青モミジが美しい宝厳院 獅子吼の庭へ
嵐山で紅葉の名所で知られる天龍寺 塔頭 宝厳院に行ってきました。 しかし、今日の目的は、5月末で閉館する美空ひばり座でした。あまりの良い天気のため、庭園の綺麗なところに寄ってからにしようと思ったんです。大河内山荘か宝厳院か、結局、青モミジの宝厳院にしました。
山門に拝観受付があって、弘源寺とのセットを聞かれます。今日は、宝厳院しか行く予定がいので500円払い入りました。 宝厳院は天龍寺の塔頭寺院ですが、檀家じゃないので・・・。天龍寺の庭園は、いつも・・・・。ちなみに宝厳院と弘源寺は共通点があって、住職さんが同じなんです。将来は息子さん2人が継がれるみたいです。
拝観時間9時~17時 拝観料500円(弘源寺との共通券900円・本堂の襖絵見学は別途500円) 拝観期間は、3月16日~6月30日です。
ここの紅葉は素晴らしいです。でも、青モミジの宝厳院も美しいと思います。私は青モミジも好きなんです。拝観料を拝観料を納めて庭に入り最初に目にするのは、この綺麗な砂利に描かれた紋様です。
9時は過ぎてましたし、一番乗りではありませんが、綺麗に残ってました。
この庭は『獅子吼の庭』と呼ばれています。室町時代に中国に2度渡った禅僧策彦周良(さくげんしゅうりょう)禅師により作庭され,嵐山を巧みに取り入れた借景回遊式庭園です。江戸時代の京都の名所名園を収録した「都林泉名勝図会」でも紹介された名園です。※獅子吼(ししく)とは<釈迦の説法。獅子がほえて,百獣を恐れさせる威力にたとえていう。
私は家が近いこともあって、何度か訪れています。けっして庭は広くありませんが、園内は綺麗に手入れされ鳥の声をききながらゆっくり散策すると心が癒やされる気がします。
拝観料を納めて庭に入り、最初に目にするのは、苦海です。
丸い黒いしで苦海(空海)を表しています。借景の嵐山が美しい。写真左下が舟石で、対岸に渡るも獣を石で表しています。
その苦海を渡った先にあるのが、三尊石です。
釈迦如来を三尊石で表しています。苦海を渡って、釈迦如来の説法を獣たちが聞きに行く様子を表現したとか。
宝厳院 獅子吼の庭は、巨石がいたるところに配置されています。先ずは、破岩の松から。
現在は枯死してしまいましたが、岩の割れ目から松の種が芽を吹き、成長とともに岩を砕いて樹高が10㍍近くになったという。
そして、ここから本堂に通じる入口があって、入口で本堂の拝観券(500円)を購入すれば入れます。
本堂の前にある茶席「無畏庵」です。何度か利用したことがあります。ここでゆっくり座りお茶と和菓子をいただいて休憩するのもいいでしょう。
そして真新しい2008年(平成20)年の再興の本堂です。
本尊は、十一面観世菩薩。また、田村能里子作の障壁画があります。内部は撮影禁止です。 この本堂は、一度見たら充分です。赤く染まった襖絵ですが、お寺の襖絵に似合いますかね。私はNoです。一度見た人の再訪はないでしょう。これは間違いないです。
本堂の外観だけ撮って、再び拝観コースに戻りました。そしたら次の巨石、碧岩を目にします。2億年前の海底に堆積した微生物やプランクトンが水圧で圧縮されて出来たらしい。
巨石に苔が生えて美しい。いつも感じることですが、どうして運ばれてきたんだろうと・・・。それにしても青いモミジも綺麗なもんです。
碧岩の先にあるのが、豊丸垣と呼ばれる竹を利用した独特の垣根があります。
豊丸とは茶人の名前で、苔むした庭に似合います。
園内には清流も流れて、秋には真っ赤な色に染まります。京都屈指の紅葉の名所と言われるも分かります。
日曜日でも園内は空いてますが、紅葉の時期は狭い園内が人・人・人で混み合います。特に夜間ライトアップは、行列に並んで、一回りして出てきますが、並んでる時間の方が長い。
そして最後の巨石、獅子岩です。
この角度から見ると一番獅子に見えやすい。獅子の顔に似てるから獅子岩と名付けられた。
この時期に訪れたのは、2010年5月以来です。冬場と夏場は閉園してるので、入れないから、秋の紅葉か春または初夏の時期に限られます。
この先にあるのが、坐禅石。
坐禅石の上に苔生していて・・・。本当にここで坐禅されたんだろうか?
