平城京の守護神として創祀された春日大社本殿へ
夫婦大國社を出て次ぎに春日大社本殿を参拝します。距離的にはそんなにないので早足で充分追いつきました。
傘を差して参道を歩くと、すぐに本社の入口にあたる楼門の南門(国宝)に着きました。
すごい人出でしょう・・・でも30名はツアー客です。1179年(治承3年)の創建ですが、現在の建物は南北朝時代に再建されたもの。
門を入ると特別参拝受付があって、バスガイドさんが参拝の手続きをしてくれます。
私らは入口で由緒書きを受け取るだけです。昨年の目眩がするほどの猛暑の日、春日大社の神職さんに特別参拝の案内をしていただきました。それ以来ですね。
入ると暫く東回廊を歩きます。回廊に釣り下げられた釣燈籠は、春日大社を象徴するものでしょう。
江戸時代には毎晩全ての燈籠に灯されていたと言います。
ここはあまり期待してなかったんですが、前回では、入れなかった東回廊の外側を進みます。
「いったい何処に行くんだろう」と思いつつ、バスガイドさんに着いていくと・・・。
そこは御蓋山浮雲峰遥拝所でした。
禁足地である御蓋山(みかさやま)の浮雲峰(うきぐものみね)に御鎮座の本宮が有り、ここで参拝します。
現在、春日大社は式年造替の工事中のため本殿は工事用の覆いで囲われています。それで特別に遥拝所を造られたのでしょうか昨年行った時は無かったもので・・・。
多分、ここで参拝できるのは今だけでしょうね。参拝できて良かったです。
再び東回廊に戻って、次ぎに本殿前に進みます。
先ほど書きましたが、春日大社は現在、第60次式年造替の工事中のため通路が狭くなっています。
昨年の9月より工事が始まり、平成27年3月27日執行される本殿の外遷宮に間に合うように現在修築中です。
昨年話題になった、伊勢神宮の式年遷宮と違って、春日大社は式年造替(しきねんぞうたい)と言い20年に一度、本殿以下の諸社殿を建て替えられます。
ここでも二礼二拍一礼で参拝しました。本殿前でバスガイドさんが説明してくれますが、簡単に・・・です。バスガイドさんには申し訳ありませんが、昨年の神職さんは、それはそれは熱心に説明してもらったので、物足りなさはありましたね。
説明を聞いてるとき、本殿から幣殿・舞殿(へいでん・ぶでん)(重要文化財)を撮りました。
また東南隅には林檎の木と林檎の庭が見えています。
詳細は、前回の特別参拝で詳しく書いてるので、今回は割愛します。冬の閑散期で雨も降っているので、参拝者はそんなに多くありません。
それと・・・やっぱり・・・これは紹介されました。直会殿の屋根を突き抜けている槙柏(伊吹ともいう)です。
皆さん驚かれてましたね。私は2度目ですから。
ここはあっさりと見てから次ぎに進みます。その次に案内された所が・・・驚いたものでした。140年振りに開門された後殿の特別参拝です。
明治維新以降、長い間閉ざされていた門です。式年造替を機に特別に開かれました。
この話をバスガイドさんから聞くと、皆さん興味津々です。もちろん私は、それ以上にテンションが上がりました。聞くと写真もOKだそうで、喜んで撮らしてもらいました。
国宝の本殿の後にあたり、お庭もありました。多分、もう二度と見られないでしょうから。感激しました。
次ぎに案内されたのが、万燈籠が再現されている藤浪之屋特別公開です。
今回のツアーで春日大社の参拝だけ、期待してなかったのに、こう特別公開が多かったら嬉しい限りです。
ここが入口です。事前に予習してこなかったので、これから先は分からずに入りました。
中は真っ暗で、燈籠だけが光っています。目が慣れるまでに出てきましたが。写真を撮って見るより、実際はもっと幻想的です。
藤浪之屋を出たら案内はありませんでしたが、春日大社の境内末社である多賀神社です。
延命長寿の神様だそうで、御祭神は伊弉諾命(いざなぎのみこと)、その昔、大仏殿の再建を託された僧・俊乗坊重源(しゅんじょうぼうちょうげん)が、この神様に寿命をいただいたという伝説が残っています。
このあとは出口に向かいます。左手に本殿を見ながら歩いて行きます。
そしてバスガイドさんは素通りでしたが、昨年の特別参拝で、神職さんが撮影のビュースポットとして紹介された中門・御廊(ちゅうもん・おろう)です。
春日大社の紹介では、必ず使われる写真です。ただ今は工事中で・・残念ですね。
ここを出る前に直会殿の内部を撮りました。
春日祭では、勅使・弁以下の直会の儀式が殿上で行なわれるそうです。
最後の最後、西回廊の釣燈籠です。さすがに、ここは通れないです。
バスガイドさんが紹介されたので、皆さんと言うか一部の人が写真撮られました。
あまり期待してなかった分、私自身のサプライズが大きかったので、喜びも大きかったです。そして予定では、春日大社で、残り一箇所紹介される予定です。雨が降る中、次へと向かいました。つづく。
