第50回記念 京都非公開文化財特別公開 京都国立博物館 表門へ
11月8日(土)は、夕刻より京都国立博物館でイベントがあるので、その前に第50回記念 京都非公開文化財特別公開 京都国立博物館 表門に行きました。
ここに向かうバスで、いろいろトラブルがあって到着が大幅に遅れました。乗り替えで京阪七条駅から徒歩で向かう予定を変更して、タクシーで表門・・・実際は正門なんてですが拝観締め切りの16時には何と間に合いました。
土曜日の16時前、京都国立博物館には多くの観光客が来てました。
理由は・・・表門の公開そんな訳ありません。「国宝 鳥獣戯画と高山寺展」が明治古都館で開催されてるからです。連日長蛇の列で、この日も最長4時間待ち。私はが着いた頃には2時間待ち。入っても展示室に入るのに50分待ち。ある程度(2時間ぐらい)は私も予測してましたが、予想外でしたね。
タクシー降りると先ず臨時の受付で拝観料800円を払います。
写真は、受付後に撮りました。受付ではくどいほど説明されます「ここでは表門と平成知新館が見られますが、明治古都館の高山時展は見られません」と。私はそのことは事前に知ってたと言うか当たりまえでしょう。800円で明治古都館に入れたら、可笑しいでしょう。
表門の公開だけで800円は高いと思われるでしょう。ここ平成知新館とセットになっています。9月13日に京都国立博物館 平成知新館オープン記念展 『京へのいざない』で第一期を見学しました。そして今日は、第二期を見て回ることにしています。
受付で「表門の公開は16時までです。平成知新館は後にして、急いで下さい。」と言われたので先ずは内部に入ります。
内部を見られる機会はそう無いかと思うので靴を脱いで入りました。
入って外を撮りました。内部は見たとおり狭いです。10名も入いれないでしょう・・・入ると京都国立博物館の歴史などについて学生ガイドさんから案内が始まりました。
京都国立博物館の表門は、本館(明治古都館)と同じく、片山東熊の設計で1895年(明治30年)に建てられ、本館とともに重要文化財に指定されています。今回は、門番所や券売所などに使われていた内部の部屋に、片山東熊が残した設計図面の一部をパネル展示してあります。帝国京都博物館として開館し、バロック手法を取り入れた本格派のネオ・ルネッサンス様式は見物です。
内部の写真は、OKでした。しかし・・・あまり撮るところもありません。説明で、門番所や券売所で使われたと聞きましたが、面影を見つけることは出来ません。
次ぎに向かって左の部屋に入ります。ここでも半券を見せて入ります。
「門番所巡査詰所」及び「札売場」を併設された図面の一部が展示してありました。
片山東熊は、東京駅の設計者である辰野金吾とともにイギリスより来日したコンドルに建築学を学び、赤坂離宮、東京国立博物館、奈良国立博物館など多数の明治建築を手がけた宮廷建築家です。
表門の公開だけでは料金は高いので、平成知新館がセットになっています。表門の内部、こんなものでした。でも内部に入れて納得です。
16時まで言われてたので、まもなく閉まるんでしょう。まだ表には係の方が立たれてますが・・・。
次は平成知新館に行くつもりが、18時まで入れるので、ここは後回し次ぎに向かいました。
天気が良く汗ばむ陽気になりました。平成知新館も強烈な西日に照らされています。
次ぎに、この広い博物館の敷地の東南角まで移動します。明治古都館に並んでいる人を横目に東南角まで移動と言いましたが、列の最後は、その東南角まで続いています。私が経験した行列は「長谷が等伯展」「狩野永徳展」で、ともに2時間待ちでした。それにしてもすごに人気です。『鳥獣戯画絵巻』甲巻乙巻丙巻丁巻が全部揃って展示されることは稀なこと(初めてだったかも)で、大人気の一旦でしょう。
東南角いには、茶室「堪庵(たんあん)」があって、前から行こうと思ってました。
ここが茶室「堪庵」の入口です。何度も来ている京博ですが、こんなところに茶室があったんですね。
玄関です。中は開け放たれいますが、上がることはできません。
11月3日放送のNHK「大探検!京都国立博物館~みやこの美へようこそ」(出演・井浦新・青木さやか)で、この堪庵が紹介されました。ここで、西行直筆の掛け軸の前で、千宗守(武者小路千家家元)氏からお茶をいただかれてました。