庭園内は狭いので、出口付近に戻ってきました。そこには宝厳院垣といわれる独特な垣根があります。
耐久力を増すために上部に屋根をつけたので、宝厳院垣と呼ばれるとか。また、茶室「青嶂軒」といいますが、入ったことはないです。
やっぱりここの庭園は綺麗です。手入れも行き届いてるし・・・。花はアヤメが咲いてました。これから旬のサツキなど、この庭園は花がないので本命は、秋の紅葉ですね。紅葉も今日ぐらいゆっくり散策できたらいいのに。
ゆっくり見て廻ると、9時30分になっていました。ちょうど美空ひばり座が開く時間です。今日の目的は、そちらだったので、一回りだけで出ました。出たら羅漢像が一杯置いてあります。
これは、ほんの一部です。ひとつづつ表情が違うので、見てても飽きないです。
拝観受付からモミジのトンネルを見ます。
青モミジも綺麗でしょう。もちろん秋には、真っ赤に染まります。それはそれは見応え充分です。
そして、ここから真っ直ぐ東へに行って美空ひばり座の横に出たわけです。嵐山も桜が終わって、GWも終わって、次は秋の紅葉です。それまでは静かな嵐山を見られます。
昨年の紅葉の模様はこちらから→https://mahopika.seesaa.net/article/201211article_9.html
山門に拝観受付があって、弘源寺とのセットを聞かれます。今日は、宝厳院しか行く予定がいので500円払い入りました。 宝厳院は天龍寺の塔頭寺院ですが、檀家じゃないので・・・。天龍寺の庭園は、いつも・・・・。ちなみに宝厳院と弘源寺は共通点があって、住職さんが同じなんです。将来は息子さん2人が継がれるみたいです。
拝観時間9時~17時 拝観料500円(弘源寺との共通券900円・本堂の襖絵見学は別途500円) 拝観期間は、3月16日~6月30日です。
ここの紅葉は素晴らしいです。でも、青モミジの宝厳院も美しいと思います。私は青モミジも好きなんです。拝観料を拝観料を納めて庭に入り最初に目にするのは、この綺麗な砂利に描かれた紋様です。
9時は過ぎてましたし、一番乗りではありませんが、綺麗に残ってました。
この庭は『獅子吼の庭』と呼ばれています。室町時代に中国に2度渡った禅僧策彦周良(さくげんしゅうりょう)禅師により作庭され,嵐山を巧みに取り入れた借景回遊式庭園です。江戸時代の京都の名所名園を収録した「都林泉名勝図会」でも紹介された名園です。※獅子吼(ししく)とは<釈迦の説法。獅子がほえて,百獣を恐れさせる威力にたとえていう。
私は家が近いこともあって、何度か訪れています。けっして庭は広くありませんが、園内は綺麗に手入れされ鳥の声をききながらゆっくり散策すると心が癒やされる気がします。
拝観料を納めて庭に入り、最初に目にするのは、苦海です。
丸い黒いしで苦海(空海)を表しています。借景の嵐山が美しい。写真左下が舟石で、対岸に渡るも獣を石で表しています。
その苦海を渡った先にあるのが、三尊石です。
釈迦如来を三尊石で表しています。苦海を渡って、釈迦如来の説法を獣たちが聞きに行く様子を表現したとか。
宝厳院 獅子吼の庭は、巨石がいたるところに配置されています。先ずは、破岩の松から。
現在は枯死してしまいましたが、岩の割れ目から松の種が芽を吹き、成長とともに岩を砕いて樹高が10㍍近くになったという。
そして、ここから本堂に通じる入口があって、入口で本堂の拝観券(500円)を購入すれば入れます。
本堂の前にある茶席「無畏庵」です。何度か利用したことがあります。ここでゆっくり座りお茶と和菓子をいただいて休憩するのもいいでしょう。
そして真新しい2008年(平成20)年の再興の本堂です。
本尊は、十一面観世菩薩。また、田村能里子作の障壁画があります。内部は撮影禁止です。 この本堂は、一度見たら充分です。赤く染まった襖絵ですが、お寺の襖絵に似合いますかね。私はNoです。一度見た人の再訪はないでしょう。これは間違いないです。
本堂の外観だけ撮って、再び拝観コースに戻りました。そしたら次の巨石、碧岩を目にします。2億年前の海底に堆積した微生物やプランクトンが水圧で圧縮されて出来たらしい。
巨石に苔が生えて美しい。いつも感じることですが、どうして運ばれてきたんだろうと・・・。それにしても青いモミジも綺麗なもんです。
碧岩の先にあるのが、豊丸垣と呼ばれる竹を利用した独特の垣根があります。
豊丸とは茶人の名前で、苔むした庭に似合います。
園内には清流も流れて、秋には真っ赤な色に染まります。京都屈指の紅葉の名所と言われるも分かります。
日曜日でも園内は空いてますが、紅葉の時期は狭い園内が人・人・人で混み合います。特に夜間ライトアップは、行列に並んで、一回りして出てきますが、並んでる時間の方が長い。
そして最後の巨石、獅子岩です。
この角度から見ると一番獅子に見えやすい。獅子の顔に似てるから獅子岩と名付けられた。
この時期に訪れたのは、2010年5月以来です。冬場と夏場は閉園してるので、入れないから、秋の紅葉か春または初夏の時期に限られます。
この先にあるのが、坐禅石。
坐禅石の上に苔生していて・・・。本当にここで坐禅されたんだろうか?
庭園内は狭いので、出口付近に戻ってきました。そこには宝厳院垣といわれる独特な垣根があります。
耐久力を増すために上部に屋根をつけたので、宝厳院垣と呼ばれるとか。また、茶室「青嶂軒」といいますが、入ったことはないです。
やっぱりここの庭園は綺麗です。手入れも行き届いてるし・・・。花はアヤメが咲いてました。これから旬のサツキなど、この庭園は花がないので本命は、秋の紅葉ですね。紅葉も今日ぐらいゆっくり散策できたらいいのに。
ゆっくり見て廻ると、9時30分になっていました。ちょうど美空ひばり座が開く時間です。今日の目的は、そちらだったので、一回りだけで出ました。出たら羅漢像が一杯置いてあります。
これは、ほんの一部です。ひとつづつ表情が違うので、見てても飽きないです。
拝観受付からモミジのトンネルを見ます。
青モミジも綺麗でしょう。もちろん秋には、真っ赤に染まります。それはそれは見応え充分です。
そして、ここから真っ直ぐ東へに行って美空ひばり座の横に出たわけです。嵐山も桜が終わって、GWも終わって、次は秋の紅葉です。それまでは静かな嵐山を見られます。
昨年の紅葉の模様はこちらから→https://mahopika.seesaa.net/article/201211article_9.html