世界文化遺産 春日大社 萬葉植物園へ
新薬師寺から蕎麦屋さんを経由して世界文化遺産 春日大社に向かいました。
写真は、三条通りの突き当たりにある一之鳥居です。
1638年(寛永11)の再建。古くは春日大社と興福寺旧境内との境に立つ大鳥居で、奈良のメインストリートの三条通との境界に当たります。
ここからお参りするのが通常ルートでしょうけど、新薬師寺から向かったので、上の禰宜道から入りました。
このような砂利道を暫く歩くことになります。表参道に比べると静寂な森を進む感じです。それより暑さと空腹で、疲れた体に堪えます
。
暫くすると遠くに南門が見えてきます。
静寂な森が都会の繁華街に入るような感じ
です
。
春日大社には南門から入りました。
南門は、本殿の正面玄関にあたります。今までの静寂が嘘のように、各国の言葉が飛び交う喧噪に飛び込む感じです。それにしても世界遺産の効果って、すごいですね。
南門から振り返ると鹿と戯れる外国からの観光客。
ここは初めて来たので南門を入るは初めてですが、工事中の建物が・・重要文化財の幣殿・舞殿(へいでん・ぶでん)でした。
案内にしたがって、参拝所に向かいます。
その前に社務所にて、神社用の朱印帳を持ってきてたので、ここでいただきました。外国人観光客は、墨で字を書くのが珍しいのか、写真を撮られます。今日の人は怒りませんが、中には注意され方もおわれます。本当は写真に撮るようなものでは無いんですが。
そのまま住むと重要文化財の中門・御廊(ちゅうもん・おろう)があって、ここでお参りしました。
中門の奥に本殿があって、直接は見えません。中門前でお参りするのは、特別参拝(500円)で、燈籠が並ぶ回廊を通り、中門前まで進み参拝し、藤浪之屋も拝観できるみたいです。今度空いてる時間を狙って再訪したいです。
境内を囲む朱塗りの回廊に釣燈籠が並んでいます。
春日大社を紹介するポスターなんかに使われますね。ここに初めて来て分かりました。
振り返って内侍門と右に酒殿です。
「ここまで来たら空いてるかなぁ」と思いましたが、外国人観光客の多いこと・・・円安の影響もあるのでしょう。
詳しく調べて来なかったんですが、確か春日大社にも神苑があったような気がして、案内板を見ると、萬葉植物園がありました。せっかく来たので行ってみようと思いましたが、参道を進んでも進んでも着きません。参道に鹿も鹿せんべいをおねだり。
ここの鹿はおじきをするんです。ただ持ってないと分かるとソッポ
。
南門を出て約10分で、春日大社 神苑 萬葉植物園に着きました。
入苑料は500円でした。暑さと空腹で疲れはピークですが「奈良の神社の神苑って・・・どんなんだろうと」興味がありました。
1932年(昭和7)に萬葉集にゆかりの深い春日野の地に、我国で最も古い萬葉植物園として開園され、園内は、大きく3つのゾーンに分かれてて、萬葉園・五穀の里・ 椿園・藤の園となっています。
苑内は、ガラガラです。私の他は外国人(西洋人)の一組だけでした。
今が旬の彼岸花が綺麗に咲いてます。黒穂米・白米と赤米の稲穂がたれて、収穫間際なんでしょう。
そこには五穀の里と書いてありました。
五穀とは、穀類・稲・麦・黍・粟で、日本人が生きて行く中で最も大切なもののことです。
そのまま進むと苑内の中央に池があって、そこには浮舞台が。
池に近づくと鯉が寄ってきたので、近くに置いてあった餌(100円)をあげたら、一斉に口パク。凄い迫力でしたが、普段から餌貰ってないのかなぁ。
池の畔には、ススキが実ってて秋の深まりを感じます。ただ、湿気は低いけど暑い暑い
。
その池中央の中ノ島には、臥龍のイチイガシが。
かつて大風で倒れましたが、再び起き上がるように枝を伸ばし、現在の姿になったという。
萬葉植物園の奥に進むと歌仙堂がありました。
八角形の屋根を持ち、学問・災除の神様として柿本人麿が祀られています。
さらに奥に進めば椿園・藤の園がありますが、今頃藤が咲いてるわけが無いので、ここから引き返し。
真夏と違って、木陰に入ると涼しいので助かります
。
京都では、有名な作庭家が寺や神社の庭を作りましたが、奈良ではどうなんだろう
来て見て思ってたイメージと違ってました。
ここから出口まで、このような万葉の植物が植わっています。本当かな

最後に、先ほど行った新薬師寺にもあった會津八一の歌碑がここにもありました。
全く知らない名前で、誰
調べてもやっはり知りませんでした。
萬葉植物園を出て冒頭の一之鳥居がある三条通りを目指します。その参道沿いに鹿がおお出迎え。
この日は暑かったので、鹿も木陰で休憩してます。それでも鹿せんべいをおねだり。でも持ってないとソッポ
。
萬葉植物園の西側に辺り一面綺麗な芝生の所に出ます。春日大社 飛火野と呼びるところです。
疲れてきましたが、木陰で鹿がたくさん休んでて近づいて写真を撮りに行ったら逃げられてしまいました
。
ここまで来たら一之鳥居は、もうすぐです。そして歩いてたら右手に重要文化財・旧奈良県物産陳列所です。
現在は、奈良国立博物館が管理しています。
春日大社の広さに驚きです。やっと一之鳥居まで来ました。
近鉄奈良駅から循環バスがあるようなので、こちらをお勧めです。歩くのは距離があってしんどいです
。
ここまで来たら近鉄奈良駅も近いですし、駅前の商店街で食事もできるので安心しました。そして、この道を進めば興福寺があります。現在工事中の興福寺の様子が知りたいので寄りました。つづく。

