西国三十三ヶ所 第九番札所 興福寺 南円堂へ

采女神社から次ぎに、階段を登って西国三十三ヶ所 第九番札所 興福寺 南円堂に向かいました。

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八角形の特徴あるお堂です。前に三十三ヶ所を回って以来、久し振りに来ました。

一昨年の11月に、『~湖都大津もみじ紀行~特別拝観 三井寺光浄院と石山寺』定期観光バスツアーに先輩と行きました。その時石山寺で、朱印帳を購入されました。ここは札所巡りのため朝早くから納経所が開いてます。ここで是非、南円堂の朱印をもらってほしかったので紹介しました。

813年(弘仁4年)に藤原冬嗣が父内麻呂(うちまろ)の冥福を願って、建てられた八角円堂です。興福寺は藤原氏の氏寺ですが、藤原氏の中でも摂関家北家の力が強くなり、その祖である内麻呂・冬嗣親子ゆかりの南円堂は興福寺の中でも特殊な位置を占めるようになりました。本尊は、不空羂索観音菩薩(ふくうけんさくかんのん)像(国宝)で、四天王像(国宝)とともに安置されています。

その八角堂の傍らに一言観音を祀ったお堂がありました。

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朱印をもらわれてる間にお参りしました。

南円堂のお参りを済ませたら、そろそろ時間が押してきました。再び奈良観光案内所に戻るついでに北円堂にも寄りました。

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こちらは国宝で、特別拝観時に入れます。通常は柵と芝生に覆われていますが、工事中でした。そのため外観は撮影しやすくなっています。

最後に・・・今日は行かなかったんですが、采女神社から階段を登る途中、左に行くと、三重塔(国宝)があります。

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先輩には申し訳無かったんですが、時間の都合でパスさせてもらいました。写真で勘弁して

ここから再び東向商店街を通り、奈良定期観光バス案内所に戻りました。バスは10時5分に出発で、5分前に着きました。そしてトイレ休憩をして待つこと10時過ぎ、JR奈良駅を出発したバスが到着しました。いよいよ国宝の旅の出発です。つづく。

【興福寺 南円堂】



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