名残の桜を楽しむ 真正極楽寺(真如堂)へ

平安神宮を出て、次ぎに金戒光明寺から真如堂まで行く計画をしてました。しかし、あいにくの雨降りです。しかも本降りで靴も服も濡れてしまいました。そこでタクシーでの移動を選択しましたが、こんな朝早くタクシーが客待ちしてるわけがありません。しかしです。タクシーが平安神宮の前に止まり、それに乗ることができました。本当にラッキーでした。

京都では有名な彌榮タクシーに乗ることができたのは、この日・・・平安神宮で結婚式を挙げられるため、ここまで乗せて来られたそうです。本来は歩いて行ける距離なので嫌な顔をされるかなぁと思いきや、大変気さくな運転手さんで、ワンメータの距離を楽しく話しが弾みました

「真如堂知ってるのは通やなぁ、何処から来られたの」「京都市○○○です」「わし○○駅の○○に住んでんねん」(要するに同じ区域だった訳です)「真如堂の桜知ってるとは・・・歴史好きなんか」で、着いてしまいました。さすがこの道50年だっと思いますが、ベテランさんでした。私は知ってましたが、結構細い道なんですよね。こんな人に京都案内されたら喜ばれるでしょう。

タクシーは赤門前で降ろしてくれました。朝早いけど、桜を見に多くの人が来てるのは想像できました。

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ここには桜の時期に一度来ています。そのイメージがあったんですが、ここで驚愕の事実が分かりました。

それは直ぐに分かりましたが・・・この日は4月5日(日)です。4月2日現在の桜開花状況は確認してます。満開でした。しかし門を入って、石畳みの両側に咲き誇る桜が無いんです。無残にも散ってます。そのため、ここに居るのは私だけです。

せっかく来たのに手ぶらでは帰れません。先ずは赤門前の桜を撮りました。

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ご覧のように、この辺りは桜の花が残ってました。しかし今日の雨降りで花びらが落ちてます。それも綺麗ですが・・・残念です。

そして赤門(総門)をくぐると左手の真如堂塔頭の法輪院の白壁沿いの桜も残ってました。

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雨で散って、咲いてるのを探す花見となりました

次ぎに塔頭の喜運院(きうんいん)に咲く桜です。一本綺麗な枝垂れ桜がありました。

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散った花びらが石畳みに落ち、一面ピンク色に染まっています。

次の元三大師堂2013年月9日に特別鑑賞会で、内部も見せてもらいました。

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ここの桜も散り始めてでしたが、まだまだ綺麗に咲いててくれてました。

ここで本堂前に出ました。本当は本堂前や三重塔辺りの桜が綺麗で有名なんですが、雨の降る中、まだまだ綺麗に咲いている枝を見つけることにしました。

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それにしても皆さん、開花情報をよくご存じです。どうりで境内がガラガラです。

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これが精一杯です。それぐらしいか咲いてる桜はありませんでした。今日の雨で散り始めた桜にダメだししたようです。

そして本堂です。散ったひなビラが綺麗でした。

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今年の桜はは、平年より早く開花し、開花したと思ったら急に気温が上がり満開まですぐになりました。そして満開になると、今度は長雨です。一番の見頃だった週末が雨に降られるとは、今年は巡り合わせが悪かったですね。これも天気次第ですから、仕方ないけど・・・

この先、雨もやみそうにもないので、今日はここまで。ここからバスで帰路に着きました。

【真正極楽寺(真如堂)元三大師堂の桜】



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  • 桜満開の真正極楽寺 (真如堂)へ

    Excerpt: 金戒光明寺の北門を出て真っ直ぐ北に進むと、素晴らしい桜が見えてきました。次の目的地は桜の名所である真正極楽寺 (通称、真如堂)です。 Weblog: 古寺とお城の旅日記Ⅱ racked: 2018-04-07 01:58