将軍塚青龍殿 青不動御開帳記念の青蓮院門跡へ
天台宗青蓮院門跡の飛び地である将軍塚に、京都府警の武道場だった旧平安道場を移築した青龍殿が完成し、修復を終えた国宝「不動明王二童子像(青不動)」とともに、堂内で5年ぶりに開帳されます。
それを記念して、10月3日(金)に落慶法要され、10月8日~12月23日まで一般公開されます。すぐにでも行きたかったんですが、仕事の都合で11月7日(金)に行ってきました。平日でも休みを取った訳でもなく週休です。
貴重な平日の休み。何処に行こうかか当日の朝まで悩みましたが、前日に将軍塚のライトアップのニュース映像を見たこともあって決めました。将軍塚へは路線バスはありません。山を登るか車でしか行かれませんが、御開帳記念の特別公開中は青蓮院から将軍塚までシャシルバスが30分間隔で運行されています。
当日は三条京阪までバスで行き、そこからタクシーを利用しました。東山山頂・将軍塚には9時10分頃につきました。2010年10月以来4年振りに訪れた将軍塚は随分変わってました。
タクシーは大日堂の前で止めてもらいました。降りて第一印象・・・「随分、変わったなぁ」でした。
ちなにシャトルバスもここの前で止められられので、すごく便利です。
ここで拝観券を購入します。ここ将軍塚だけなら1000円。下の青蓮院とのセット券なら1300円+拝観記念の散華が貰えます。私はセット券を購入。下の青蓮院は期日までに行けばいいのを確認しました。それとシャトルバスの乗車券もここで購入します。片道100円です。
実は、帰りにシャトルバスに乗ろうとしたら「乗車券を購入してほしい」と言われました。発車5分前でしたので、少々焦りました。
この写真が以前の大日堂です。本尊は平安時代に造られた、石造の胎蔵界大日如来像でしたが・・・。
大日堂の右通りの参道から青龍殿に向かいます。臨時の受付がありました。
綺麗に整備されましたね。朝一番には来られませんでしたが、それでもまだ数名・・・この時は空いてました。
それと書き忘れてましたが、タクシーで山頂まで来ましたが途中でマイカーを規制してました。どうやら山頂の駐車場に止められないみたいです。遙か手前の駐車場に誘導されるみたですね。
このまま綺麗な参道を進むと移築された青龍殿がありました。
近くで見たら雄大ですね。移築されたと聞きましたが、再建には大変だったでしょう。
青龍殿は、かつて北野天満宮近くにあって、1914年(大正4年)完成の「平安道場」として京都府警の武道場でした。老朽化が激しく、京都府有財産で解体が決まっていましたが、青蓮院が買い取り将軍塚に移築・再建されたものです。
ここで剣道の稽古されたんでしょうね。外陣は結構広いです。ここには朱印所、ご開帳の記念品が売られてました。
ここで大日堂でいただいた散華に、願い事と名前を書きました。それをどうすれば良いのか分からないので、係の人に聞き内陣へ。いよいよ国宝・青不動とご対面です。
修復を終えた国宝「不動明王二童子像(青不動)」は、火炎を背に憤怒の表情を浮かべる不動明王像を描いたもので、縦約203センチ、横約149センチもあってガラスの中に納められてました。「日本三不動」の一つで、平安仏画の最高峰とされ、京都国立博物館が3年かけ修復しました。青不動の公開は、5年振りとなります。
内陣は撮影禁止でした。詳しくは青蓮院御開帳をご覧下さい。青不動様の前で、先ほど書いた散華を巻きました。遠くて・・そしてガラス越しですからね。でも見られて良かったです。
しばらく座ってましたが、次の舞台も見たいので外に出ました。
向に見えているのが、将軍塚です。後程見に行きます。先ずは舞台です。
舞台に行こうとしたら青龍殿の前に、一念松を見つけました。
岩の割れ目から松が生えている岩ですが、前に来た時にも見ました。庭園内にあったように記憶してますが、移動されて青龍殿の前に持ってられてたのでしょうか。
そのままここにあったのか、移動されたのか考えてても仕方ないので、青龍殿の横から舞台に行きました。ここも以前に比べて大きく変わりました。
清水寺の舞台の約5倍にあたる1046平方メートルの大舞台が併設されています。標高約200メートルから市街が一望できるので楽しみに来ました。
舞台から見た青龍殿です。移築された青龍殿に内陣・収蔵庫が新しく併設されています。
さて眺望ですが、標高200㍍でも強風が吹いているので寒かったです。
右下に平安神宮、中央の京都御所、左端に愛宕山が見えています。そして五山の送り火では、妙法・舟形・左大文字が確認できました。
平安時宮の辺りを拡大してみました。
また、こちらが比叡山を望みます。また、見にくいですが南禅寺も見えています。
写真中央が黒谷です。金戒光明寺の三門や本堂がハッキリ見えます。
金戒光明寺を拡大しました。以前、金戒光明寺に行くと、そこから工事中の青龍殿が見えていました。
こちらが五山の送り火の妙法の”妙”ですが、見にくいですね。肉眼では見えてました。
こちらは眼下に工事中の知恩院が見えています。遠くは愛宕山から連なる西山連峰。天気が良いのに霞んでいるのが残念です。
強風と寒さで早々に退散。次ぎに青龍殿の右側から舞台を出て、将軍塚の方に向かいます。
それにしても綺麗に整備されました。それと案内が出てるので迷うことはありません。
