創建の姿がまもなく蘇る南都の大寺 世界文化遺産 興福寺へ
元興寺東門を出て、そのまま北上します。そしたら猿沢池が見えて来ます。それを左に見ながら、少し階段を登ると世界文化遺産 興福寺に着きました。
今日の奈良旅行の〆を興福寺にしました。先輩の朱印帳に興福寺を入れてほしかったこともあって、元興寺から歩いて10分足らず、疲れた足を踏ん張ってここまでやって来ました。そんなにきつい登りでもありませんが、登り切って最初に見るのは国宝 五重塔です。
近くで見ると雄大です。高さは東寺の五重塔に次いで2番目で50.1㍍もあります。730年(天平2年)に光明皇后によって創建。現在の塔は、1426年(応永33年)に再建されたもの。
五重塔の内部は非公開のため、そのお隣の国宝 東金堂に入ります。
現在の建物は、1415年(応永22年)に再建されたもの。規模や基壇の高さは創建当時と変わらないそうです。
聖武天皇が前代の天皇であり叔母にあたる元正太上天皇の病気平癒を願って、726年(神亀3年)に建立されたもの。
東金堂の北隣に拝観受付があって、そこで拝観料を納めます。
拝観料は300円でした。ちなみに国宝館と共通は800円で、国宝館だけなら600円です。
今日は東金堂だけです。先輩には申し訳無かったけど、二人とも疲れが出て・・・限界でしたね。拝観受付所から五重塔を捉えました。
内部は撮影禁止です。堂内は薄暗く厳かな雰囲気が漂ってました。
本尊は薬師如来三尊像(重要文化財)を始め、国宝の文殊菩薩坐像、維摩居士坐像、十二神将立像、四天王立像が安置されていました。
私が勘違いをしてたことですが、この東金堂の中に納経所があるものと思ってました。この東金堂の向かいに納経所がありました。先輩は、ここで朱印をゲット。
これで今日の拝観は終了で、これから近鉄奈良駅に戻ります。しかし2年前に訪れた国宝館が良かったので、前の記事と写真をそのまま載せることにしました。
奈良時代から伝わる彫刻・工芸・絵画などの寺宝を展示してある国宝館は、東金堂の北東に位置します。
ここでは、国宝のオンパレードです。やっぱりここでは、国宝・阿修羅観音像でしょう。やっと見ることができた感動を2年たった今も、覚えています。
国宝館は、かつての食堂(じぎどう)跡に1959年(昭和34年)建てられた宝物収蔵庫です。外観は食堂の様式が復元されており、内部には、西金堂の仏像や千手観音像や阿修羅像や十大弟子像など寺宝が保存・展示されています。国宝・重要文化財に指定された珠玉の仏像群は見てて圧巻です。
奈良の世界文化遺産でおきまりの石碑は、登大路沿いにありました。
この日は、東金堂を出て、三条通りに向かったので、ここには来ませんでした。
脱線しましたが、東金堂を出たら先輩は、向かいの納経所で朱印を貰われ、次ぎに三条通りに出るため、境内を西に進みました。その途中に中金堂が現在再建工事中です。
完成まで、残り3年のようですね、待ち遠しいです。下の写真は、納経所にあった完成模型です。かつての姿が蘇る姿を是非見てみたいです。
そのまま進むと前回も訪れた、南円堂が正面に見えます。
1月に行った奈良の旅の前に訪れました。ですから、ここはスルー。猿沢池に向かう階段を下ります。
その階段の途中に案内が出ています。前回はスルーした国宝 三重塔です。
1143年(康治2年)に崇徳天皇の中宮が創建されましたが、焼失し鎌倉時代に再建されました。北円堂とともに興福寺最古の建物です
三重塔から見た南円堂です。内陣は毎年10月17日のみ公開されます。
国宝 北円堂の内陣に入ったことがあるので、南円堂も是非入ってみたいです。