写真は、三条通りの突き当たりにある一之鳥居です。
1638年(寛永11)の再建。古くは春日大社と興福寺旧境内との境に立つ大鳥居で、奈良のメインストリートの三条通との境界に当たります。
ここからお参りするのが通常ルートでしょうけど、新薬師寺から向かったので、上の禰宜道から入りました。
このような砂利道を暫く歩くことになります。表参道に比べると静寂な森を進む感じです。それより暑さと空腹で、疲れた体に堪えます

暫くすると遠くに南門が見えてきます。
静寂な森が都会の繁華街に入るような感じ


春日大社には南門から入りました。
南門は、本殿の正面玄関にあたります。今までの静寂が嘘のように、各国の言葉が飛び交う喧噪に飛び込む感じです。それにしても世界遺産の効果って、すごいですね。
南門から振り返ると鹿と戯れる外国からの観光客。
ここは初めて来たので南門を入るは初めてですが、工事中の建物が・・重要文化財の幣殿・舞殿(へいでん・ぶでん)でした。
案内にしたがって、参拝所に向かいます。
その前に社務所にて、神社用の朱印帳を持ってきてたので、ここでいただきました。外国人観光客は、墨で字を書くのが珍しいのか、写真を撮られます。今日の人は怒りませんが、中には注意され方もおわれます。本当は写真に撮るようなものでは無いんですが。
そのまま住むと重要文化財の中門・御廊(ちゅうもん・おろう)があって、ここでお参りしました。
中門の奥に本殿があって、直接は見えません。中門前でお参りするのは、特別参拝(500円)で、燈籠が並ぶ回廊を通り、中門前まで進み参拝し、藤浪之屋も拝観できるみたいです。今度空いてる時間を狙って再訪したいです。
境内を囲む朱塗りの回廊に釣燈籠が並んでいます。
春日大社を紹介するポスターなんかに使われますね。ここに初めて来て分かりました。
振り返って内侍門と右に酒殿です。
「ここまで来たら空いてるかなぁ」と思いましたが、外国人観光客の多いこと・・・円安の影響もあるのでしょう。
詳しく調べて来なかったんですが、確か春日大社にも神苑があったような気がして、案内板を見ると、萬葉植物園がありました。せっかく来たので行ってみようと思いましたが、参道を進んでも進んでも着きません。参道に鹿も鹿せんべいをおねだり。
ここの鹿はおじきをするんです。ただ持ってないと分かるとソッポ

南門を出て約10分で、春日大社 神苑 萬葉植物園に着きました。
入苑料は500円でした。暑さと空腹で疲れはピークですが「奈良の神社の神苑って・・・どんなんだろうと」興味がありました。
1932年(昭和7)に萬葉集にゆかりの深い春日野の地に、我国で最も古い萬葉植物園として開園され、園内は、大きく3つのゾーンに分かれてて、萬葉園・五穀の里・ 椿園・藤の園となっています。
苑内は、ガラガラです。私の他は外国人(西洋人)の一組だけでした。
今が旬の彼岸花が綺麗に咲いてます。黒穂米・白米と赤米の稲穂がたれて、収穫間際なんでしょう。
そこには五穀の里と書いてありました。
五穀とは、穀類・稲・麦・黍・粟で、日本人が生きて行く中で最も大切なもののことです。
そのまま進むと苑内の中央に池があって、そこには浮舞台が。
池に近づくと鯉が寄ってきたので、近くに置いてあった餌(100円)をあげたら、一斉に口パク。凄い迫力でしたが、普段から餌貰ってないのかなぁ。
池の畔には、ススキが実ってて秋の深まりを感じます。ただ、湿気は低いけど暑い暑い

その池中央の中ノ島には、臥龍のイチイガシが。
かつて大風で倒れましたが、再び起き上がるように枝を伸ばし、現在の姿になったという。
萬葉植物園の奥に進むと歌仙堂がありました。
八角形の屋根を持ち、学問・災除の神様として柿本人麿が祀られています。
さらに奥に進めば椿園・藤の園がありますが、今頃藤が咲いてるわけが無いので、ここから引き返し。
真夏と違って、木陰に入ると涼しいので助かります

京都では、有名な作庭家が寺や神社の庭を作りましたが、奈良ではどうなんだろう

ここから出口まで、このような万葉の植物が植わっています。本当かな


最後に、先ほど行った新薬師寺にもあった會津八一の歌碑がここにもありました。
全く知らない名前で、誰

萬葉植物園を出て冒頭の一之鳥居がある三条通りを目指します。その参道沿いに鹿がおお出迎え。
この日は暑かったので、鹿も木陰で休憩してます。それでも鹿せんべいをおねだり。でも持ってないとソッポ

萬葉植物園の西側に辺り一面綺麗な芝生の所に出ます。春日大社 飛火野と呼びるところです。
疲れてきましたが、木陰で鹿がたくさん休んでて近づいて写真を撮りに行ったら逃げられてしまいました

ここまで来たら一之鳥居は、もうすぐです。そして歩いてたら右手に重要文化財・旧奈良県物産陳列所です。
現在は、奈良国立博物館が管理しています。
春日大社の広さに驚きです。やっと一之鳥居まで来ました。
近鉄奈良駅から循環バスがあるようなので、こちらをお勧めです。歩くのは距離があってしんどいです

ここまで来たら近鉄奈良駅も近いですし、駅前の商店街で食事もできるので安心しました。そして、この道を進めば興福寺があります。現在工事中の興福寺の様子が知りたいので寄りました。つづく。