名残の桜は 修学院離宮【上離宮編】へ
中離宮から松並木を歩いて行きます。少しだけ登っていますが、気にならない程度でした。そして約7分で、上離宮の御成門に着きました。
ここでガイドさんが鍵を開けられ門を入ります。
すると、苑路は狭く急な階段を上がって行きます。初めて訪れた夏の日に、ここで熱中症の一歩手前になったことを思い出しました。
階段を上がる途中で、デジカメがフリーズして・・・上がりきる頃に治りました。今からこの修学院離宮の大パノラマを見るのに・・・正直焦りました。
なるべく会社ではエレベータを使わず階段を利用してるので、私は一気に上がれました。そしたら眼下に浴龍池が拡がっています。いつ見てもこの大パノラマは息を呑みます。
ここまで登ってくると、ガイドさんは隣雲亭に座ることを勧められます。そして全員が腰を降ろすと案内が始まりました。ちなみに修学院離宮で腰を降ろせるのはここだけです。
御成門からしばらくの間、苑路は視界を閉ざされます。やがて視界がバッと開けるのは隣雲亭に到着した時です。後水尾上皇が仕掛けたトリックでしょうか参観者は、その絶景に誰もが息を飲むでしょう。
私は、座って休憩するより写真を撮る方を選択しました。もう5度目ですからね。
隣雲亭は上離宮の最高所に建ち、飾りの殆どが無い質素な展望が目的の茶亭です。
ここでは休憩はできますが、上がることはできません。北山から西山まで見渡せるので、ゆっくり眺めるのも良いでしょう。
個人で行ってたら暫く休憩するんですが、そこは団体行動・・・ガイドさんが次ぎに行かれると、ゆっくり出来ません。隣雲亭の裏から下に降りますが、その前に山寺形灯籠がありました。
ご覧のように桜の花びらが散っています。1週間から10日ほど遅かったみたいです。
今度は、急な階段を下って行きますが、その途中にあった滝見灯籠です。
滝見・・・そうです、この先に滝が見える石橋があるんです。
その石橋の上から撮った大滝(雄滝)です。那智の滝に見立てた、落差6㍍の見事な滝です。
後水尾上皇は、この滝の前で滝見の宴を催したという。
下に降りると、このような砂利道の苑路を歩いて行きます。
そしたら、宮内庁の参観には珍しい中国風の千歳橋が見えてきます。
中島と万松塢(ばんしょうう)を繋ぐ廊橋で、1824年(文政7年)、光格天皇の御幸のため、幕府が離宮大修理の際に建造されました。
ここで浴龍池が見えました。中島の万松塢はかつて岩盤が露出してたいう。
それが水浴びする龍の背中に見えたので、浴龍池と名付けられたといいます。
ここで楓橋(木橋)を渡って中島に入ります。
簡素な木橋ですが、廻りにはモミジが多く、紅葉は見事らしい。今年こそ抽選当たってくれないかなぁ。
楓橋を渡ると、宝形造りの茶屋「窮邃亭(きゅうすいてい)」に出会います。
内部の見学のため、少し階段を上がります。
振り返ると千歳橋が眼下に見えます。
残念ながら、ここの参観はありません。一度渡ってみたいですね。
上離宮で後水尾上皇時代の唯一の建物である窮邃亭は、18畳の一室のみで鉤形の上段の間に後水尾上皇は座られたんでしょう。
ここからは、三保ケ島(参観コース外)や西浜など上離宮の全方位を展望できるそうです。
中島から土橋を渡る時、そこからは雄大な西浜が望めます。数は多くありませんが、桜もあって満開時は、綺麗だったんですが・・・。
10日程前が見頃だったよですね。ガイドさんに聞きました。
渡り終えた土橋です。この橋桁の上には砂利で覆われています。離宮の風景にあって美しい橋です。
写真を撮ってると、いつのまにか最後尾になってました。最後は皇宮警察官ですが、親切な人で少しずれてくれました。
