文化財特別鑑賞 近代の名建築を訪ねて 「京都ハリスト教会」へ

1月20日(月)京都市文化観光資源保護財団主催文化財特別鑑賞 近代の名建築「京都ハリスト教会」を訪ねてに参加しました。

この京都市文化観光資源保護財団の会員になって、初めての近代建築の鑑賞会とあって平日でしたが、昼から休みを取ってまで参加しました。

集合時間が13時15分でしたので、当然昼を食べる暇がありません。会社から急いで駆けつけどうにか間に合いました。鑑賞会が始まる前に外観だけ先ず撮影。昨年の7月15日にも来てるので目的はイコン(平面の聖像)を初め、豪華と噂される内装を見ることでした。

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急いでこれだけ撮って中に入りました。以前も外観だけ撮りに来ましたが、それでも撮ってしまいました

何度か参加させてもらうと事務の方の顔を覚えました。中に入る前に張り紙で「礼拝堂内撮影禁止・スマホも」と書いてあって、やっぱりと思う反面、少しガッカリ

驚いたことに教会にあるはずの椅子がここにはありません。そのため簡易な椅子が置いてありました。集合時間ギリギリで着いたので、席は後ろの方を確保。そして13時15分に、京都ハリスト教会 司教 及川 信氏より講話が始まりました。約40分ほど話されたので、要約すると・・・出来ないので、パンフレットより抜粋です

聖なる伝統をもつ正教会は、オーソドックス・チャーチ(正教会)、あるいはギリシャ正教会、もしくは東方正教会とも呼ばれています。日本にはロシア、シベリアを経由して1861年函館ロシア領事館付司教ニコライが来日し宣教したのが始まりだそうです。日本ハリスト教会は、日露戦争・関東大震災・第一次、第二次世界大戦などを乗り越え1970年聖自治教会として自立しました。国の重要文化財・ニコライ堂(愛称)、北海道の函館復活聖堂、愛知県の豊橋聖使徒マトフェイ聖堂などが知られています。この京都ハリスト教会は、1903年(明治36)5月10日、京都生神福音大聖堂として完成しました。(設計・松室重光)初代京都゜の主教聖アンドロニクは明治期に2度来日するも、説明では京都の気候にあわず帰国後ロシア革命による殉教されました。1986年(昭和61)6月21日京都市指定有形文化財に指定されましたが、案内では、これだけ貴重なイコンや創建当時のものが残っているのは大変貴重なものらしい。国指定・重要文化財の指定を望んでいられるみたいです。

司教さんの話が終わるとイコンの見学です。直ぐそばで見られました。参加者の中には、いろんな質問をする人がいるので、一緒に聞いてました。願わくば写真を撮りたかったのが本音です

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この文化財鑑賞会でもらったパンフレットです。実際のイコンはこんな感じでした。煌びやかなイメージがありましたが、見た目は地味でした。

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いろいろ写真を探して見つけました。見た目はこのように煌びやかでは、ありません。しかしステンドグラスに日が差し込めばこんな感じなんでしょうね。

後で知ったことですが、ここには椅子が無いので、礼拝の間は立ったまま聞くそうです。念願のイコンも見られて、満足して外に出ました。入る時は晴れてましたが、天気予報のとおり曇ってきました。予報では夜から雨降りだそうで・・・最近の天気予報は当たるので全幅の信頼をしています。(私は・・・

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ガラス越しに創建当時のままのシャンデリアが見えています。先ほどの司教さんが講話で強調されてました。(京都以外の正教会は、関東大震災や空襲の被害により、この京都以外は残っていないそうです)

今回の文化財特別鑑賞は、京都ハリスト教会の他にもう一件訪れます。そのためこの京都ハリスト教会の前で集合し14時20分に全員で出発します。空模様も気になりますが、14時20分まで、ここで待ちました。ただ次の所は事前に写真も撮ってるのと、この当りの地理は詳しいので、待ちきれず先に行ってしまいました。つづく。



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