別府地獄巡り(その1) 海地獄へ

別府ロープウェイを出て、湯煙あがる別府市に入りました。高校の修学旅行では、通過だけだったし、子供の頃に来た時は、幼すぎて覚えてないし・・・。

昨日、石仏観光センター・郷膳うさ味で昼食を食べている時に運転手さんから「別府地獄巡りで希望の所はありますか?」と尋ねられました。 私は、当初から考えていた通り国指定の名勝4地獄を希望したんです。

そして今日は、海地獄から巡ることになりました。

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入園料は、1カ所400円。共通券もありますが、4ケ所しか廻らないので、共通券はやめました。

約1200年前、先ほど行った鶴見岳の大爆発によってこの海地獄はできました。広大な池が海の色に見えることから名付けられたとか。敷地内には、熱帯の植物が植えられて南国情緒あふれる景観が楽しめます。

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大鬼蓮(オオオニバス)や睡蓮の花も楽しめるみたいですが、何もありませんでした。

入って左のあるのが熱帯性の睡蓮の池てす。

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海地獄の熱を管で管理しているため、熱帯の植物が育つようです。

海地獄は、園内のずっと奥にあります。

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湯布院もそうでしたが、ここ海地獄も団体客(外国人)が多かったです。

途中、土産物店を通って、やっと目にしました。コパルとブルーの海地獄です。

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綺麗な色をしていますが、温度は高くて危険です。

泉質は、酸性でラシセウム硫酸鉄を有し、温度は98度もあります。そして、泉脈まで深さ200㍍といわれています。

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この池は、一周できます。ただ煙にピントが合って、やけにピンボケが多かった。どの温泉にもありますが、温泉卵が浸かっていました。

最後に、園内でみつけて句碑

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「海地獄美し春の潮より」高野素十とありました。

園内はむせるような噴気と熱気。それに硫黄の臭いが充満してました。成分の硫酸鉄が湯にしみこむと青くなるそうで、教えてもらいました。次は、白池地獄に行きます。つづく。



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