その土橋を渡って少し進むと、1709年(宝永6年)に仙洞御所に移された茶屋の跡で、石船と呼ばれる水盤が残っています。
そして左手を見ると御舟屋がありました。
そして西浜に出たら案内が始まってました。そこは聞かずに風景を楽しんでました。ここの奥に千歳橋が見えています。
ここは大苅込みと呼ばれる土手に立っています。本当は、上離宮に向かう時に見てたんですが、ガイドさんはあえて紹介されません。それは後程分かります。
ここからも京都市外が綺麗に見渡せます。
今日のガイドさんは紹介されませんでしたが、ダイアナ妃が座られた中島にある腰掛け待合が見えています。
参観コース外のため近くでは見られなのが残念です。
前にも書きましたが、今日のガイドさん歩くのが速いので・・・でも気にしない。目の前の正面に窮邃亭が見えています。
あそこから歩いて来たんですね。修学院離宮は歩く距離が半端じゃなく約3㎞ほど歩くかと思います。
上離宮も終わりに近づきました。その出口付近にある小滝(雌滝)です。
先ほどの大滝に比べると、どれが滝か分からない。文字どおり小滝でした。
ここでこの素晴らしい風景とお別れです。最後に浴龍池を撮ってから出ました。西浜に咲く桜が終わってたのは残念でしたが、これも天気次第・・・仕方ないです。
また、忘れた頃に素晴らしい庭園を見て見たいですね。
上離宮を出て、松並木を通って戻る途中に・・・ここでガイドさんから大苅込みが良く見えるスポットを紹介されました。
写真では見えにくいでしょうけど、綺麗に刈り込まれた土手が見えています。先ほどあそこから写真を撮ってたんです。
これで今日の参観は終わりました。所用時間は1時間15分で、やっぱり歩くのが速かったので、過去より5分早かったです。女房は「あんなに早く歩かれたついて行かれへんわ」とぼやいてました。休憩初に戻ってから少し体を休めてから、ここを出ました。何度来ても修学院離宮は綺麗ですね。次は紅葉・・・抽選に当たればね。
【修学院離宮 上離宮 隣雲亭】
ここでガイドさんが鍵を開けられ門を入ります。
すると、苑路は狭く急な階段を上がって行きます。初めて訪れた夏の日に、ここで熱中症の一歩手前になったことを思い出しました。
階段を上がる途中で、デジカメがフリーズして・・・上がりきる頃に治りました。今からこの修学院離宮の大パノラマを見るのに・・・正直焦りました。
なるべく会社ではエレベータを使わず階段を利用してるので、私は一気に上がれました。そしたら眼下に浴龍池が拡がっています。いつ見てもこの大パノラマは息を呑みます。
ここまで登ってくると、ガイドさんは隣雲亭に座ることを勧められます。そして全員が腰を降ろすと案内が始まりました。ちなみに修学院離宮で腰を降ろせるのはここだけです。
御成門からしばらくの間、苑路は視界を閉ざされます。やがて視界がバッと開けるのは隣雲亭に到着した時です。後水尾上皇が仕掛けたトリックでしょうか参観者は、その絶景に誰もが息を飲むでしょう。
私は、座って休憩するより写真を撮る方を選択しました。もう5度目ですからね。
隣雲亭は上離宮の最高所に建ち、飾りの殆どが無い質素な展望が目的の茶亭です。
ここでは休憩はできますが、上がることはできません。北山から西山まで見渡せるので、ゆっくり眺めるのも良いでしょう。
個人で行ってたら暫く休憩するんですが、そこは団体行動・・・ガイドさんが次ぎに行かれると、ゆっくり出来ません。隣雲亭の裏から下に降りますが、その前に山寺形灯籠がありました。
ご覧のように桜の花びらが散っています。1週間から10日ほど遅かったみたいです。
今度は、急な階段を下って行きますが、その途中にあった滝見灯籠です。
滝見・・・そうです、この先に滝が見える石橋があるんです。
