フランソワ喫茶室へ
フランソワ喫茶室は、阪急河原町駅の東改札口を出て、木屋町南出入口から地上に出ます。そして西側の道路を南に下ったところにレトロな感じで建っています。
これを撮影した日は、開店(10時)前で入ることはできませんでした。外を見学しただけでした。
そして後日・・・こちらに用事があったので13時は回ってましたが再訪しました。
先日は気が付きませんでしたが、入口の上にはフランス王家の百合の紋章がありました。
そして中に入ると、「禁煙されますか禁煙席が良いですか」と聞かれたので、喜んで禁煙席に向かいました。しかし開業当時のレトロな雰囲気を見るには喫煙席なんですよね。でもタバコの煙を我慢する覚悟が無かったです。
この禁煙席があった所は、かつてはミレー書房だったらしい。そして学生達がここで本を買い隣の喫茶店で寛いだという。
1934年(昭和9年)から続く京都で最も古い純喫茶。豪華客船のホールをイメージしたバロック様式の造りで、喫茶店として国の登録有形文化財に指定されました。店内は昭和初期の香りを色濃く残しています。京都市立絵画専門学校出身の創業者 立野正一は、フランソワの店名を「落ち葉拾い」で有名なジャン=フランソワ・ミレーから取りました。1941年(昭和16年)に、バロック・ロココ調に改築。設計は京都大学留学生のベンチヴェンニ。店内の絵画も当時のまま。優雅な天井ドーム、ランプは貝殻のデザイン。これらは立野好みのデザインで知られています。
注文したのがケーキセット。珈琲とレアチーズケーキがセットで980円でした。
お昼を食べる時間もなかったので、お腹が空いてたのでケーキセットにしましたが、普段珈琲は飲まないので、昼からの仕事で眠気がささなかったのは良しとして、夜も寝られませんでした。ミルクは体質的に弱いのでブラックでいただいのが良くなかったのかも。
メニューに「サロン・ド・テ・フランソワ(フランワ喫茶室)」と書いてあります。
天井を見上げるとレトロなシャンデリアやランプが目に付きます。ここが書店だった雰囲気は残ってないですね。
暖炉の上に置かれた猫の置物。
それにしても平日の昼間だからでしょうか、次ぎから次から入って来られます。特におばちゃんが。それと地図を片手に・・・やっぱり人気がありますね。このレトロな雰囲気が。
帰る時に、喫煙側で席が空いてるところで写真を撮りました。
やっぱりレトロな雰囲気を味わうのなら、この喫煙側です。
天井のドームのランプは、貝殻のデザインが施してあります。
ステンドグラスは、本場イタリアから取り寄せたガラスを使用したとか。(上記2枚の写真は、ウィキペディアより)
このフランソワ喫茶室には数多くの有名人が集いました。俳優の殿山泰司はセカンドハウスのように入り浸りだったようです。また宇野重吉も京都に来られたら毎日のように通われました。他に画家の藤田嗣治、演出家で俳優の滝沢修も足繁く通われたそうです。
社会主義者であった立野正一が労働運動の資金を得るため開店。戦前京都には、左翼的なフランス通の知識人が多く、開店当時は学者や学生が集い、いつも特高警察が監視していたと言う。
そのような激動の時期も、今は静かに珈琲をいただける空間となっていました。タバコを吸わないので喫茶には殆ど行きませんが、こうした歴史有る喫茶店を探して訪問は考えています。ここフランソワ喫茶室には必ず再訪します。
【フランソワ喫茶室】
これを撮影した日は、開店(10時)前で入ることはできませんでした。外を見学しただけでした。
そして後日・・・こちらに用事があったので13時は回ってましたが再訪しました。
先日は気が付きませんでしたが、入口の上にはフランス王家の百合の紋章がありました。
そして中に入ると、「禁煙されますか禁煙席が良いですか」と聞かれたので、喜んで禁煙席に向かいました。しかし開業当時のレトロな雰囲気を見るには喫煙席なんですよね。でもタバコの煙を我慢する覚悟が無かったです。
この禁煙席があった所は、かつてはミレー書房だったらしい。そして学生達がここで本を買い隣の喫茶店で寛いだという。
1934年(昭和9年)から続く京都で最も古い純喫茶。豪華客船のホールをイメージしたバロック様式の造りで、喫茶店として国の登録有形文化財に指定されました。店内は昭和初期の香りを色濃く残しています。京都市立絵画専門学校出身の創業者 立野正一は、フランソワの店名を「落ち葉拾い」で有名なジャン=フランソワ・ミレーから取りました。1941年(昭和16年)に、バロック・ロココ調に改築。設計は京都大学留学生のベンチヴェンニ。店内の絵画も当時のまま。優雅な天井ドーム、ランプは貝殻のデザイン。これらは立野好みのデザインで知られています。
注文したのがケーキセット。珈琲とレアチーズケーキがセットで980円でした。
お昼を食べる時間もなかったので、お腹が空いてたのでケーキセットにしましたが、普段珈琲は飲まないので、昼からの仕事で眠気がささなかったのは良しとして、夜も寝られませんでした。ミルクは体質的に弱いのでブラックでいただいのが良くなかったのかも。
メニューに「サロン・ド・テ・フランソワ(フランワ喫茶室)」と書いてあります。
天井を見上げるとレトロなシャンデリアやランプが目に付きます。ここが書店だった雰囲気は残ってないですね。
暖炉の上に置かれた猫の置物。
それにしても平日の昼間だからでしょうか、次ぎから次から入って来られます。特におばちゃんが。それと地図を片手に・・・やっぱり人気がありますね。このレトロな雰囲気が。
帰る時に、喫煙側で席が空いてるところで写真を撮りました。
やっぱりレトロな雰囲気を味わうのなら、この喫煙側です。
天井のドームのランプは、貝殻のデザインが施してあります。
ステンドグラスは、本場イタリアから取り寄せたガラスを使用したとか。(上記2枚の写真は、ウィキペディアより)
このフランソワ喫茶室には数多くの有名人が集いました。俳優の殿山泰司はセカンドハウスのように入り浸りだったようです。また宇野重吉も京都に来られたら毎日のように通われました。他に画家の藤田嗣治、演出家で俳優の滝沢修も足繁く通われたそうです。
社会主義者であった立野正一が労働運動の資金を得るため開店。戦前京都には、左翼的なフランス通の知識人が多く、開店当時は学者や学生が集い、いつも特高警察が監視していたと言う。
そのような激動の時期も、今は静かに珈琲をいただける空間となっていました。タバコを吸わないので喫茶には殆ど行きませんが、こうした歴史有る喫茶店を探して訪問は考えています。ここフランソワ喫茶室には必ず再訪します。
【フランソワ喫茶室】