紫式部ゆかりの石山寺へ

西教寺を出て、琵琶湖の湖西通りをとおって、浜大津市内に入りました。何度も言いますが、ここに勤めてたので懐かしい浜大津の街並みを通りながら、バスは近江大橋を過ぎて膳所公園も通り過ぎます。浜大津は旧大津城跡で、今は城郭すら残っていません。ただ大津城の天守は現存しています国宝・彦根城の天守に使われてるんですね。大急ぎで築城する必要があったためでしょう。余談でした

そしてバスは瀬田の唐橋を通り過ぎ、暫くして石山寺の駐車場に14時41分に着きました。

西国33ヶ所巡礼巡りで何度かここに来ました(今日で5回目みたいです)。また、ここは梅の名所でもあるので、その時もここを訪れており、ここはお寺の方の案内かないので、私が説明しながら回ります

駐車場を出て、東大門(重要文化財)から境内に入ります。

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1190年(建久元年)に源頼朝の寄進により建てられたとされ、 その後、慶長年間(1596年~1615年)に大修理が行われています。重厚な門で、古寺にふさわしい。

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少し色づき始めたモミジの参道を進みます。

そして参道の突き当たりにある拝観受付所

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ここでバスガイドさんが手続きをしてくれ、中に入ります。モミジが色づいてたので、少しだけ期待します。

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受付を入って、階段を登ります。この上にある本堂までガイドさんが案内してくれます。

登ると蓮如堂(重要文化財)があって、紅葉が綺麗でした。

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蓮如上人が祀られるようです。ここまでバスガイドさんが案内で、再集合時間を聞いて゜自由時間です。

ここから本堂に行かず、まず天然記念物硅灰石と紅葉のコラボです。

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硅灰石は、石灰岩が地中から突出した花崗岩と接触し、その熱作用のために変質したものですが、石山寺のように雄大な 硅灰石となっているのは大変珍しく、国の天然記念物に指定されています。『石山』という名称はこの硅灰石に由来しています。(石山パンフより抜粋)

本堂よりここを是非みてほしかったので、先に案内しました。そして次に本堂に向かいます。

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正面の階段を上がったとこが本堂です。(ここから全景を撮るのは不可能です)

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国宝に指定されている本堂は、滋賀県最古の木像建造物として知られています。

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ここから見る紅葉も綺麗でした。バスの中では晴れてて、石山寺は傘は必要ないだろうと思ってたのに、何だか怪しい雰囲気に・・・。

そして本堂には、紫式部の人形があって・・・。

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ここで源氏物語を書いたんでしょうか いつ来ても気になります。

本堂から上に登っていきます。すると硅灰石の上に出ます。

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ここのモミジも色づいてましたが、もう少ししたら真っ赤に染まるんでしょう。

階段を登るともう一つの国宝多宝塔に出ます。

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源頼朝の寄進で1194年(建久5) 年に建立された日本最古の多 宝塔です。日本三大多宝塔の一つで、本尊は大日如来です。

この多宝塔の奥に月見亭があります。

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後白河上皇の行幸に際して建てられたと言われています。ここから月を眺めたんでしょう。

そしてここは、展望台となっており、唯一琵琶湖が見えるんです。

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手前が瀬田川で琵琶湖から唯一出ていく川で、後に宇治川となり淀川となって、大阪湾まで長い旅が続く始まりなんです。

ここから再び登って行き、行き着く先が豊浄殿です。

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『石山寺と紫式部展』をやってて有料ですが、バスガイドさんからチケットをいただいてました。内部は撮影禁止でありません。

ここまで上がってきたので、先輩はバテバテでした。私は普通でしたが、少し早く上がり過ぎたのか悪かったです

また、急な階段を降りて下まで戻りました。そして東大門から外に出て、門前の土産物店で買い物をしました。

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琵琶湖に来たら良く買うんですけど、川魚の飴煮を女房の土産に買いました

まだ集合時間には早かったので、瀬戸川沿いまで行きました。

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川沿いまで行くと、瀬田川の遊覧船が止まってました。最近雑誌か新聞かで見たことがあったんで・・・以前来た時には無かったかと思います。16時前だし今日の営業は、終わってました。

集合時間は16時00分でしたが、全員が早くバスに乗ったためか、15時55分に石山寺の駐車場をバスは出発しました。バスは国道1号線を行きと同じコースをたどって京都に戻ってきました。そして16時45分に清水五条で停車したので、私だけ降りました。ここで降りると定期で帰れるで

男2人の旅でしたが、楽しい1日でした。会社の先輩も「楽しかった」と言ってくれたし、遠路来て貰って良かったです。次は奈良で会う約束をして別れました。



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