ここは予約をすれば借りることができます。写真は書院を撮りました。
こちらが茶室です。中に入ることはできません。
ここも少しだけ色づき初めてました。
よくよく観察してると手水鉢も見つけました。さすがに、ここまで来る人は少ないです。私の他に一人だけ来られただけです。
この茶室は1958年(昭和33年)に上田堪一郎氏より京都国立博物館に寄贈された、江戸時代初期京都における公家文化の伝統を受け継いだ数寄屋造りの建物です。
また、このエリアは墳墓表飾石造遺物 (ふんぼひょうしょくせきぞういぶつ) が点在しています。
写真を撮ってるときは、中国か朝鮮半島のものだと思ってました。帰ってから京博のHPで調べました。
朝鮮半島では、高貴な人びとの墳墓のまわりを石彫像で装飾することが、古代より伝統的に行われてきました。現在当館で展示しているものは、朝鮮時代(1392年から1910年まで)につくられたものです。 (※日本では朝鮮時代を李氏朝鮮時代あるいは李朝とも表記する場合があります。
茶室見学から戻ると、今度こそ平成新館に入ります。中では『京のいざない(第二期)』展がされていました。
私は9月13日に平成知新館オープン記念展 京へのいざないで第一期を見ています。
中は前回と比べものにならないくらい混雑してました。中では休憩できる椅子も殆ど埋まってて休憩もできません。
高山寺展の大混雑の影響でしょうね。それでも時間があるのでゆっくりゆっくり鑑賞しました。前途した井浦新さんが出られてたTV番組で、「ここの仏像は魂が抜いてあるので信仰の対象から、ここにいる間は鑑賞の対象です。」と京都国立博物館の学芸員さんが言われてました。「前から横から後からじっくり鑑賞して下さい」と。その通り見たかったけど混雑してたので、そこはあっさりと。
平成知新館を出て明治古都館を見ると、まだまだ行列は続いています。
まだ、この時間で1時間30分待ち。本当に今日のイベント大丈夫かなぁ・・・と思ってしまうほどの大混雑でした。
平成知新館で暫く休憩したあと、ここを16時50分に出ました。この京都国立博物館には17時15分には戻りますが、集合は外の南門です。夕食を食べる時間はありませんが、少し買い物をしたいので近所のコンビニに行きました。つづく。
【京都国立博物館 茶室「堪庵」】
ここに向かうバスで、いろいろトラブルがあって到着が大幅に遅れました。乗り替えで京阪七条駅から徒歩で向かう予定を変更して、タクシーで表門・・・実際は正門なんてですが拝観締め切りの16時には何と間に合いました。
土曜日の16時前、京都国立博物館には多くの観光客が来てました。
理由は・・・表門の公開そんな訳ありません。「国宝 鳥獣戯画と高山寺展」が明治古都館で開催されてるからです。連日長蛇の列で、この日も最長4時間待ち。私はが着いた頃には2時間待ち。入っても展示室に入るのに50分待ち。ある程度(2時間ぐらい)は私も予測してましたが、予想外でしたね。
タクシー降りると先ず臨時の受付で拝観料800円を払います。
写真は、受付後に撮りました。受付ではくどいほど説明されます「ここでは表門と平成知新館が見られますが、明治古都館の高山時展は見られません」と。私はそのことは事前に知ってたと言うか当たりまえでしょう。800円で明治古都館に入れたら、可笑しいでしょう。
表門の公開だけで800円は高いと思われるでしょう。ここ平成知新館とセットになっています。9月13日に京都国立博物館 平成知新館オープン記念展 『京へのいざない』で第一期を見学しました。そして今日は、第二期を見て回ることにしています。
受付で「表門の公開は16時までです。平成知新館は後にして、急いで下さい。」と言われたので先ずは内部に入ります。
内部を見られる機会はそう無いかと思うので靴を脱いで入りました。
入って外を撮りました。内部は見たとおり狭いです。10名も入いれないでしょう・・・入ると京都国立博物館の歴史などについて学生ガイドさんから案内が始まりました。
京都国立博物館の表門は、本館(明治古都館)と同じく、片山東熊の設計で1895年(明治30年)に建てられ、本館とともに重要文化財に指定されています。今回は、門番所や券売所などに使われていた内部の部屋に、片山東熊が残した設計図面の一部をパネル展示してあります。帝国京都博物館として開館し、バロック手法を取り入れた本格派のネオ・ルネッサンス様式は見物です。
