十六羅漢石庭の妙蓮寺へ
宝鏡寺を出て寺之内通りを西に進み、堀川通りを渡ってすぐに妙蓮寺があります。
この日は、宝鏡寺がメインでしたが、ここだけで帰るのはもったいないので、まだ行ったことがない妙蓮寺にしました。そして境内入口に建つ山門です。
1788年(天明8)の天明の大火で、伽藍の多くが消失した後、1818年(文政元年)禁裏より拝領し建立されたもので、両袖番所付山門は、稀に見る格式高いものと言われています。
山門を入ってすぐに目にするは、鐘楼です。
1617年(元和3)建立。全国的にも数少ない本格的な袴腰型鐘楼で、江戸時代を代表する建築物です。
そして境内中央にあるのが本堂ですが、現在工事中です。
後で拝観して工事中を知りました。外から見るだけなら分かりませんでした。
大本山妙蓮寺は、鎌倉末期の1294年(永仁2)に日像上人より開基されました。その後たびたび法難にあいましたが、1587年(天正15)に豊臣秀吉の聚楽第造営に際し現在の地に移り、天明の大火て多くの伽藍を消失するも1789年(寬政元年)以降順次復興し、現在に至っています。
この本堂の手前に珍しい桜が咲いていました。御会式桜(おえしきざくら)と言います。
10月13日の日蓮大聖人御入滅の日、前後から咲き始め、年をまたいで、4月8日のお釈迦様の聖誕日ごろ満開となる珍しい桜です。
また、本堂の前には、日像上人像がありました。
日蓮宗寺院に共通しますが、観光寺院ではないので境内は、ひっそりしています。この辺りには、ここ妙蓮寺の他、妙顕寺・本法寺・妙覚寺があります。(私が訪れたのは、太字で示す)
観光寺院ではないので、拝観受付は多分、庫裏の中だろうと思い、そちらに向かうと手前に、妙蓮寺椿が咲いていました。
早咲き椿の一種で、古来、茶人・文化人の間で珍重されてきた品種で、室町時代には広く知られていたそうです。
妙蓮寺椿の奥に、庫裏があって、その中に拝観受付があります。
この庫裏の前に、「拝観できます」と看板が出てたので、安心して入れました。やっぱり初めて来たので要領が分からない。
入ると、「今日は長谷川等伯を予約されている人がいるので、ついでにどうですか?」と案内されまたが、庭を目当てに来たので、断りました。拝観料は500円。長谷川等伯を見るのは+300円です。(予約要)
ここの受付の人が大変楽しい方で、足早に案内していただきました。普段、受付は一人のため、長谷川等伯のある宝物館を案内するには、その間、もう一人受付が必要なため、どうしても予約が必要らしい。
案内したもらった順路は違いますが、先ずは十六羅漢石庭から
上、表書院から撮ったもの 下、奥書院から撮ったものです。 桂離宮の造営を指図した妙蓮寺の僧・玉淵坊日首の作。 中央の青石は、臥牛石といい、豊臣秀吉によって伏見城から移されたと言う。この庭は、火災による損傷が激しいかつたが、造園当時の姿に復元されました。
また、奥書院内の襖絵、幸野豊一画『四季の襖絵』(春の野、夏の池、秋の山、冬の川)も見せてもらいました。ここは撮影禁止のため写真はありませんが、良かったです。
奥書院には、本堂が工事中のため、ご本尊様も安置されています。本堂では、こんなに近くでは見られないそうで、お参りさせてもらいました。
拝観受付を済ませて、最初に目にするのは、この中庭でした。
上、寒椿 下、冬に咲く珍しい、カンザキアヤメ(寒咲きアヤメ)です。
他にもいろいろありましたが、帰ったら忘れてしまいました。ここは、2年前の『春の京の旅』で公開されました。メインは、長谷川等伯の襖絵でしたが、期間がGW中ということもあって、行けませんでした。
