嵯峨 薬師寺 地蔵盆へ

今年も8月24日(日)に、清涼寺(嵯峨釈迦堂)境内にある嵯峨 薬師寺に行きました。

毎年、8月24日の地蔵盆の一日しか本堂は公開されません。それで一昨年は女房が代行で、昨年と今年は私自身が訪問した次第です。

ただ今年の目的はただ一つですが、それは後程説明することにして、昨年と同様10時過ぎに嵯峨 薬師寺本堂に着きました。

画像
「夏空は何処に行ったんだろう」と思うぐらい晴れません。晴れなかったら涼しいか そんな訳ありません。猛暑にならいだけで、吐きそうなぐらい蒸し蒸しした湿気、本当に嫌になります。

靴を脱いで本堂に入り、先ずは左手に進むと丸窓がありました。

画像
丸窓越しに書院と前庭が見えています。

昨年見損ねた書院前庭園を見るのが今日来た目的でした。

画像
奥に見えているのが清涼寺(嵯峨釈迦堂)の本堂です。

嵯峨 薬師寺のHPではサツキが綺麗に咲くみたいです。非公開のため見られませんが。

画像
画像
特に名勝に指定されてる訳ではありませんが、スリッパを履いて庭に降ろさせてもらいました。

一年前に訪問して帰ったあと、庭があることを知りました。これで一年振りにスッキリしました

画像
画像
ここは書院の中です。これから檀家さんが来られるんでしょうね。

忙しく檀家さんたちが地蔵盆の準備をされてる中、本堂に戻りました。ここからは昨年もアップしましたが堂内右側に安置されいる船上阿弥陀三尊像です。

画像
中央が阿弥陀如来像(京都市指定文化財)、 左が勢至菩薩像(京都市登録文化財) 、右が観音菩薩像で、いずれも恵心僧都の作と伝わっています。

こたらは、嵯峨天皇木像(京都市登録文化財)です。

画像
南北朝時代(14世紀)の制作。嵯峨天皇像として伝えられているが,本像の像主を嵯峨天皇とする確証は見出せないとのことです。昨年よりアップして撮りました

堂内左に生六道地蔵菩薩像があります。

画像
画像
六道珍皇寺の冥土へ通ずる伝説の井戸で知られる小野篁作と伝わっています。

最後に、ご本尊の薬師如来像にお参りして帰りました。

画像
ご本尊は心教秘鍵薬師如来といい、嵯峨天皇の勅願によって弘法大師が造られたという。

昨年も来ているので風のように来て風のように去っていきました。午後3時に本堂前で送り火をされる予定です。

画像
画像
帰ってから天気予報のとおりお昼前から雨が降り出しました。そして3時頃は雨脚が強かったように思います。「見に行こうかなぁ」と思ってたんですが、土砂降りのためやめました。

本堂を出て薬師寺の山門である日月門を覗いてみました。

画像
ここは普段から入れます。ただそれだけですけど・・・

画像
中に入って分かったことですが、ここが書院にあたります。初めて書院に入って、ここの門が見えてました。

画像
そして、ここが薬師寺の本堂です。

天気予報が悪かったので、折りたたみの傘は持ってきましたが、それでも直ぐに戻りました。清涼寺(嵯峨釈迦堂)の本堂と薬師寺の本堂です。

画像
そう言えばJR東海さんのツアー客が来てましたね。清涼寺(嵯峨釈迦堂)の本堂に入られましたが、どのようなツアーだったのか・・・気になりました

前途しましたが帰ってから、雨が降り出しました。それも強くなって・・・。会社では同僚達が「今年は夏が無かったなぁ・・・」と言ってましたが、7月は晴れて暑かったけど8月に入ってからは、雨が多かったですね。それでも
暑い暑い蒸し暑い京都は変わりなかったです。太陽が出てなかっただけで・・・。

【薬師寺 庭園】



この記事へのトラックバック

  • 雪景色の清涼寺(嵯峨釈迦堂)へ

    Excerpt: 車折神社から実家に行って、再び嵐電に乗って家に戻ろうとしましたが、途中で思い立って清涼寺(嵯峨釈迦堂)に向かいました。 Weblog: 古寺とお城の旅日記Ⅱ racked: 2015-01-12 03:07
  • 京の文化財探訪 嵯峨の古仏を訪ねて 薬師寺 文化財特別観賞へ

    Excerpt: 京都市文化観光資源保護財団主催の「嵯峨の古仏を訪ねて」、慈眼堂の次は薬師寺です。薬師寺と聞けば、奈良の薬師寺を思い浮かべるので便宜上、嵯峨 薬師寺と私は書いていますが、正式には薬師寺です<img class="emoji" src="https://blog.seesaa.jp/images_w/emoji/webry/01_warai_a.gif" />。 Weblog: 古寺とお城の旅日記Ⅱ racked: 2018-05-04 02:49