内部の写真は、OKでした。しかし・・・あまり撮るところもありません。説明で、門番所や券売所で使われたと聞きましたが、面影を見つけることは出来ません。
次ぎに向かって左の部屋に入ります。ここでも半券を見せて入ります。
「門番所巡査詰所」及び「札売場」を併設された図面の一部が展示してありました。
片山東熊は、東京駅の設計者である辰野金吾とともにイギリスより来日したコンドルに建築学を学び、赤坂離宮、東京国立博物館、奈良国立博物館など多数の明治建築を手がけた宮廷建築家です。
表門の公開だけでは料金は高いので、平成知新館がセットになっています。表門の内部、こんなものでした。でも内部に入れて納得です。
16時まで言われてたので、まもなく閉まるんでしょう。まだ表には係の方が立たれてますが・・・。
次は平成知新館に行くつもりが、18時まで入れるので、ここは後回し次ぎに向かいました。
天気が良く汗ばむ陽気になりました。平成知新館も強烈な西日に照らされています。
次ぎに、この広い博物館の敷地の東南角まで移動します。明治古都館に並んでいる人を横目に東南角まで移動と言いましたが、列の最後は、その東南角まで続いています。私が経験した行列は「長谷が等伯展」「狩野永徳展」で、ともに2時間待ちでした。それにしてもすごに人気です。『鳥獣戯画絵巻』甲巻乙巻丙巻丁巻が全部揃って展示されることは稀なこと(初めてだったかも)で、大人気の一旦でしょう。
東南角いには、茶室「堪庵(たんあん)」があって、前から行こうと思ってました。
ここが茶室「堪庵」の入口です。何度も来ている京博ですが、こんなところに茶室があったんですね。
玄関です。中は開け放たれいますが、上がることはできません。
11月3日放送のNHK「大探検!京都国立博物館~みやこの美へようこそ」(出演・井浦新・青木さやか)で、この堪庵が紹介されました。ここで、西行直筆の掛け軸の前で、千宗守(武者小路千家家元)氏からお茶をいただかれてました。
ここは予約をすれば借りることができます。写真は書院を撮りました。
こちらが茶室です。中に入ることはできません。
ここも少しだけ色づき初めてました。
よくよく観察してると手水鉢も見つけました。さすがに、ここまで来る人は少ないです。私の他に一人だけ来られただけです。
この茶室は1958年(昭和33年)に上田堪一郎氏より京都国立博物館に寄贈された、江戸時代初期京都における公家文化の伝統を受け継いだ数寄屋造りの建物です。
また、このエリアは墳墓表飾石造遺物 (ふんぼひょうしょくせきぞういぶつ) が点在しています。
写真を撮ってるときは、中国か朝鮮半島のものだと思ってました。帰ってから京博のHPで調べました。
朝鮮半島では、高貴な人びとの墳墓のまわりを石彫像で装飾することが、古代より伝統的に行われてきました。現在当館で展示しているものは、朝鮮時代(1392年から1910年まで)につくられたものです。 (※日本では朝鮮時代を李氏朝鮮時代あるいは李朝とも表記する場合があります。
茶室見学から戻ると、今度こそ平成新館に入ります。中では『京のいざない(第二期)』展がされていました。
私は9月13日に平成知新館オープン記念展 京へのいざないで第一期を見ています。
中は前回と比べものにならないくらい混雑してました。中では休憩できる椅子も殆ど埋まってて休憩もできません。
高山寺展の大混雑の影響でしょうね。それでも時間があるのでゆっくりゆっくり鑑賞しました。前途した井浦新さんが出られてたTV番組で、「ここの仏像は魂が抜いてあるので信仰の対象から、ここにいる間は鑑賞の対象です。」と京都国立博物館の学芸員さんが言われてました。「前から横から後からじっくり鑑賞して下さい」と。その通り見たかったけど混雑してたので、そこはあっさりと。
平成知新館を出て明治古都館を見ると、まだまだ行列は続いています。
まだ、この時間で1時間30分待ち。本当に今日のイベント大丈夫かなぁ・・・と思ってしまうほどの大混雑でした。
平成知新館で暫く休憩したあと、ここを16時50分に出ました。この京都国立博物館には17時15分には戻りますが、集合は外の南門です。夕食を食べる時間はありませんが、少し買い物をしたいので近所のコンビニに行きました。つづく。
【京都国立博物館 茶室「堪庵」】