旧嵯峨御所大覚寺門跡 通常非公開『庭湖館』で精進料理『大覚寺お豆腐御膳』を
正寝殿を出て、次ぎに案内されたのが庭湖館でした。ここは通常非公開の書院で、私も初めて入りました。
正寝殿から柵を開けてもらい、長い廊下を通って行きます。
庭湖館から正寝殿を見てます。ここの嵯峨菊は萎れてません。綺麗でした。
入るとお膳が用意されてました。ここでこの日の鑑賞会の参加者が分かりました。20名募集で、15名が参加されてました。
15名では広すぎるお部屋でしたね。ここから見える庭も綺麗です。ここは食事のあと、見に行きます
。
庭湖館は、江戸時代中期の建物で。もとは大沢池畔にあったものを、明治初年に現地へ移築。奥の間には慈雲尊者筆「六大無碍常瑜伽」の軸が掛けられていることから「六大の間」と呼ばれている。襖には浜田泰介筆の「琵琶湖の四季」が描かれています。
12時前には、A班とB班が揃ったところで食事が始まりました。お肉も魚も使ってない精進料理です。
今まで多くの精進料理を食べてきましたが、ここのは美味しかったです。全て残さずに食べました・・・苦手の蒟蒻以外は・・・
。
食べ終わったら、お庭に出て撮影です
。最初、秩父宮御殿前の庭園から。
庭湖館の奥にあるのが、秩父宮御殿です。ここは2010年(平成22年)7月10日~9月30日まで特別公開された時に見に来ています。
秩父宮御殿は、1923年(大正12年)に東宮仮御所の霞ヶ関離宮(現在の国会前庭)に建てられたあと、後に大覚寺へ下賜りされたもので、内部は上品な色彩の花鳥の襖絵が飾れてました。厚いカーテンで内部は見えませんが、内部は宮様のお住まいであったので質素な中にも貴賓さが感じられました。
あの年は記録的猛暑の年でした。真夏の庭から秋の紅葉している庭が見られただけでも良かったです。
ここからの風景は普段は見られないので、ゆっくり見せてもらいました。
秩父宮御殿の東庭と言うか庭湖館前庭です。大覚寺では有料区域で紅葉が楽しめるのは、ここだけです。
食事が終わって、皆さん庭の見学などされてて12時45分になったところ、先ほど寺を案内していただいた僧侶さんが来られて、法話をいただきました。般若心経の一説を詳しく話していただいたあと、いよいよ自由拝観に変わりました。
今日、伽藍の中で行ってないのは、霊明殿だけです。そちらを見に行きます。
総理大臣を務め、226事件の凶弾で倒れた斎藤実が1928年(昭和3年)、東京の沼袋に建てた日仏寺の本堂だったものを1958年(昭和33年)、当時大覚寺門跡であった草繋全宜によって移築されたものです。本尊は阿弥陀如来を祀っています。
霊明殿に向かう途中、西側を見ると先ほどまで居た庭湖館が見えてました。
まだスタッフの方は残られてるようでしたが、あそこからの庭は綺麗でした。
ここは紅葉と滝がセットで撮れるので人気のスポットでした。
霊明殿まで来ました。何度も言いますが、こんな人出の多い大覚寺は初めてです。この辺りも混んでました。
今日、この特別鑑賞会で、大覚寺もっとも重要なお堂と知った、心経堂です。
中央が一番最初に案内してもらった宸殿。右が正寝殿。左が御影堂です。
大覚寺で他に見るのも無いので、ここを大沢池に行くことにしました。宸殿前の嵯峨菊展だけは見て帰りましたが
。
こちらは前編で紹介できなかった右近の橘です。
大沢池に行くため玄関まで戻りました。ただ・・・ここで秘密の入口から入ったことで出口が分からなくなりました。相当ウロウロしました。私らの他にもう一組の方もウロウロ・・・。ここはスタッフが立って置くべきでしょう。たまたま案内していただいた僧侶さんと出会い、入口まで案内してもらいました。そりゃ分からんわ・・・
。だから秘密の入口なんでしょうけど・・・。やっとの思いで外にでて、大沢池に向かいました。つづく。
【大覚寺 庭湖館】