【春日大社 後殿】
傘を差して参道を歩くと、すぐに本社の入口にあたる楼門の南門(国宝)に着きました。
すごい人出でしょう・・・でも30名はツアー客です。1179年(治承3年)の創建ですが、現在の建物は南北朝時代に再建されたもの。
門を入ると特別参拝受付があって、バスガイドさんが参拝の手続きをしてくれます。
私らは入口で由緒書きを受け取るだけです。昨年の目眩がするほどの猛暑の日、春日大社の神職さんに特別参拝の案内をしていただきました。それ以来ですね。
入ると暫く東回廊を歩きます。回廊に釣り下げられた釣燈籠は、春日大社を象徴するものでしょう。
江戸時代には毎晩全ての燈籠に灯されていたと言います。
ここはあまり期待してなかったんですが、前回では、入れなかった東回廊の外側を進みます。
「いったい何処に行くんだろう」と思いつつ、バスガイドさんに着いていくと・・・。
そこは御蓋山浮雲峰遥拝所でした。
禁足地である御蓋山(みかさやま)の浮雲峰(うきぐものみね)に御鎮座の本宮が有り、ここで参拝します。
現在、春日大社は式年造替の工事中のため本殿は工事用の覆いで囲われています。それで特別に遥拝所を造られたのでしょうか昨年行った時は無かったもので・・・。
多分、ここで参拝できるのは今だけでしょうね。参拝できて良かったです。
再び東回廊に戻って、次ぎに本殿前に進みます。
先ほど書きましたが、春日大社は現在、第60次式年造替の工事中のため通路が狭くなっています。
昨年の9月より工事が始まり、平成27年3月27日執行される本殿の外遷宮に間に合うように現在修築中です。
昨年話題になった、伊勢神宮の式年遷宮と違って、春日大社は式年造替(しきねんぞうたい)と言い20年に一度、本殿以下の諸社殿を建て替えられます。
ここでも二礼二拍一礼で参拝しました。本殿前でバスガイドさんが説明してくれますが、簡単に・・・です。バスガイドさんには申し訳ありませんが、昨年の神職さんは、それはそれは熱心に説明してもらったので、物足りなさはありましたね。
説明を聞いてるとき、本殿から幣殿・舞殿(へいでん・ぶでん)(重要文化財)を撮りました。
また東南隅には林檎の木と林檎の庭が見えています。
詳細は、前回の特別参拝で詳しく書いてるので、今回は割愛します。冬の閑散期で雨も降っているので、参拝者はそんなに多くありません。
それと・・・やっぱり・・・これは紹介されました。直会殿の屋根を突き抜けている槙柏(伊吹ともいう)です。
皆さん驚かれてましたね。私は2度目ですから。
ここはあっさりと見てから次ぎに進みます。その次に案内された所が・・・驚いたものでした。140年振りに開門された後殿の特別参拝です。
明治維新以降、長い間閉ざされていた門です。式年造替を機に特別に開かれました。
この話をバスガイドさんから聞くと、皆さん興味津々です。もちろん私は、それ以上にテンションが上がりました。聞くと写真もOKだそうで、喜んで撮らしてもらいました。
国宝の本殿の後にあたり、お庭もありました。多分、もう二度と見られないでしょうから。感激しました。
次ぎに案内されたのが、万燈籠が再現されている藤浪之屋特別公開です。
今回のツアーで春日大社の参拝だけ、期待してなかったのに、こう特別公開が多かったら嬉しい限りです。
ここが入口です。事前に予習してこなかったので、これから先は分からずに入りました。
中は真っ暗で、燈籠だけが光っています。目が慣れるまでに出てきましたが。写真を撮って見るより、実際はもっと幻想的です。
藤浪之屋を出たら案内はありませんでしたが、春日大社の境内末社である多賀神社です。
延命長寿の神様だそうで、御祭神は伊弉諾命(いざなぎのみこと)、その昔、大仏殿の再建を託された僧・俊乗坊重源(しゅんじょうぼうちょうげん)が、この神様に寿命をいただいたという伝説が残っています。
このあとは出口に向かいます。左手に本殿を見ながら歩いて行きます。
そしてバスガイドさんは素通りでしたが、昨年の特別参拝で、神職さんが撮影のビュースポットとして紹介された中門・御廊(ちゅうもん・おろう)です。
春日大社の紹介では、必ず使われる写真です。ただ今は工事中で・・残念ですね。
ここを出る前に直会殿の内部を撮りました。
春日祭では、勅使・弁以下の直会の儀式が殿上で行なわれるそうです。
最後の最後、西回廊の釣燈籠です。さすがに、ここは通れないです。
バスガイドさんが紹介されたので、皆さんと言うか一部の人が写真撮られました。
あまり期待してなかった分、私自身のサプライズが大きかったので、喜びも大きかったです。そして予定では、春日大社で、残り一箇所紹介される予定です。雨が降る中、次へと向かいました。つづく。
【春日大社 後殿】