植治の庭 洛翠庭園の参観へ
京都市動物園を出て、今日の目的地に向かいました。14時30分頃集合でしたが、少し早く着いてしました。私の予定では食事時間を充分取ってたんですが・・・できなかったです。
着いたのは、植治の庭 洛翠庭園です。
京料理と名園の宿「洛翠」として公開されてましたが、2009(平成21)年5月10日をもって閉館したので、現在は非公開となっています。
洛翠庭園(らくすいていえん)は、元は南禅寺の境内だったと言われています。1909(明治42)年に藤田小太郎の私邸が建築される際に、「植治」こと7代目・小川治兵衛により作庭され、琵琶湖疏水の水を引き入れた池泉回遊式庭園になっています。その後1958(昭和33)年に旧郵政省共済組合の所有となり、職員の保養施設として利用されてきました。そして1987(昭和62)年には運営が地元の「洛翠」に委託され、京料理と名園の宿「洛翠」として利用され、庭園も一般公開されてました。2009(平成21)年5月10日をもって閉館したので一般公開はされてません。現在は11代目小川治兵衛氏によって維持管理されています。
ここに来るのは初めてで、少し早めに行こうとは思ってましたが、30分前に着いてしまいました。ただ普段は門が閉まってると聞いてたので、心配してましたが、開けて待っていただきました。
門を入るといきなり枝垂れ桜がお出迎えです。この庭園の桜が期待できるので胸が膨らみます。
入口で係の人から、中に入るよう案内されました。これは事前に聞いてたことで、靴を脱いで上がり旧食堂に案内されました。
するとガラス越しに綺麗な庭と、今が見頃の桜が目に飛び込んできました。もう 居ても立っても居られないの状態でしたが、ここはひとまずお茶をいただくことにしました。
現在は某会社の保養所洛翠として使われており、一般公開されませんし、特別公開もありません。しかし某関係者のお誘いにより参観させてもらいました。ありがたいことです。お茶をいただいても、まだ誰も来られないので、先に庭に降りて写真を撮りまくりました(それは後程使います)。
14時30分になると全員(16名)が揃ったようなので、事前に聞いてた11代目・小川治兵衛氏より、この庭についての簡単な説明を受けました。この会では2度目だそうで、私は初めて興味津々聞かせて貰いました。話が終わると、11代目・小川治兵衛氏の案内により、庭を見て回ります。
玄関から出て、駐車場の裏から庭園に入ります。するとこんな風景が目に飛び込んできます。
参加者全員、写真撮りまくりです。多分何名かは二度目の参観かと思いますが、こんなに桜が綺麗とは思わなかったでしょう。
この庭園の池は琵琶湖の形をしています。7代目・小川治兵衛が琵琶湖疎水の水を利用し作庭されました。そして11代目・小川治兵衛が京に流れる川を再現されてます。それを今から案内の元に廻ります。
ここは高野川の源流を表しています。高野川は鴨川から淀川に至る大河となるわけです。それにしても桜が綺麗、さすが主催者、満開の時期を当てられましたね。
ここは貴船、鞍馬川の源流を表しています。
そして、ここは琵琶湖疎水の入口を表しています。三井寺の取水口でしょうか。
さらに庭園の一番奥へ進みます。この裏には、不明門があって、伏見城の遺構と言われています。
ここからの眺めは、手前に瀬戸の唐橋を丸石橋で表されてます。
庭園内には、このような石椅子が用意されていて、座って庭園を眺めるように設計されてます。この石組みが三井寺を表しているとか、また、対岸が石山寺とか。
今度は琵琶湖の東岸を進みます。
この橋は琵琶湖大橋でしょうか ここから池が広がります。大きな一文字橋が架かってました。
このまま琵琶湖の奥へと進むと・・・。
天の川を表しているとか。
池の一番奥に画仙堂があります。
この画仙堂は、詩仙堂、歌仙堂(高台寺・圓徳院)と並び、京都三仙堂のひとつに数えられます。
この画仙堂から長浜港をイメージした船泊があって、最近(2ケ月前)船が届いたそうで、停泊してました。
奥琵琶湖から庭園の全景です。手前の岩が竹生島だとか。
琵琶湖湖西に出てきました。この枝垂れ桜の美しさはため息がでます。
湖西から見た画仙堂です。アオサギがどこからか飛んできてゆうがに立ってます。(写真ではわかりずらいです)
次に奥に見えている茶室を見学です。
せっかくなんで、桜越しに撮りました。
ここで、参加者全員で、茶室に入りました。ただ狭いので、観た人から出て行く・・・そんな感じで。
茶室裏にあった蹲踞をはじめ、ここにも素敵な庭園があったので、撮りました。建物自体は新しい・・・そう思いました。茶室なんで、躙口もありました。
最後に、研修所の2階も開放していただいたので、庭園の撮影が出来ました。
上から見ても素敵な庭園であることが分かるかと思います。
時間は15時50分になっていたので、下に降りました。これで今日の参観は終わりました。非公開で一般公開されない庭園を隅から隅まで見せていただいた上に、11代・小川治兵衛氏の解説付きとは、本当夢みたいな・・・満足しきってここを出て帰路につきました。お腹が空いてたことも忘れてました。
