特別公開と文化財高精細複製品展示 建仁寺塔頭 西来院(せいらいいん)へ
今年の秋、紅葉の時期に通常非公開である建仁寺塔頭 西来院と霊源院が公開されました。ともに京都文化協会の主催によるもので、まず西来院から行きました。
蘭溪道隆(らんけいどうにゅう)(1213年~1278年)は、鎌倉時代中期の南宋から日本に禅宗を広めるために来朝。そして大宰府に着き、その後京都泉涌寺の来迎院に入り、院主の指示によって鎌倉の寿福寺に赴き、鎌倉幕府執権 北条時頼の厚遇を得て、建長寺を創建。その後、後嵯峨上皇の詔により京都建仁寺に住しました。その時の住持寺がこの『西来院』です。
西来院は、建仁寺境内の東北角にあり、少し目立たない所に山門があります。
先週あたりから建仁寺境内はに毎日来てました。そして紅葉の色づきぐいなんか確認してました。そして山門の前に臨時の拝観受付がありました。
公開日は、2013年11月23日~30日(土) 10時00分~17時00分 拝観料500円でした。
写真は26日(火)ですが、前日の雨降りでも、ここに来てました。そして拝観受付で京都文化協会賛助会員カードを提示したら無料で入れました。(HPでは特典ありと書いてありましたが、特典とは無料のことだったわけです)
山門を入ると正面の中門までの短い参道が紅葉で綺麗でした。
ここ西来院には25日(月)~29日(金)まで、毎日通いました。月曜日で無料と分かったのて、良い絵を撮りたかったので・・・。上記の写真は、いつ来ても人がいましたが、やっと金曜日に人が写り込まない写真が撮れました。
参道の左に庫裏、右手に紅葉と綺麗に撮れました。
山門の突き当たりにある中門です。
普段でもここまで外から見ることができます。ただこの先は閉まってて、普段は見えません。
で、ここから普段見えないので初めてです。その中門を入ったら花頭窓があって、そこから綺麗に紅葉が見えてました。
ここから本堂が見えてて、その前庭の紅葉が綺麗でした。
ここから靴を脱いで本堂に上がります。その前に本堂と前庭です。
本堂に上がる前に紅葉の色づき具合や、混み具合なんか確認できます。
前途しましたが25日(月)~29日(金)まで、短時間ですが、毎日来てました。その紅葉ですが、私が行った最終日の29日には、だいぶ落ちてしまいました。それぞれ日が違いますが、本堂前の前庭です。
一番下の写真が今回のポスターに使われた写真に近いです。月曜日は大変混雑してましたか。それ以外は比較的空いてたと思います。ただガラガラは無かったです。
本堂の東庭です。本堂の縁側を半周することはできませんが、それぞれの庭を見ることはできました。
紅葉のあとは、今回の公開の主目的である文化財高精細複製品展示品を鑑賞です。
京都文化協会とキャノンとの『綴プロジェクト』により制作された高精細複製品です。近くに寄って見ることができますが、複製品とは本当にわからないです。(会社から近いこともあって、同僚とも会いましたが、複製品に驚いてました)
先ずは、『江戸風俗図屏風』菱川師宣筆(フリーア美術館蔵)から。
本堂東に展示。奥でビデオを鑑賞できました。ゆっくり見たら良かったんでしょうけど昼休みに多い日で3ケ所も回ってたので、時間外が無かった。
浮世絵版画の創始者で知られる菱川師宣による作品。秋の浅草寺や隅田川の船遊びを楽しみ人々。花見に興ずる上野などの名所が描かれています。
次が、『八橋図屏風』尾形光琳筆(メトロポリタン美術館蔵)です。
こちらは、西側に展示してあります。
尾形光琳の最高傑作と言われる作品を複製ですが、こうして目の前で見られるとは・・・・。光琳晩年と作品と書いてありましたが、現在は海外に流失したと言うことでしょうね。
その光琳作品の向いに展示してあった国宝『山水長巻』雪舟筆(毛利博物館蔵)です。
画聖・雪舟(1420年~1506年)の最高傑作といわれる水墨画。大内家に献上されたものと伝えられています。
写真は自由に撮れましたが、どうしても本物かどうか確かめたくなりますよね。私は触りませんでしたが、観光客の中には触れてて注意されてました。
さらに西奥に展示してあったのが、『竜虎図屏風』雪村周継筆(クリーブランド美術館蔵)です。
雪村kの名は勉強不足で知りませんでした。 常陸(現在の茨城県)に生まれ、幼くして禅門に入り画を学んだと言います。この作品は1550年(天文19)頃小田原での活動中に本作品を描いものです。この作品も海外に流失してしまったんでしょうね。こうして模写でも見られることは有り難いことです。
また、京都特有の坪庭も見られました。
ここには出られませんでした。多分外から見てた庫裏のところで多分書院なんでしょう。
最後に、お参りですけど、ご本尊は分からなかったです。
この西来院は、せいらいいんと読みます。ここに来るまではさいらいいんと読んでました。通常は非公開です。確かに日々門は固く閉まっています。ただ時々不定期ですが、大学のサークルなんかが書道展などを催してて、入ることはできました。しかし、そんな時に限ってカメラを持ってないので・・・。やっぱり紅葉の時期の公開は良いですね。来年は会社の引っ越しがあるので、このように日々訪問は不可能です。そのため年内は思い切り建仁寺や祇園にきます。思い出を残すために。
