正御影供(灌頂院絵馬公開)

今年の1月に、「東寺で最も重要な建物 灌頂院へ」をアップしました。その時、4月21日の弘法大師の命日には、「東寺灌頂院を再訪します」と予告しました。あれから3ヶ月たちましたが、忘れてません。弘法市で賑わう中、正御影供(灌頂院絵馬公開)東寺灌頂院に行ってきました。

4月21日の弘法大師の命日にあたり、灌頂院の閼伽井(あかい)に絵馬が掲げられます。この日は灌頂院の北門が開けられ、一山の僧による法要が行われます。御影堂にて10時から法要、その後灌頂院に移動し法要が行われます。

灌頂院の東門から入るものと思ってましたが、入口は北門でした。

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看板が出てました。この日は「弘法市」のため、たくさんの人で境内は賑わってます。

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困ったことに、露店で買われた焼きそばなどを、この北門に座って食べてる外人さん。それと日本人の若い子。そんな所で食べられたら写真撮れないよ・・・

そして初めて灌頂院に入ります。

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堂内には入れません。外観のみ見られました。(内部は、1月14日12時30分~13時30分頃しか入れません) 正面には弘法大師の絵馬が架かっています。以前は、この灌頂院も特別拝観があった聞いてますが、ここ最近はありません。

そして北門を入って右手に閼伽井(あかい)があって、そこに絵馬が架かっています。

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この絵馬は、正御影供の時だけにかけられるものです。そしてこの絵馬を見て、農家の人が農作物の豊凶を占っていたんだそうです。この事は、係の方が説明してました。

占い方については、詳しい事は分かりません。中央が今年、左が昨年、右が1昨年のもの。この中央の絵のできばえで農家の人々はその年の作柄や天候を占うと言われています。

案内の人の話を聞く時間が無かったもので・・・次は東門から入ってお参りしたいものです。



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