紅葉の臨済宗建仁寺派大本山 建仁寺へ

通常非公開の西来院と霊源院の特別公開と文化財高精細複製品展示は紹介しましが、同じ日に当然、臨済宗建仁寺派大本山 建仁寺の紅葉も見に行ってました。

京都文化協会賛助会員でカード提示をすると、建仁寺本坊・西来院・霊源院の3ケ所が無料で入れたんです。そのため、この週はお昼抜き。それでも短い時間で回るのは、しんどかった

入って目指すは潮音庭です。

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ここ建仁寺には、ほぼ毎日通いました。もちろん短時間ですが・・・。ここの紅葉は遅れて12月に入ってからが見頃となりました。

潮音庭は、小堀泰巌老大師作庭で、監修は現代の作庭家・北山安夫さんです。高雄の景石が使われており、法堂の三尊仏に見立てたという三尊石、その東に坐禅石。廻りにモミジを配した枯淡な四方正面の禅寺です。スギ苔と紅葉が美しい。

建仁寺を訪れる観光客は、この潮音庭の紅葉を見て釘付けになります。それほどスギ苔と紅葉が美しい庭園でした。この四角の庭園をぐるりと観光客が取り囲むので写真を撮るのは忍耐でした。写真は、その日のベストショットを載せました


建仁寺の紅葉は潮音庭だけではありません。方丈裏の照霊(納骨堂)辺りも綺麗でした。

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ここの紅葉は早かっです。11月には見頃となってました。

その方丈裏からスリッパに履き替えて庭を歩きます。そこから大方丈紅葉越しに見られます。

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ここまで歩いて来られます。あまり降りて来られませんが。

その手前の茶室・東陽坊です。

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奥が少し紅葉してます。

そんな12月5日(木)に茶室・清涼軒が開いてました。

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12月3日を最後にカメラを持参してなかったからスマートフォンで撮りました。いつもは雨戸が閉まってるので、開いてるは見たことが無かったです。ただこの日は、茶会が催されてたようです。

翌日12月6日(金)に来た時、驚きました。潮音庭がガラガラ誰もいません。紅葉の時、この庭を取り囲んで観光客は、何処に行ったのでしょう

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本当に空いてました。人の写り込みの心配もありません。見頃は過ぎてますが、まだまだ綺麗でした。ここは散った葉っぱは朝に片付けされてるみたいで、散りモミジはありません。室内のガスト戸に紅葉が反射してすごく綺麗でした。

この建仁寺や祇園界隈も、来年には会社が移転するので、早々昼休みには来られません。そのため思い出を残すために11月下旬からほぼ毎日通いました。会社は移転しても私は、京都から出ませんので、休みに日とか必ず訪れます。


それで・・・翌週の12月10日(火)深夜から朝にかけて、強い風を伴った雨が降りました。その昼休みに行ってみたところ・・・。

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珍しく障子やガラス戸が閉まってました。北風強く寒くて寒くて・・・紅葉も最後だと思い写真に納めました。(スマートホンでの撮影です)

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明け方の強い雨で落ち葉となり、昼間の強風で大量の落ち葉がスギ苔に落ちて、この日が紅葉の納めとなったでしょうね。

3週間通い詰めた建仁寺も、この日を最後に今のところ行ったません。紅葉の名所ではありませんが、随分楽しまさせてもらいました



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