蘭溪道隆(らんけいどうにゅう)(1213年~1278年)は、鎌倉時代中期の南宋から日本に禅宗を広めるために来朝。そして大宰府に着き、その後京都泉涌寺の来迎院に入り、院主の指示によって鎌倉の寿福寺に赴き、鎌倉幕府執権 北条時頼の厚遇を得て、建長寺を創建。その後、後嵯峨上皇の詔により京都建仁寺に住しました。その時の住持寺がこの『西来院』です。
西来院は、建仁寺境内の東北角にあり、少し目立たない所に山門があります。
先週あたりから建仁寺境内はに毎日来てました。そして紅葉の色づきぐいなんか確認してました。そして山門の前に臨時の拝観受付がありました。
公開日は、2013年11月23日~30日(土) 10時00分~17時00分 拝観料500円でした。
写真は26日(火)ですが、前日の雨降りでも、ここに来てました。そして拝観受付で京都文化協会賛助会員カードを提示したら無料で入れました。(HPでは特典ありと書いてありましたが、特典とは無料のことだったわけです)
山門を入ると正面の中門までの短い参道が紅葉で綺麗でした。
ここ西来院には25日(月)~29日(金)まで、毎日通いました。月曜日で無料と分かったのて、良い絵を撮りたかったので・・・。上記の写真は、いつ来ても人がいましたが、やっと金曜日に人が写り込まない写真が撮れました。
参道の左に庫裏、右手に紅葉と綺麗に撮れました。
山門の突き当たりにある中門です。
普段でもここまで外から見ることができます。ただこの先は閉まってて、普段は見えません。
で、ここから普段見えないので初めてです。その中門を入ったら花頭窓があって、そこから綺麗に紅葉が見えてました。
ここから本堂が見えてて、その前庭の紅葉が綺麗でした。
ここから靴を脱いで本堂に上がります。その前に本堂と前庭です。
本堂に上がる前に紅葉の色づき具合や、混み具合なんか確認できます。
前途しましたが25日(月)~29日(金)まで、短時間ですが、毎日来てました。その紅葉ですが、私が行った最終日の29日には、だいぶ落ちてしまいました。それぞれ日が違いますが、本堂前の前庭です。
一番下の写真が今回のポスターに使われた写真に近いです。月曜日は大変混雑してましたか。それ以外は比較的空いてたと思います。ただガラガラは無かったです。
本堂の東庭です。本堂の縁側を半周することはできませんが、それぞれの庭を見ることはできました。
紅葉のあとは、今回の公開の主目的である文化財高精細複製品展示品を鑑賞です。
京都文化協会とキャノンとの『綴プロジェクト』により制作された高精細複製品です。近くに寄って見ることができますが、複製品とは本当にわからないです。(会社から近いこともあって、同僚とも会いましたが、複製品に驚いてました)
先ずは、『江戸風俗図屏風』菱川師宣筆(フリーア美術館蔵)から。
本堂東に展示。奥でビデオを鑑賞できました。ゆっくり見たら良かったんでしょうけど昼休みに多い日で3ケ所も回ってたので、時間外が無かった。
浮世絵版画の創始者で知られる菱川師宣による作品。秋の浅草寺や隅田川の船遊びを楽しみ人々。花見に興ずる上野などの名所が描かれています。
次が、『八橋図屏風』尾形光琳筆(メトロポリタン美術館蔵)です。
こちらは、西側に展示してあります。
尾形光琳の最高傑作と言われる作品を複製ですが、こうして目の前で見られるとは・・・・。光琳晩年と作品と書いてありましたが、現在は海外に流失したと言うことでしょうね。
その光琳作品の向いに展示してあった国宝『山水長巻』雪舟筆(毛利博物館蔵)です。
画聖・雪舟(1420年~1506年)の最高傑作といわれる水墨画。大内家に献上されたものと伝えられています。
写真は自由に撮れましたが、どうしても本物かどうか確かめたくなりますよね。私は触りませんでしたが、観光客の中には触れてて注意されてました。
さらに西奥に展示してあったのが、『竜虎図屏風』雪村周継筆(クリーブランド美術館蔵)です。
雪村kの名は勉強不足で知りませんでした。 常陸(現在の茨城県)に生まれ、幼くして禅門に入り画を学んだと言います。この作品は1550年(天文19)頃小田原での活動中に本作品を描いものです。この作品も海外に流失してしまったんでしょうね。こうして模写でも見られることは有り難いことです。
また、京都特有の坪庭も見られました。
ここには出られませんでした。多分外から見てた庫裏のところで多分書院なんでしょう。
最後に、お参りですけど、ご本尊は分からなかったです。
この西来院は、せいらいいんと読みます。ここに来るまではさいらいいんと読んでました。通常は非公開です。確かに日々門は固く閉まっています。ただ時々不定期ですが、大学のサークルなんかが書道展などを催してて、入ることはできました。しかし、そんな時に限ってカメラを持ってないので・・・。やっぱり紅葉の時期の公開は良いですね。来年は会社の引っ越しがあるので、このように日々訪問は不可能です。そのため年内は思い切り建仁寺や祇園にきます。思い出を残すために。