最後に、もう一度断っておきますが、ここは現在、某会社の保養所洛翠となっており、一般公開はされません。特別公開もないでしょう。ようするに、ここの会社の関係者でないと見られないと言うことです。
着いたのは、植治の庭 洛翠庭園です。
京料理と名園の宿「洛翠」として公開されてましたが、2009(平成21)年5月10日をもって閉館したので、現在は非公開となっています。
洛翠庭園(らくすいていえん)は、元は南禅寺の境内だったと言われています。1909(明治42)年に藤田小太郎の私邸が建築される際に、「植治」こと7代目・小川治兵衛により作庭され、琵琶湖疏水の水を引き入れた池泉回遊式庭園になっています。その後1958(昭和33)年に旧郵政省共済組合の所有となり、職員の保養施設として利用されてきました。そして1987(昭和62)年には運営が地元の「洛翠」に委託され、京料理と名園の宿「洛翠」として利用され、庭園も一般公開されてました。2009(平成21)年5月10日をもって閉館したので一般公開はされてません。現在は11代目小川治兵衛氏によって維持管理されています。
ここに来るのは初めてで、少し早めに行こうとは思ってましたが、30分前に着いてしまいました。ただ普段は門が閉まってると聞いてたので、心配してましたが、開けて待っていただきました。
門を入るといきなり枝垂れ桜がお出迎えです。この庭園の桜が期待できるので胸が膨らみます。
入口で係の人から、中に入るよう案内されました。これは事前に聞いてたことで、靴を脱いで上がり旧食堂に案内されました。
するとガラス越しに綺麗な庭と、今が見頃の桜が目に飛び込んできました。もう 居ても立っても居られないの状態でしたが、ここはひとまずお茶をいただくことにしました。
現在は某会社の保養所洛翠として使われており、一般公開されませんし、特別公開もありません。しかし某関係者のお誘いにより参観させてもらいました。ありがたいことです。お茶をいただいても、まだ誰も来られないので、先に庭に降りて写真を撮りまくりました(それは後程使います)。
14時30分になると全員(16名)が揃ったようなので、事前に聞いてた11代目・小川治兵衛氏より、この庭についての簡単な説明を受けました。この会では2度目だそうで、私は初めて興味津々聞かせて貰いました。話が終わると、11代目・小川治兵衛氏の案内により、庭を見て回ります。
玄関から出て、駐車場の裏から庭園に入ります。するとこんな風景が目に飛び込んできます。
参加者全員、写真撮りまくりです。多分何名かは二度目の参観かと思いますが、こんなに桜が綺麗とは思わなかったでしょう。
この庭園の池は琵琶湖の形をしています。7代目・小川治兵衛が琵琶湖疎水の水を利用し作庭されました。そして11代目・小川治兵衛が京に流れる川を再現されてます。それを今から案内の元に廻ります。
ここは高野川の源流を表しています。高野川は鴨川から淀川に至る大河となるわけです。それにしても桜が綺麗、さすが主催者、満開の時期を当てられましたね。
ここは貴船、鞍馬川の源流を表しています。
そして、ここは琵琶湖疎水の入口を表しています。三井寺の取水口でしょうか。
さらに庭園の一番奥へ進みます。この裏には、不明門があって、伏見城の遺構と言われています。
ここからの眺めは、手前に瀬戸の唐橋を丸石橋で表されてます。
庭園内には、このような石椅子が用意されていて、座って庭園を眺めるように設計されてます。この石組みが三井寺を表しているとか、また、対岸が石山寺とか。
今度は琵琶湖の東岸を進みます。
この橋は琵琶湖大橋でしょうか ここから池が広がります。大きな一文字橋が架かってました。
このまま琵琶湖の奥へと進むと・・・。
天の川を表しているとか。
池の一番奥に画仙堂があります。
この画仙堂は、詩仙堂、歌仙堂(高台寺・圓徳院)と並び、京都三仙堂のひとつに数えられます。
この画仙堂から長浜港をイメージした船泊があって、最近(2ケ月前)船が届いたそうで、停泊してました。
奥琵琶湖から庭園の全景です。手前の岩が竹生島だとか。
琵琶湖湖西に出てきました。この枝垂れ桜の美しさはため息がでます。
湖西から見た画仙堂です。アオサギがどこからか飛んできてゆうがに立ってます。(写真ではわかりずらいです)
次に奥に見えている茶室を見学です。
せっかくなんで、桜越しに撮りました。
ここで、参加者全員で、茶室に入りました。ただ狭いので、観た人から出て行く・・・そんな感じで。
茶室裏にあった蹲踞をはじめ、ここにも素敵な庭園があったので、撮りました。建物自体は新しい・・・そう思いました。茶室なんで、躙口もありました。
最後に、研修所の2階も開放していただいたので、庭園の撮影が出来ました。
上から見ても素敵な庭園であることが分かるかと思います。
時間は15時50分になっていたので、下に降りました。これで今日の参観は終わりました。非公開で一般公開されない庭園を隅から隅まで見せていただいた上に、11代・小川治兵衛氏の解説付きとは、本当夢みたいな・・・満足しきってここを出て帰路につきました。お腹が空いてたことも忘れてました。
最後に、もう一度断っておきますが、ここは現在、某会社の保養所洛翠となっており、一般公開はされません。特別公開もないでしょう。ようするに、ここの会社の関係者でないと見られないと言うことです。