嵯峨お松明式 嵯峨釈迦堂へ

毎年、3月15日の『涅槃会(えはんえ)』には、清涼寺(嵯峨釈迦堂)にいてお松明式が行われます。大文字の送り火・鞍馬の火祭と並んで京都三大火祭りとして多くの人に知られる伝統行事です。

京都に春の訪れを告げる清凉寺(嵯峨釈迦堂)の伝統行事「お松明(たいまつ)式は、釈迦が入滅した日をしのぶ「涅槃会」の行事として毎年3月15日に営まれます。釈迦が荼毘(だび)に付された様子を模したのが始まりとされ、高さ約7メートルの大松明3基に、20時30分に点火されると火の粉が高く舞い上がります。

その清涼寺、通称・嵯峨釈迦堂に9時過ぎに行って見ました。嵯峨釈迦堂には、仁王門(京都府指定文化財)から入りました。

画像
画像
普段観光シーズンでも、この時間帯は人通りは少ないですが・・・。

画像
門を入ると工事車両で一杯。そしてお松明式の準備が始まってました。

この時期、嵯峨釈迦堂は、梅が咲いてて綺麗なんです。先ずは、多宝塔前の紅梅です。

画像
画像
下が白梅で、奥が本堂です。

次に阿弥陀堂前にある紅梅で、バックを本堂で。

画像
ちょうど梅が見頃でした・・・と言うより少盛りは過ぎてたかも知れません。

次に本堂(釈迦堂)に上がります。

画像
画像
1701年(元禄14)年に再建。徳川初期の桃山建築の名残をしめす豪華さをもっています。

拝観料は・・・・と言いたいところですが、この日に限って本堂は開放されます。要するに無料なんです。毎年来てるし、勝手知ったる・・・先ずは庭園を見学です。

画像
画像
画像
庭園に降りることはできませんが、池泉回遊式庭園でしょうね。庭園の中央にあるのは、江戸後期の建築の弁天堂で、その前の池は放生池です。

画像
次に長い渡り廊下を通って、方丈へ移動。

そこにも庭園があって、小堀遠州の作と伝わる桔水山庭園と書いてありました。

画像
画像
画像
今年は、3月15日が土曜日にあたったので、朝早くから行けました。何年か前に、昼から休みを取ってい行った時、この庭園前は人が一杯座ってて、写真も撮れませんでした。今日は、朝一番に入ったので、誰も来てません

この方丈内では、写経ができます。

画像
朝一番で、まだ誰もされてませんが、受付は本堂ですされています。

画像
紅葉の名所では、ありません。しかし、他の人のプログを見てると、紅葉も綺麗そうなので、3月15日以外、秋の紅葉の時期にも来ようと思っています。(たまには拝観料を払います。)

画像
画像
私の後に、一人二人と入って来られたので、本堂に移動しました。この時期だけ大涅槃図も架かっているので、お参りさせてもらいました。(この時期、京都の各寺院では、大涅槃図が掲げられます。写真は別の寺院の大涅槃図です。)

画像
本堂を出て、仁王門の方向を見ています。お松明式の準備の真っ最中です。

画像
画像
最後に、お松明の準備の模様を。忙しく作業されており、邪魔しないように帰りました。9時30分のことです。

そして・・・・家に帰って・・・昼食を済ませて・・・再び12時50分に再訪しました。

画像
綺麗にお松明が立っています。その廻りに多くの露店も出てて、いつもの3月15日になっていました。

何故、再び清涼寺(嵯峨釈迦堂)にやって来たのは 答えは狂言堂です。

画像
写真は9時30分頃の狂言堂前です。ここに13時00分よりイベントがあるので、再びやってきました。今は固く扉は閉まっていますし、狂言堂前の広場にベンチは、まだ置かれてません。その12時50分からの模様は・・・つづく。



この記事へのトラックバック

  • 嵯峨『清凉寺』と『嵯峨大念仏狂言』文化財特別鑑賞へ

    Excerpt: 4月12日(土)、清涼寺(通称、嵯峨釈迦堂)において、京都市文化観光資源保護財団主催の嵯峨『清凉寺』と『嵯峨大念仏狂言』文化財特別鑑賞に行ってきました。 Weblog: 古寺とお城の旅日記Ⅱ racked: 2014-04-25 03:45