この妙蓮寺に拝観者のなかには、長谷川等伯だけを見に来られる人も多いと、お寺の人が話されていました。
この日は、宝鏡寺がメインでしたが、ここだけで帰るのはもったいないので、まだ行ったことがない妙蓮寺にしました。そして境内入口に建つ山門です。
1788年(天明8)の天明の大火で、伽藍の多くが消失した後、1818年(文政元年)禁裏より拝領し建立されたもので、両袖番所付山門は、稀に見る格式高いものと言われています。
山門を入ってすぐに目にするは、鐘楼です。
1617年(元和3)建立。全国的にも数少ない本格的な袴腰型鐘楼で、江戸時代を代表する建築物です。
そして境内中央にあるのが本堂ですが、現在工事中です。
後で拝観して工事中を知りました。外から見るだけなら分かりませんでした。
大本山妙蓮寺は、鎌倉末期の1294年(永仁2)に日像上人より開基されました。その後たびたび法難にあいましたが、1587年(天正15)に豊臣秀吉の聚楽第造営に際し現在の地に移り、天明の大火て多くの伽藍を消失するも1789年(寬政元年)以降順次復興し、現在に至っています。
この本堂の手前に珍しい桜が咲いていました。御会式桜(おえしきざくら)と言います。
10月13日の日蓮大聖人御入滅の日、前後から咲き始め、年をまたいで、4月8日のお釈迦様の聖誕日ごろ満開となる珍しい桜です。
また、本堂の前には、日像上人像がありました。
日蓮宗寺院に共通しますが、観光寺院ではないので境内は、ひっそりしています。この辺りには、ここ妙蓮寺の他、妙顕寺・本法寺・妙覚寺があります。(私が訪れたのは、太字で示す)
観光寺院ではないので、拝観受付は多分、庫裏の中だろうと思い、そちらに向かうと手前に、妙蓮寺椿が咲いていました。
早咲き椿の一種で、古来、茶人・文化人の間で珍重されてきた品種で、室町時代には広く知られていたそうです。
妙蓮寺椿の奥に、庫裏があって、その中に拝観受付があります。
この庫裏の前に、「拝観できます」と看板が出てたので、安心して入れました。やっぱり初めて来たので要領が分からない。
入ると、「今日は長谷川等伯を予約されている人がいるので、ついでにどうですか?」と案内されまたが、庭を目当てに来たので、断りました。拝観料は500円。長谷川等伯を見るのは+300円です。(予約要)
ここの受付の人が大変楽しい方で、足早に案内していただきました。普段、受付は一人のため、長谷川等伯のある宝物館を案内するには、その間、もう一人受付が必要なため、どうしても予約が必要らしい。
案内したもらった順路は違いますが、先ずは十六羅漢石庭から
上、表書院から撮ったもの 下、奥書院から撮ったものです。 桂離宮の造営を指図した妙蓮寺の僧・玉淵坊日首の作。 中央の青石は、臥牛石といい、豊臣秀吉によって伏見城から移されたと言う。この庭は、火災による損傷が激しいかつたが、造園当時の姿に復元されました。
また、奥書院内の襖絵、幸野豊一画『四季の襖絵』(春の野、夏の池、秋の山、冬の川)も見せてもらいました。ここは撮影禁止のため写真はありませんが、良かったです。
奥書院には、本堂が工事中のため、ご本尊様も安置されています。本堂では、こんなに近くでは見られないそうで、お参りさせてもらいました。
拝観受付を済ませて、最初に目にするのは、この中庭でした。
上、寒椿 下、冬に咲く珍しい、カンザキアヤメ(寒咲きアヤメ)です。
他にもいろいろありましたが、帰ったら忘れてしまいました。ここは、2年前の『春の京の旅』で公開されました。メインは、長谷川等伯の襖絵でしたが、期間がGW中ということもあって、行けませんでした。
この妙蓮寺に拝観者のなかには、長谷川等伯だけを見に来られる人も多いと、お寺の人が話されていました。