歴史が息づく京の町屋 長江家住宅へ

祇園祭(後祭)で賑わった新町通り沿いに、長江家住宅があります。

「祇園祭後祭 特別公開」  平成26年7月20日(日)~24日(木)  午前10時~午後6時 (受付 午後5時30分まで) 拝観料700円

訪問したのは7月23日(水)、あの150年振りに復活した大船鉾を見に行った日でした。大船鉾も新町通り、ここ長江家住宅も新町通り、大船鉾の前に訪問してました。

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この長江家住宅は、2年前の祇園祭り宵山の日に訪問しており、2度目です。

今回も前回と同じ、私が会員になっている京都市文化観光資源保護財団からの招待状で訪問しました。

この日の訪問は祇園祭(後祭)で行きましたので、例年の屏風展は前祭で終わってました。それでも京町屋をじっくりゆっくり見たかったので、再訪した次第です。

今年は150年振りに復活した大船鉾に人気が集中しました。そのため、後祭の宵山の日でしたが、結構多くの観光客が来てました。入ると受付に顔馴染みの人が座っています。京都市文化観光資源保護財団主催のため、スタッフの方が受付されてました。

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受付で招待状を出すとパンフレットをもらいました。これも招待状と一緒に送ってもらったので・・・

入ると内部は庭園も含めて撮影禁止と書いてありました。前回、庭は撮らせてくれましたが・・・汗だくで来たけど仕方ないですね。

しかし丁寧にガイドさんが説明してくれしました。最後はおくどさん(台所)から作業場、そして茶室跡まで案内してもらえるとは・・・驚きであり、感謝です。

ここには40分弱いました。丁寧に説明してもらったからでしょう。京町屋特有の奥行きが広い造りになっているで、見た目より部屋数は多いです。それは歴史が息づく様式の美学。京都市指定文化財「長江家住宅・袋屋」のHPで確認してください。内部の写真もありますよ

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ここに入る前に大の文字が気になりました。ひょっとして・・・大丸の前身と思ったんです。

しかし、案内を聞いて違ってた。長江家元祖初代大坂屋伊助の名前だったんですね

ここを出たら北に大船鉾が見えてました。最近、この町屋も段々姿を消していく現状は寂しいものです。できれば後世に残したいですね。



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