次ぎにもう一つの展望台と日本庭園を巡ります。つづく。
【青蓮院 将軍塚青龍殿】
それを記念して、10月3日(金)に落慶法要され、10月8日~12月23日まで一般公開されます。すぐにでも行きたかったんですが、仕事の都合で11月7日(金)に行ってきました。平日でも休みを取った訳でもなく週休です。
貴重な平日の休み。何処に行こうかか当日の朝まで悩みましたが、前日に将軍塚のライトアップのニュース映像を見たこともあって決めました。将軍塚へは路線バスはありません。山を登るか車でしか行かれませんが、御開帳記念の特別公開中は青蓮院から将軍塚までシャシルバスが30分間隔で運行されています。
当日は三条京阪までバスで行き、そこからタクシーを利用しました。東山山頂・将軍塚には9時10分頃につきました。2010年10月以来4年振りに訪れた将軍塚は随分変わってました。
タクシーは大日堂の前で止めてもらいました。降りて第一印象・・・「随分、変わったなぁ」でした。
ちなにシャトルバスもここの前で止められられので、すごく便利です。
ここで拝観券を購入します。ここ将軍塚だけなら1000円。下の青蓮院とのセット券なら1300円+拝観記念の散華が貰えます。私はセット券を購入。下の青蓮院は期日までに行けばいいのを確認しました。それとシャトルバスの乗車券もここで購入します。片道100円です。
実は、帰りにシャトルバスに乗ろうとしたら「乗車券を購入してほしい」と言われました。発車5分前でしたので、少々焦りました。
この写真が以前の大日堂です。本尊は平安時代に造られた、石造の胎蔵界大日如来像でしたが・・・。
大日堂の右通りの参道から青龍殿に向かいます。臨時の受付がありました。
綺麗に整備されましたね。朝一番には来られませんでしたが、それでもまだ数名・・・この時は空いてました。
それと書き忘れてましたが、タクシーで山頂まで来ましたが途中でマイカーを規制してました。どうやら山頂の駐車場に止められないみたいです。遙か手前の駐車場に誘導されるみたですね。
このまま綺麗な参道を進むと移築された青龍殿がありました。
近くで見たら雄大ですね。移築されたと聞きましたが、再建には大変だったでしょう。
青龍殿は、かつて北野天満宮近くにあって、1914年(大正4年)完成の「平安道場」として京都府警の武道場でした。老朽化が激しく、京都府有財産で解体が決まっていましたが、青蓮院が買い取り将軍塚に移築・再建されたものです。
ここで剣道の稽古されたんでしょうね。外陣は結構広いです。ここには朱印所、ご開帳の記念品が売られてました。
ここで大日堂でいただいた散華に、願い事と名前を書きました。それをどうすれば良いのか分からないので、係の人に聞き内陣へ。いよいよ国宝・青不動とご対面です。
修復を終えた国宝「不動明王二童子像(青不動)」は、火炎を背に憤怒の表情を浮かべる不動明王像を描いたもので、縦約203センチ、横約149センチもあってガラスの中に納められてました。「日本三不動」の一つで、平安仏画の最高峰とされ、京都国立博物館が3年かけ修復しました。青不動の公開は、5年振りとなります。
内陣は撮影禁止でした。詳しくは青蓮院御開帳をご覧下さい。青不動様の前で、先ほど書いた散華を巻きました。遠くて・・そしてガラス越しですからね。でも見られて良かったです。
しばらく座ってましたが、次の舞台も見たいので外に出ました。
向に見えているのが、将軍塚です。後程見に行きます。先ずは舞台です。
舞台に行こうとしたら青龍殿の前に、一念松を見つけました。
岩の割れ目から松が生えている岩ですが、前に来た時にも見ました。庭園内にあったように記憶してますが、移動されて青龍殿の前に持ってられてたのでしょうか。
そのままここにあったのか、移動されたのか考えてても仕方ないので、青龍殿の横から舞台に行きました。ここも以前に比べて大きく変わりました。
清水寺の舞台の約5倍にあたる1046平方メートルの大舞台が併設されています。標高約200メートルから市街が一望できるので楽しみに来ました。
舞台から見た青龍殿です。移築された青龍殿に内陣・収蔵庫が新しく併設されています。
さて眺望ですが、標高200㍍でも強風が吹いているので寒かったです。
右下に平安神宮、中央の京都御所、左端に愛宕山が見えています。そして五山の送り火では、妙法・舟形・左大文字が確認できました。
平安時宮の辺りを拡大してみました。
また、こちらが比叡山を望みます。また、見にくいですが南禅寺も見えています。
写真中央が黒谷です。金戒光明寺の三門や本堂がハッキリ見えます。
金戒光明寺を拡大しました。以前、金戒光明寺に行くと、そこから工事中の青龍殿が見えていました。
こちらが五山の送り火の妙法の”妙”ですが、見にくいですね。肉眼では見えてました。
こちらは眼下に工事中の知恩院が見えています。遠くは愛宕山から連なる西山連峰。天気が良いのに霞んでいるのが残念です。
強風と寒さで早々に退散。次ぎに青龍殿の右側から舞台を出て、将軍塚の方に向かいます。
それにしても綺麗に整備されました。それと案内が出てるので迷うことはありません。
次ぎにもう一つの展望台と日本庭園を巡ります。つづく。
【青蓮院 将軍塚青龍殿】