を拝観できます。(内容は、椿の頃と同じでした)
見所は、『上段の間』でしょう。残念ながら撮影禁止のため写真はありませんが、格調高い、院御所宮殿らしい、尼宮の雅な暮らしが偲ばれます。
『京の冬の旅』は、1月10日(木)~3月18日(月) 10:00~16:00 拝観料 600円