ここから歩いて5分ぐらいで近鉄奈良駅に着きます。そこで東向商店街でお土産を買って帰ることにしました。つづく。
【興福寺 中金堂】
今日の奈良旅行の〆を興福寺にしました。先輩の朱印帳に興福寺を入れてほしかったこともあって、元興寺から歩いて10分足らず、疲れた足を踏ん張ってここまでやって来ました。そんなにきつい登りでもありませんが、登り切って最初に見るのは国宝 五重塔です。
近くで見ると雄大です。高さは東寺の五重塔に次いで2番目で50.1㍍もあります。730年(天平2年)に光明皇后によって創建。現在の塔は、1426年(応永33年)に再建されたもの。
五重塔の内部は非公開のため、そのお隣の国宝 東金堂に入ります。
現在の建物は、1415年(応永22年)に再建されたもの。規模や基壇の高さは創建当時と変わらないそうです。
聖武天皇が前代の天皇であり叔母にあたる元正太上天皇の病気平癒を願って、726年(神亀3年)に建立されたもの。
東金堂の北隣に拝観受付があって、そこで拝観料を納めます。
拝観料は300円でした。ちなみに国宝館と共通は800円で、国宝館だけなら600円です。
今日は東金堂だけです。先輩には申し訳無かったけど、二人とも疲れが出て・・・限界でしたね。拝観受付所から五重塔を捉えました。
内部は撮影禁止です。堂内は薄暗く厳かな雰囲気が漂ってました。
本尊は薬師如来三尊像(重要文化財)を始め、国宝の文殊菩薩坐像、維摩居士坐像、十二神将立像、四天王立像が安置されていました。
私が勘違いをしてたことですが、この東金堂の中に納経所があるものと思ってました。この東金堂の向かいに納経所がありました。先輩は、ここで朱印をゲット。
これで今日の拝観は終了で、これから近鉄奈良駅に戻ります。しかし2年前に訪れた国宝館が良かったので、前の記事と写真をそのまま載せることにしました。
奈良時代から伝わる彫刻・工芸・絵画などの寺宝を展示してある国宝館は、東金堂の北東に位置します。
ここでは、国宝のオンパレードです。やっぱりここでは、国宝・阿修羅観音像でしょう。やっと見ることができた感動を2年たった今も、覚えています。
国宝館は、かつての食堂(じぎどう)跡に1959年(昭和34年)建てられた宝物収蔵庫です。外観は食堂の様式が復元されており、内部には、西金堂の仏像や千手観音像や阿修羅像や十大弟子像など寺宝が保存・展示されています。国宝・重要文化財に指定された珠玉の仏像群は見てて圧巻です。
奈良の世界文化遺産でおきまりの石碑は、登大路沿いにありました。
この日は、東金堂を出て、三条通りに向かったので、ここには来ませんでした。
脱線しましたが、東金堂を出たら先輩は、向かいの納経所で朱印を貰われ、次ぎに三条通りに出るため、境内を西に進みました。その途中に中金堂が現在再建工事中です。
完成まで、残り3年のようですね、待ち遠しいです。下の写真は、納経所にあった完成模型です。かつての姿が蘇る姿を是非見てみたいです。
そのまま進むと前回も訪れた、南円堂が正面に見えます。
1月に行った奈良の旅の前に訪れました。ですから、ここはスルー。猿沢池に向かう階段を下ります。
その階段の途中に案内が出ています。前回はスルーした国宝 三重塔です。
1143年(康治2年)に崇徳天皇の中宮が創建されましたが、焼失し鎌倉時代に再建されました。北円堂とともに興福寺最古の建物です
三重塔から見た南円堂です。内陣は毎年10月17日のみ公開されます。
国宝 北円堂の内陣に入ったことがあるので、南円堂も是非入ってみたいです。
ここから歩いて5分ぐらいで近鉄奈良駅に着きます。そこで東向商店街でお土産を買って帰ることにしました。つづく。
【興福寺 中金堂】