『狩野山楽・山雪展』京都国立博物館へ

現在開催中の『狩野山楽・山雪展』を見に京都国立博物館へ4月19日(金)、会社が終わったあと行きました。

会社から歩いて25分で着きました。少しぐらいの行列は覚悟してましたが、全然空いてました

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狩野永徳や長谷川等伯の大行列には驚きましたが、事前に京都国立博物館のツイッターで混雑状況は確認してました。

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ご覧のように誰も並んでいません

狩野永徳展(6年前)、長谷川等伯展(3年前)から久しぶりの近世絵画の大展覧会。京都狩野派を代表する狩野山楽山雪は、桃山時代から江戸初期の京都で活躍しました。狩野探幽(永徳の孫)らが江戸に移って活躍したのに対して、山楽と山雪は京に留まったため、京狩野派と称されました。山楽は、永徳の豪壮な造形を受け継ぎ、さらに後継の山雪は、水墨画・金碧画にわたって驚くべき個性的な絵画を生み出していす。今回の展覧会では、海外から初里帰りの作品を含め、名品の数々が見られます。

館内は撮影ができません。(当たり前です) 京都の寺院を巡っていると狩野山楽・山雪の作品を良く目にします。特別展では、ガイドさんから案内があるので、京狩野派の名も、そこで知りました。

この展覧会では、アメリカ・メトロポリタン美術館から里帰りした作品を目にしました。妙心寺 塔頭 天祥院『老梅図襖』(狩野山雪筆)です。

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これは、天祥院の特別公開時で見たものです。最新のデジタル技術により、オリジナルに限りなく近い高品質複製品で甦っています。今日は、海を渡ったオリジナル作品を見ることができました

次に 妙心寺蔵 『龍虎図屏風(重要文化財)』(狩野山楽筆)です。

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これも天祥院の特別公開時に、妙心寺大庫裏内で、特別に見せてもらいました。もちろんデジタル複製品です。本物は、京都国立博物館に寄贈と説明を受けました。今日は、その本物を見られたわけです。

仕事疲れもあって、ゆっくり見て廻りました。どうせ明日は休みだしね。また、行きたくなるような展覧会があれば・・・。 来年には長い間工事中だった京都国立博物館も全景が見られます。その時にはゆっくり散策したいです。

観覧料は、一般1400円ですが、毎日新聞社よりもらいました。 期間は、3月30日(土)~5月12日(日) 。開館時間は、午前9時30分から午後6時(毎週金曜日は午後8時)まで。



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