聖ヨゼフ修道院へ

今年の3月に、北野天満宮に梅を見に行き、そのあと平野の家 わざ 永々棟の雛祭りを見に行きました。

その途中のことです。左手に聖ヨゼフ修道院がありました。

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ここにレンガ造りの洋館があることは全く知りませんでした。

先も急ぐので写真だけ撮って、帰ってから調べました。

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そこで分かったことは、このレンガ造りの建物は、大正期の門衛所で、旧財閥の住友家衣笠別邸があった場所だそうです。敷地内に日本家屋と接待所に使われた大きな洋館があったそうですが、戦後になって取り壊され、この門と門衛所だけが残ったみたいです。恐る恐る敷地内にも入りましたが、何も無かったです

設計者は、多久仁輔氏。施行は、八木甚兵衛氏よって1920年(大正9年)に建てられました。現在は、修道院の施設として門と門衛所(現 門の家)のみが残されています。門の家は木造の柱を意匠的に表に表すハーフティンバー形式になっており、腰部分はレンガ壁で出来ています。レンガ造の家と門は、国登録有形文化財に指定されています。

最後に、正式名は聖ヨゼフ修道院門の家(せいよぜふしゅうどういんもんのいえ)と言います。滞在2分弱でしたが、掘り出し物を見つけた感じです。



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