藤原不比等の邸宅跡に建つ海龍王寺へ

法華寺を出たら次に海龍王寺に向かいました。京都のように碁盤の目でない奈良の市街地は地図は必須です。しかし法華寺から海龍王寺は歩いて4分ぐらいで、山門前に着きました。

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ここは地図を見なくても行けました。法華寺バス停から直ぐです。

海龍王寺は、かつての藤原不比等の邸宅跡の一部で、その邸宅を娘の光明皇后が相続して皇后宮として、皇后の発願により、法華寺と海龍王寺を建立したのが始まり。

ご覧のように古びた山門です。土壁も崩れそうで・・・。予備知識無しで来たので・・これほどの古刹とは・・・。山門を入って参道を進みます

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参道沿いにも築地塀があって、これも崩れそう・・・。

そのまま進むと中門が見えてきます。

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ここも築地塀が崩れそうです・・・入って左に拝観受けがありました。

拝観料 400円  拝観時間 9時00分~16時30分でした。

境内に入ったら本堂でお参りです。

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奈良時代の中金堂跡に建つ。1665年(寛文5)の再建ですが軒廻りなどに天平建築の趣を伝えています。国の重要文化財に指定

堂内には、十一面観音菩薩像・愛染明王像・文殊菩薩像が安置されてました。(堂内撮影禁止)

次に西金堂へ。

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731年の建立で、鎌倉時代に度々大規模な修理を受けています。創建時には向いに東金堂があったそうです。国の重要文化財に指定


そしてここの内部には、国宝・五重小塔が安置されてます。今日、ここ海龍王寺に来た理由は、これを見に来たと言ってもいいほどです。

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堂内には入れないので外からの見学となります。高さは4.01㍍。天平時代の貴重な建造物として国宝に指定されています。海龍王寺は本格的な五重塔を建てず、この小塔を造り、その覆舎として中金堂を建てたと考えられています。

ここは本堂と中金堂を見るとそれだけで、境内は狭いです。ただ海龍王寺は雪柳の寺として有名なんですね。

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3月~4月にかけて咲き誇るんでしょうね。

上の写真で松の奥に何かが見えていたので、近づくと海龍王の祠てせした。

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3神が祀られてるようです。詳しいことは分かりません。

また、その奥には奈良の古刹ではお馴染みの會津八一の碑が、ここにもありました。

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1921年(大正10)に詠まれた歌です。『しぐれのあめ いたくなふりそ こんだうの はしらのまそほ かべにながれむ』と書いてあります。

境内の片隅にひっそりと建っている一切経蔵です。

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1288年(正応元年)の建立で、昭和40年代前半に解体修理されました。

その横には、大師堂があって、雪柳が咲き誇るみたいです。

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蚊が多そうなので近づきません

そして中門まで戻ってきました。写真右手の拝観受付には蚊取り線香がありました。

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本当に蚊が多かったですね、季節外れの蒸し暑さでした。

で、中門の左(写真左)にあった修行地蔵です。

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次は、その逆。写真右にあった、生木地蔵です。

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修行地蔵と生木地蔵ともに由緒書に載ってないので、詳しいことは分かりません。

海龍王寺の境内は、広くありません。ここには20分で出ました。天気は晴れから曇りに変わりましたが、湿気かあって蒸し蒸ししてます。そして、ここから歩いて近鉄新大宮駅まで行きますが、バックから地図を出して、それを見ながら歩きました。市内循環バスは1時間に2本しかなくて、歩いて行ったほうが早かったからです。京都みたいに碁盤の目じゃないので、地図を見ないと分からないです。近鉄新大宮駅まで20分ぐらいで着きました。ここから近鉄で一駅だけ乗って近鉄奈良駅まで行きました。つづく。



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