正寝殿から柵を開けてもらい、長い廊下を通って行きます。
庭湖館から正寝殿を見てます。ここの嵯峨菊は萎れてません。綺麗でした。
入るとお膳が用意されてました。ここでこの日の鑑賞会の参加者が分かりました。20名募集で、15名が参加されてました。
15名では広すぎるお部屋でしたね。ここから見える庭も綺麗です。ここは食事のあと、見に行きます

庭湖館は、江戸時代中期の建物で。もとは大沢池畔にあったものを、明治初年に現地へ移築。奥の間には慈雲尊者筆「六大無碍常瑜伽」の軸が掛けられていることから「六大の間」と呼ばれている。襖には浜田泰介筆の「琵琶湖の四季」が描かれています。
12時前には、A班とB班が揃ったところで食事が始まりました。お肉も魚も使ってない精進料理です。
今まで多くの精進料理を食べてきましたが、ここのは美味しかったです。全て残さずに食べました・・・苦手の蒟蒻以外は・・・

食べ終わったら、お庭に出て撮影です

庭湖館の奥にあるのが、秩父宮御殿です。ここは2010年(平成22年)7月10日~9月30日まで特別公開された時に見に来ています。
秩父宮御殿は、1923年(大正12年)に東宮仮御所の霞ヶ関離宮(現在の国会前庭)に建てられたあと、後に大覚寺へ下賜りされたもので、内部は上品な色彩の花鳥の襖絵が飾れてました。厚いカーテンで内部は見えませんが、内部は宮様のお住まいであったので質素な中にも貴賓さが感じられました。
あの年は記録的猛暑の年でした。真夏の庭から秋の紅葉している庭が見られただけでも良かったです。
ここからの風景は普段は見られないので、ゆっくり見せてもらいました。
秩父宮御殿の東庭と言うか庭湖館前庭です。大覚寺では有料区域で紅葉が楽しめるのは、ここだけです。
食事が終わって、皆さん庭の見学などされてて12時45分になったところ、先ほど寺を案内していただいた僧侶さんが来られて、法話をいただきました。般若心経の一説を詳しく話していただいたあと、いよいよ自由拝観に変わりました。
今日、伽藍の中で行ってないのは、霊明殿だけです。そちらを見に行きます。
総理大臣を務め、226事件の凶弾で倒れた斎藤実が1928年(昭和3年)、東京の沼袋に建てた日仏寺の本堂だったものを1958年(昭和33年)、当時大覚寺門跡であった草繋全宜によって移築されたものです。本尊は阿弥陀如来を祀っています。
霊明殿に向かう途中、西側を見ると先ほどまで居た庭湖館が見えてました。
まだスタッフの方は残られてるようでしたが、あそこからの庭は綺麗でした。
ここは紅葉と滝がセットで撮れるので人気のスポットでした。
霊明殿まで来ました。何度も言いますが、こんな人出の多い大覚寺は初めてです。この辺りも混んでました。
今日、この特別鑑賞会で、大覚寺もっとも重要なお堂と知った、心経堂です。
中央が一番最初に案内してもらった宸殿。右が正寝殿。左が御影堂です。
大覚寺で他に見るのも無いので、ここを大沢池に行くことにしました。宸殿前の嵯峨菊展だけは見て帰りましたが

こちらは前編で紹介できなかった右近の橘です。
大沢池に行くため玄関まで戻りました。ただ・・・ここで秘密の入口から入ったことで出口が分からなくなりました。相当ウロウロしました。私らの他にもう一組の方もウロウロ・・・。ここはスタッフが立って置くべきでしょう。たまたま案内していただいた僧侶さんと出会い、入口まで案内してもらいました。そりゃ分からんわ・・・

【大覚寺 庭湖館】