その石橋の上から撮った大滝(雄滝)です。那智の滝に見立てた、落差6㍍の見事な滝です。
後水尾上皇は、この滝の前で滝見の宴を催したという。
下に降りると、このような砂利道の苑路を歩いて行きます。
そしたら、宮内庁の参観には珍しい中国風の千歳橋が見えてきます。
中島と万松塢(ばんしょうう)を繋ぐ廊橋で、1824年(文政7年)、光格天皇の御幸のため、幕府が離宮大修理の際に建造されました。
ここで浴龍池が見えました。中島の万松塢はかつて岩盤が露出してたいう。
それが水浴びする龍の背中に見えたので、浴龍池と名付けられたといいます。
ここで楓橋(木橋)を渡って中島に入ります。
簡素な木橋ですが、廻りにはモミジが多く、紅葉は見事らしい。今年こそ抽選当たってくれないかなぁ。
楓橋を渡ると、宝形造りの茶屋「窮邃亭(きゅうすいてい)」に出会います。
内部の見学のため、少し階段を上がります。
振り返ると千歳橋が眼下に見えます。
残念ながら、ここの参観はありません。一度渡ってみたいですね。
上離宮で後水尾上皇時代の唯一の建物である窮邃亭は、18畳の一室のみで鉤形の上段の間に後水尾上皇は座られたんでしょう。
ここからは、三保ケ島(参観コース外)や西浜など上離宮の全方位を展望できるそうです。
中島から土橋を渡る時、そこからは雄大な西浜が望めます。数は多くありませんが、桜もあって満開時は、綺麗だったんですが・・・。
10日程前が見頃だったよですね。ガイドさんに聞きました。
渡り終えた土橋です。この橋桁の上には砂利で覆われています。離宮の風景にあって美しい橋です。
写真を撮ってると、いつのまにか最後尾になってました。最後は皇宮警察官ですが、親切な人で少しずれてくれました。
その土橋を渡って少し進むと、1709年(宝永6年)に仙洞御所に移された茶屋の跡で、石船と呼ばれる水盤が残っています。
そして左手を見ると御舟屋がありました。
そして西浜に出たら案内が始まってました。そこは聞かずに風景を楽しんでました。ここの奥に千歳橋が見えています。
ここは大苅込みと呼ばれる土手に立っています。本当は、上離宮に向かう時に見てたんですが、ガイドさんはあえて紹介されません。それは後程分かります。
ここからも京都市外が綺麗に見渡せます。
今日のガイドさんは紹介されませんでしたが、ダイアナ妃が座られた中島にある腰掛け待合が見えています。
参観コース外のため近くでは見られなのが残念です。
前にも書きましたが、今日のガイドさん歩くのが速いので・・・でも気にしない。目の前の正面に窮邃亭が見えています。
あそこから歩いて来たんですね。修学院離宮は歩く距離が半端じゃなく約3㎞ほど歩くかと思います。
上離宮も終わりに近づきました。その出口付近にある小滝(雌滝)です。
先ほどの大滝に比べると、どれが滝か分からない。文字どおり小滝でした。
ここでこの素晴らしい風景とお別れです。最後に浴龍池を撮ってから出ました。西浜に咲く桜が終わってたのは残念でしたが、これも天気次第・・・仕方ないです。
また、忘れた頃に素晴らしい庭園を見て見たいですね。
上離宮を出て、松並木を通って戻る途中に・・・ここでガイドさんから大苅込みが良く見えるスポットを紹介されました。
写真では見えにくいでしょうけど、綺麗に刈り込まれた土手が見えています。先ほどあそこから写真を撮ってたんです。
これで今日の参観は終わりました。所用時間は1時間15分で、やっぱり歩くのが速かったので、過去より5分早かったです。女房は「あんなに早く歩かれたついて行かれへんわ」とぼやいてました。休憩初に戻ってから少し体を休めてから、ここを出ました。何度来ても修学院離宮は綺麗ですね。次は紅葉・・・抽選に当たればね。
【修学院離宮 上離宮 隣雲亭】